桜が咲いてることに期待して、新西国霊場巡りツアー(客番 安岡寺 14番 神峯山寺) (original) (raw)

桜が咲いてることに期待して、新西国霊場巡りツアー(客番 安岡寺 14番 神峯山寺)

土曜日は仕事で潰れてしまったので、日曜はお寺巡りを絶対にする!とだけ言い残し、行き先は
私任せでさっさと寝てしまった旦那様。さてどこへ行こうかあれこれ思案。
和歌山方面も考えたけど、あまり遠出は月曜に疲れを残すだけになりそうなので、近場のみ4箇所
巡ることに決定。

まず最初は、客番札所 南山高槻観音 安岡寺(なんざんたかつきかんのん あんこうじ)
お寺の境内の写真。桜の木が5本程度ですが、境内全体を彩るように植えられていて、満開の時には、さぞや綺麗だろうと思わせる佇まいです。鐘撞堂や本堂の色合いと薄いピンク色がマッチしています。
この新西国巡りになってから思うことは、どこのお寺さんも素朴で良い感じ。お寺さんというのは
本来こうあるべきというような、静かでのどかな雰囲気です。最初に回ったのが全部こういうお寺さん
なら、西国巡りにももっと親しみが持てた気がするんですけどね~。

桜の枝先のアップ画像。ほんのりピンク色の桜の花が艶やかに咲き誇っています。つぼみの濃いピンクと白が強い花びらと綺麗なコントラストを見せています。

同じく桜の花びらのアップ画像。後ろが緑のコケに覆われた幹を背景にしているために、薄いピンク色の花が浮かび上がって見えます。桜は本当に綺麗な花ですね。
こちらで花見気分はしっかり味わって・・・・。桜の花の可憐さ以外、何も必要は無いですね。
誰もいない境内で、桜を独り占めした気分♪

花見を終えて次に向かったのは、第十四番札所 根本山 神峯山寺(こんぽんざん かぶさんじ)

小さな箱型の小屋。間に合わせで建てたような売店ですが、前に並べてあるテーブルや椅子には、座布団が敷かれていたり、テーブルクロスが置いてあったりと、細やかな配慮がされてります。 朝ごはんも食べずに出発した私は
何は無くとも朝ごはん!
お寺さんへの参拝よりまずは腹ごしらえ
途中コンビニに寄ってとか考えていたら
次のお寺さんに到着してしまって、困惑
していたら、見つけました!売店♪

メニューを見たらうどんがあったので
早速注文。

白いテーブルと椅子、周りはうっそうとした木立。まさに森林浴の真っ只中の憩いの場という感じです。 近くにポンポン山なるものがあって
人気のハイキングコースになって
いるようです。なので朝からちゃんと
お店も営業してるんですね~

小さな売店におばちゃんが一人。
でもハイカーさんには憩いの場になって
いるようです。
うどんを待って、椅子に座っていると
後から後からハイカーさんがやって
来ます。
参拝客はチラホラなんですけどね。
山の中だけあって、空気は爽やか
しっかり森林浴気分を満喫です。

ラッキー君も、何か食べ物にあり付ける
雰囲気と思ってるらしく、目線は売店の
おばちゃんから逸らしません。
さすが、食い意地犬!

丸い黒いお盆に乗ったうどんの塗りの器と湯飲み茶碗。割り箸の箸置きには、木の葉が使われ、心憎い演出です。うどんの上にはたっぷりのとろろ昆布が乗っていて、湯気が立ち上っています。 山のヒンヤリした空気もこのうどんで
爽快に感じました♪
いや~、こういう場所でお腹がペコペコ
状態で食べるうどんって、最高です!
とろろ昆布がうどんに絡んで、実に
美味しい朝ごはんを堪能!
途中にコンビニが無くて良かったと
思った瞬間。

本堂とその前の灯明塔。俗っぽい派手やかさの無い、落ち着いた佇まいです。右隣の写真は本堂の入り口。古い建物なのが見て取れます。 本堂入り口から屋根の部分を見上げた一枚。
食事が済んだら、ちゃんと参拝もしましたよ。なんせ我が家のワンコは、全お寺制覇してますからね。
とっても信心深いワンコなんです。

