つれづれなるままに (original) (raw)
第一番札所 荒陵山 四天王寺
13日の土曜日は、またまた妙なことを始めた旦那様にお付き合い。大阪市内をウロウロしていました
最初のお寺は四天王寺です。車で通りすがりに何度か見たことはあったのですが、入ったのは今回
初めてです。旦那様は子供頃お祖母ちゃんに連れられて、また予備校がこの近くにあったそうで
ここでお昼ご飯を食べたり、時間を潰したりと、馴染みの深い場所だとの事。
さて、私が今回目を引いたのはここ。ちらりと見えるこの池なんですね。ここは通称亀の池と呼ばれて
いるそうなのですが、何故に亀の池というかといえば・・・・・・
池の中にはこんなふうに亀の休憩所が
設えてあって、池には沢山の亀が
放流?されています。
何故ここにこんなに亀がいるのか
不思議に思って、このお寺と亀との
由来を旦那様に尋ねるも、亀池だから
だろ~とか、的を得ない回答が。
ジモティの癖に全くの役立たずです
突っ込んで聞いても
「知らんよ~」と旦那様
「知っとけよ!」と漫才のようなやり取り
しながら先へ進むと・・・・・
なんかそれらしい名前のものを発見
これを見た旦那様、ああそういえば
経木を洗う水場があったよと思い出す
なら由来も思い出したか?と、再度
尋ねるも、そこはやっぱり解らない
らしい。
経木って洗ってどうするの?と別な
質問に「さあ?」とのお返事。
お寺フリークの道はまだまだ遠いようだ
これ以上この人に聞いても埒が明かな
いので、さっさと先へ足を進める。
すると亀の甲羅に似せた小さな池が
下のほうにあって、長い棒を持って経木
を洗っては掬っている方がいました。
そのおばさんに由来の質問をすると
首を傾げて「さあ?」と
たまたまそこに通りかかった住職
さんらしき方に、質問のバトンタッチ。
これで謎は解明か?と期待していると
「ああそれはですね解りません」と笑顔
「謎なんですわ~」と更に付け加える
なんともあっけらかんとしたお答えに
やっぱ関西だわと思った私(笑)
この甲羅型のミニ池は聖徳太子が設置したものだそうで、どうしてそれが亀の甲羅の形なのかは
全くの謎なんだそうです。単に聖徳太子は亀が好きだったのでは?という説もあるそうです。
もともと先ほど亀がたくさんいた池は、蓮池だったそうで、沢山の蓮があったそうです。これは古い
文献でも確認されているので事実だそうです。で何故亀がいるのかという質問には、江戸時代に
このお寺のお坊さんが、この亀の甲羅の水場を改築し、その時に水の吹き出し口に亀の頭を付けた
ことから、亀の甲羅にもお札を貼って、蓮池に放流したのだそうな。それが噂を呼び町民に広がって
沢山の人が亀の放流を行うこととなり、結果、蓮池の蓮は全部亀に食い尽くされ、現在の亀だけの
池となったのだそうです。
由緒ある池に勝手に改築を加えたり、閃きで亀にお札を貼って放流したり、やっぱりここらは関西の
お坊さんだな~と妙な感心をしてしまいました。
現在は表立って亀の甲羅の放流はしていませんが、申し出ればやってくれるとの事。
亀だけに願い事を書いて放流すれば、万年効果が持続するとか???
ちょっとやってみたい気に捉われた欲深妻でありました(笑)
助けた亀はここで放すのが賢明だったんですね~、もっと前に知っておけば・・・・
帰りがけこんなものを見つけ眺めていると、旦那様がそれを回す様に強く勧める
で、さっと回しながら文章を読むと・・・・・以下の様な事が
「転法輪」
法輪は、お釈迦様の教えが他に転じて伝わるのを輪にたとえたもので、仏教の象徴です。
合掌し「自浄其意」「じじょうごい」(心が清浄となりますように)と唱えて軽く右にお回し下さい。
すまぬ旦那様、貴方の意に反してワタクシ右ではなく左に回してしまいました。それも相当勢い良く。
慌てて右にも申し訳程度回しておきましたが、どうも左の回数の方が多いようで・・・・・
今年も鬼嫁で我慢してたもれ!(笑)
↓ 続きます
本当はお正月の間に三田牛を使ってする予定だった石焼ビビンバ。
やっと昨日作成しました。
妹が豆もやしをあまり好まないので、豆もやし抜きの石焼ビビンバです。やっぱあったほうが私は
好きかもな~。おこげがとっても美味しく出来ました、実際美味しかった♥
でも、お腹が一杯だ~とか騒ぎながら、誰も残さずしっかり最後まで・・・♪
by mamicha2 | 2007-01-16 17:23 | 新西国霊場巡り |Comments(10)
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