万葉集遊楽 (original) (raw)

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万葉集その千二十(藤袴)

藤袴

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藤袴と鯉

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藤袴と彼岸花

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藤袴と蝶

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同上

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万葉集その千二十 ( 藤袴 )

8 1537 山上憶良

おみなえし また 藤袴 ( ふじばかま ) 朝顔の花 」

万葉集の藤袴はこの1首のみ。

藤袴はその形が袴に似ているのでその名があるとされ、

秋、茎の先に藤色の筒状の花を多数つけます。

もともとは中国原産とされ、山上憶良が遣唐使に派遣されていた時に

目にしたものと思われます。

生渇きの葉は芳しい香りがするので、身に付けたり、

入浴や洗髪に用いられていました。

現在は自生はほとんど見られず、栽培種が主体となっています。

地味な花ですが、よく見ると趣があり、その匂いに魅かれて

蝶々が群れているのを、よく見かけます。

「秋風にほころびぬらし藤袴

つづりさせてふ きりぎりす鳴く」

在原棟梁 古今和歌集

(秋風に吹かれて藤袴がほころびたらしい。

「つづりさせ つづりさせ(繕わせろ、繕わせろ)

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by uqrx74fd | 2024-09-28 08:12 | 植物

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