納経所の前に咲いていた紫色の小さな花。水仙の仲間でしょうか可愛い花でした。 さてここで上記ポンポン山の補足です。
ポンポン山は正しくは加茂勢山という
のですが、標高679メートルの山頂へ
近づくにつれ、足音がポンポンと響くこと
から、通称ポンポン山と呼ばれているの
だそうです。京都市の西端に当りますが
ハイキングコースがいくつかあって
この神峰山寺の側に登山道の入り口が
あるのです。ちなみにうちの旦那様は
若い頃このポンポン山に登ったことが
あるそうです。さて、誰とでしょうね~♪

石の柱と柱の間に太いロープが渡してあり、妙な枯れ草がぶら下げられています。 参道の途中に、道の両側に石柱が
立てられいて、これに竿を渡しこの竿に
シキミを結びつけた「勧請掛」かんじょう
がけと呼ばれるものがあります。

これはもともと聖地との境界を表したも
のらしいのですが、大阪・堂島の米商人
たちは、この縄の垂れ具合をみて、
月ごとの米の相場を占ったといいます

吊り下げられているシキミのアップ画像。竹と縄で妙なオブジェ風になったものが幾つか吊り下げられています。シキミは枯れて茶色になっています。 これがシキミのアップ画像
魔除けの境界のためのものだった
呪いも、関西の商人魂からすれば
単なる占いの道具となってしまった
のでしょうね~
意味不明な魔除けより、今日、明日の
相場を知ることの方が大切・・・・
確かに、一理有りますね(笑)

これを見たとき、妙に不気味で、帰って
なんだか調べてみようととか思った私。
大阪人の商魂の逞しさにちょっと感激?
いや、納得。
またひとつお勉強になりました♪

参道の脇の竹林、林というほど大げさなものでもありませんが、竹の葉が日の光にきらめいて、日本は美しい国だな~とじみじみ思える一枚。

すっと真っ直ぐに伸びた竹。その直線の美しさを一層際立てるかのような、竹の葉。臼曇の日でしたがそれでも光に透ける竹の葉が実に美しいです。緑の協奏曲ですね。
参道へ続く道はこんな竹林があって、なんとも爽やかな登り道でした。
ハイキングのコースで人気があるのも頷けますね。

この後2箇所お寺さんめぐりをしたのですが、続きはまた明日。
え!?まさか?なんてお話もありますので、お楽しみに!!

↓ ご飯はないけど、続きます!

夙川公園の川沿いの道路は、桜のトンネルが出来上がります。まだちょっと時期が早めのようで、トンネルは華やかさに欠けていますが、それでも交通整理のおまわりさんが出動で頑張ってました。 昨日のお出かけの帰り、夙川公園を
偵察。
ここは桜の名所100選に選ばれている
お花見の有名どころです。
車でさーっと通っただけですが、まだ
満開には程遠く・・・・・・
一部綺麗に咲いている木もありましたが
やっぱり今週末辺りがベスト?
そうはいっても、気の早い花見客で
ごった返しておりましたけどね。

これから出向こうと考えておられる方は
この下の写真を参考にして下さいね

日当たりの差なのか、満開に近い状態の桜の木もまばらに存在し、これなら花見も十分楽しめると思われる、そんな満開の桜の木のひとつ。
一部、満開に近い桜の木も・・・・・・。

川沿いにはずらりと屋台が並んで、ちょっとしたお祭り模様です。まだつぼみ状態の木も沢山あって、これからが楽しみな風景。
全く花をつけていない木もあったりで、これから時間差で楽しめそうですね。
私は桜は散り際が好きなので、一番最後にワンコを連れて散歩にでも行こうかな・・・?

※ふと思い立って、このブログを開始したときの記事を読んでみた。
そしたら・・・・夙川公園の花見偵察だった(笑)
全く成長してないなと思われた内容。
皆様の温かいコメントのお陰で、こうして二年も続けることが出来ました。三年目突入!
パワーアップで頑張ります!と言いたいところだけど、たぶん成長は見込めないなと思いつつ
これからも、どうぞ宜しくお願いします!

by mamicha2 | 2007-04-02 20:59 | 新西国霊場巡り |Comments(21)

ファン申請