近況諸々+めっちゃ共感できるはてブ見つけた (original) (raw)

逃げ若2話見ました!毎週このクオリティなんですか!?
ラスト、落ちた鞠から兄弟の回想にいく流れが本当によかった……!
これから出てくるキャラがどう描かれていくのかも楽しみ!!
一番好きなのは頼重殿だけど、他にも好きなキャラたくさんいるので。

『「おりる」思想 無駄にしんどい世の中だから』(飯田朔・著)を読んだ

下記で言及したように、phaさんと飯田さんの対談で知った本。

makatsu-d.hatenadiary.org

第1部は、「言いたいことはなんとなくわかるけど、ちょっとわかりにくいな?」って感じだったけど(バトロワのところは面白かった。深作監督の映画、見てみたいな。)、第2部の朝井リョウ論のところは「それそれ!」って感じで、面白かった。麻布競馬場さんの作品と絡めて論じることもできそうだ。

個人的には、朝井リョウさんと麻布競馬場さんは、すごく傍観できるけど立場としては強者側(がんばって結果を残せる側)という同じカテゴリの人だと、今のところは認識している。苦難に面したとき、生き残れるけど、生き残ったことにテンションが上がるのではなく、「自分は生き残れたけど、そうじゃない人もいるよな」とすごく冷静でいられる人。

最近の流れとして、強者の悩みというのがやや蔑ろにされている、いや、自主規制している気がしていて(それは先週の「虎に翼」にも現れているような…すでに指摘されているけども。)、強者で生き残ってるけど、別にハッピーなわけじゃない、というもやもやをどうするのか、というのがぽこぽこと文学を中心に現れている気配がする。

雑にいえば、SNSでいろんな状況の人が可視化され、把握できるようになったから、「私はいい方なんだな…」と思った時に、自主規制せざるをえなくなるというか。
この先には「めんどくせ~な、近い立場の人とだけ付き合おう!」と閉じてしまう流れがあるような気がするので、あまり良くないと考えたりするんだけど、そもそも必要以上にいろんな状況の人が可視化される今の状況が異常なのかもしれない。
これからどうなっていくのだろうか。麻布競馬場さんは直木賞を取るのだろうか。
(私は、「令和元年の人生ゲーム」は大好き&激萌え小説なので、直木賞をとったら素直に喜ぶとは思う。いろいろとみている感じ、「地雷グリコ」が有力のようだが。→直木賞発表された!!!!地雷グリコでもないやんけ!!!!!)

次に読んでる本

今は「ジャパン・ホラーの現在地」を読み始めたけど、大森時生さんが黒沢清好きだという話していて、「黒沢清の影響がでかすぎる!!」と叫んでいるところ。吉田悠軌さん大好きだから、続きも楽しみ~!
ホラーは私がちまちまと制作するフィクション群にとても影響を与えているものなので、いつかがっつり語りたいな。

あと、図書館で米澤穂信の「可燃物」も借りたので、こちらも楽しみ。ミステリー系読むの久々かも。

あと、めっちゃ共感できるはてなブログみつけた!

わ、わかる~~~~というところが多すぎる……わかる……

nakanoazusa.hatenablog.com

記事全部読んでやるぜ。楽しみ。

shinsho.shueisha.co.jp

yomitai.jp

books.bunshun.jp