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2007年 05月 24日 なが～～い、マンダラのキモチ 前編 皆様、その後いかがお過ごしですか？たくさんのコメント、メールを本当にどうもありがとうございます。皆様の励まし、お気遣い、アドバイス、しっかりと心に受け止め、今後の糧にしていきたいと思います。時間は少しかかるかもしれませんが、必ず返信いたしますので、しばらくお待ち頂ければありがたいです。まず、自分のメールアカウント始まって以来のメールの数量に驚きました。メールを見て、今回の事の重大さに改めて心が痛くなりました。本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです・・・。ごめんなさい。ここでは、Q&A方式でもう少し詳しい話を説明をしたいと思います。Q：「効能をうたわなければいいのでは？」A：実は、曼荼羅石鹸房では効能をうたっていたつもりではありませんでした。しかし、使用しているハーブや精油の効能を書くことで、それがいかにも石鹸の効能のように思えてしまう＝「顧客の購入意欲をかきたてる意図」がある、として見られてしまうようです。例えば、「レモングラス石鹸」があるとしましょう。レモングラスのハーブがどういうものかわからなければ、使いたいとは思わないですよね。売る側はそのレモングラスの説明を少し書きます。そうして買う側は納得して選べますよね。説明と効能の境界線って難しいですよね。肉体的な影響がありそうな表現（＝医薬的効能にきこえるもの）は、まずアウトだということです。Q：「存続する方法もあるのでは？」A：保健所から電話が来てから、私もネットなどで調べてみて、私以外にも同じように手作り石鹸のネットショップをしていて、保健所から通達が来た方も何人かいらっしゃり、広告表現を変えて石鹸屋を続行している方がいると知りました。それらの前例もあるので、私は「大丈夫だろう。」と思っていました。石鹸業を続けていく方法や行政的アドバイスを聞けるかと少し期待していた部分もあったのです。効能をうたっていなくても、滋賀県では「石鹸を作って売ること」自体が、すでに化粧品製造業の許可がなくてはいけないことを聞きました。だから営業存続は少し難しい話なのです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「マンダラのキモチ・・・」私も販売を辞めたくはなかったですし、この方法はどうか、あの方法はどうか、と保健所の方に聞いてはみました。例えば、「『家庭用雑貨＝洗剤』としての販売であってもだめなのか？」「浴用での使用は自己責任において行ってもらえば大丈夫なのではないか？」ということです。しかし、「どこからどう見てもそうは見えない」「雑貨としての発売でも目的は浴用であることが見える」「身体に使って、もしも何かが起こったら・・・」という意見を頂きました。「表記を変更するのであれば、売ってくれてもいいです。」とは、言ってはくれませんでした。他の県ではOKでも、ここでは無理なようです。柔らかい言い方ではありましたが、「もう、やめてね。」的な感じといいますか。滋賀県では前例もなかったようです。今現在のやり方で続けていこうと思うと、法が変わらなければ無理なようです。そうなるには、自分が法律を変える立場にならなければなりません。そんな労力は、・・・ないです（笑）。法を犯して、ごり押ししてまで続ければ、すぐに無理がたたってくるでしょう。だから、そこまではできません。化粧品製造業や販売業の認可を取ってやるか、もう辞めるかの、ふたつにひとつしか選択がありませんでした。今まで買ってくれていたお客様もいるし、近々買おうと思っていたお客様もいるので、辞める告知など猶予期間を設けることができないのかと聞きましたが、「わかった時点で辞めてください。」と保健所の方に言われました。突然ストップさせた訳には、こういう経緯がありました。本当に、本当にごめんなさい。保健所からの帰り道、お客様からの喜びのコメントや、お客様とのやりとりを思い出したりすると、だんだんと申し訳ない思いが迫ってきて、本当に胸が詰まりそうでした。 後編に続く by mandalasoap | 2007-05-24 15:07 |
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