2024年ミュージカルロミオアンドジュリエット感想ノート(1,最推しがロミオになった&1幕の各曲感想) (original) (raw)
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2024年5月16日、最推しである小関裕太くんがロミオになりました。
前回2021年のロミオは甲斐翔真くんだったので、事務所でも先輩で、年上の最推しはもうキャスティングされないかと思っていたけど、オーディションを、受けてくれたと。そんな、私に都合のいいことってある・・・?
2017年に本バージョンのロミジュリ初めて見た時から、「いつか小関裕太のロミオがみたい」と思っていました。2019年に初めて地方まで通った時には毎公演アンケートに「小関裕太くん(と木村達成くん)にロミオやって欲しい」と書いてたので、決まったときは信じられなくて、嬉しくて、手の震えが止まりませんでした。解禁タイミングが私がちょうどルパンの東京楽に行く前だったのですが、正直公演中もずっと気が気じゃなくて、休憩中のお姉さま方がロミジュリの話してるのを耳をそばだてて聞いてしまったくらいです。帰り道に古川雄大オタクのフォロワーに「おめでとうございます!!」と言われたのを私は忘れません。ありがとうございました・・・生きてここまで来れて本当によかった。
信じられな過ぎて公演始まるまでずっとこんな感じでした。
小関裕太くんがロミオやるって本当ですか!?!?!?!?!?!?(n回目)
— まりあさ (@AmuMariasa) 2024年5月3日
公演中もこんな幸せなことはない!と毎日感謝しながら通ってました。本当にありがとうございました。4人目の推しのロミオ、爆誕です。*1
あまりに思い入れが強くて、私の感想ノート(アナログ)が大変なことになりましたので、ブログにも残しとこうと思います!
前にもやったけど曲の感想とキャストの感想をざっと分けて書きます。n2nの時にやったやつですね!ロルバーンみっちり17ページ分、こっちにも書いていきます。
こちらの記事では1幕の感想のみ記載しています。
2幕はこちらです!
mariasashowmustgoon.hatenablog.com
- M1, ヴェローナ
- M2, 憎しみ
- M3, いつか
- M4, 結婚の申し込み
- M5, ティボルト
- M6, 結婚のすすめ
- M7, 涙の谷
- M8, 結婚だけは
- M9, 世界の王ブリッジ
- M10, 世界の王
- M11, マブの女王
- M12, 僕は怖い
- M13, 天使の歌が聞こえる
- M14, 本当の俺じゃない
- M15, バルコニー
- M16, 愛の為に
- M17, 綺麗は汚い
- M18, あの子はあなたを愛している
- M19, エメ
※注意:本ブログは2017年から2024年のロミジュリを観劇し、2019年以降は毎回推しがロミオをやっていたせいで浴びるようにロミジュリを見てきたオタクの、偏った好みによる感想です。見れていない部分も多いです。また各キャラクターについてはWキャストの場合、通称っぽいものを記載しますが、注釈ではなくキャスト感想の方に私が使っていた通称を書いておこうと思います。
M1, ヴェローナ
大楽のボルテージがめちゃくちゃ高くて、これこれこれ・・・!となりました。声の圧や床の鳴る音に圧倒されるのが本当に大好きで、特に初日楽のボルテージが上がったタイミングでのモンタギューとキャピュレットの怒号や叫び声が最高に上がります。大楽は前方席だったので、体にズシンと響き渡るダンスがたまらなかった・・・
このシーンでのベンヴォーリオが梯子から降りてくるとき、りょがベンは仲間と一緒に笑いながら出てきて、ヴォリよしはクール風に出てきてました。キャラ全然違う!
ここでキャピュレットの旗振ってるダンサーさん好きでしたね、あと水ティボが指クイでマキュを挑発するのを見てときめいてました。
M2, 憎しみ
毎回モンタの2人ばっかり見ててすみません!これは毎年そうなので許してほしい。今回はマキュ2人ともナイフ1本だけでした。あと自分スローのときのマキュの体幹でにっこりしてました。自分スロー大好き。
大楽でやっと上手側見る余裕が出たんですが、水ティボがキャピュレット夫人を翻弄してる仕草をしてて、み、水ティボ~~~!!!
この後のヴぉリよしの「しつけが!いいから!」の言い方と電話かけてる時の謎ダンス好きでした。*2
初日はこのあとの「いつか」のことばかり考えていてドキドキが止まりませんでしたね…
M3, いつか
初日は本当に息が止まってて、連番フォロワーに「すごい大きい溜息出てたよ」って言われてびっくりしました。息できなかったみたいです。私は一生、あの日の新国立中劇場の通路で、青白いスポットライトを浴びて振り返る小関ロミオを拝めたことを忘れません。
大楽は下手前方だったので、階段で右手を見つめる小関ロミオを堪能してました。素晴らしすぎた。
「女たちは僕のことを追いかけてくる、何もしなくても」の説得力。そして「遊びならば何人かと付き合ったけれどむなしいだけ」も納得感ある。小関ロミオは絶対に今までも「告白されたので一応」みたいな感じで付き合って、好きがわからなそう。公演序盤は割とにこやかな感じを残していたり、恋に恋するウキウキがあるイメージでセットの上に上がっていったりしていたけど、後半はずっとどこか遠くを見ていてアンニュイだった。
くるロミは遊びで付き合ってなさそう。ちゃんとその時は「好き」って思っていそう、それでも「ちょっと違うかもしれない、ごめんなさい」ってしっかり謝って別れてそう。置き去りにしなそう。
というわけでロミオしか見ておらずジュリエットのこと全然見てなくてすみません!!2人とも序盤から安心して見れる歌唱力でした。さくジュリの第一声は正直びっくりしました、私のさくちゃんのイメージが、デスミュのミサミサだったので・・・
M4, 結婚の申し込み
雷太パリス、面白お兄さん過ぎる。動きがあんなにうるさいパリス見たことなくて最高だった。あともうずっとお気に入りになってしまったりいこちゃん(キャピュレットダンサーの金髪赤グラデの子)を見てました。
大楽が水ティボ堪能ポジだったので見てたんですが、ずっと辛そうにキャピュレット卿に声かけようとしててしんどかった。ぽっと出の男に金があるってだけでジュリエット取られそうなんだもんな・・・
M5, ティボルト
私やっぱり水ティボめっちゃ好きでした。キャピュレットに囚われ、自分を殺して生きてきた男・・・本当は争いなんてしたくないし、ジュリエットを守りたい一心なのに、ティボルトとして生まれてきてしまったことが呪いになっている、ということが明確に感じられて切なかったです。
M6, 結婚のすすめ
プリティーラブリー乳母!「これ以上ない良縁です」でダンスするの本当キュートだった。「若くてきれいなうちに結婚」のときにジュリエットのほっぺぷに~ってするのかわいかったです。ジュリエット2人ともその余韻ですこしぷくってしてる顔があざとくて良いです。
M7, 涙の谷
私本当に涙の谷に弱い。今回のキャピュレット夫人、しっかりジュリエットのことを思っているタイプでした。娘の幸せをちゃんと願っている感じがしました。涙の谷のときもつらそうな表情で・・・
今まではティボルトがジュリエットのことを好きと聞いたから当てつけ、みたいな感じで思ってしまっていたところがあったんだけど、今回は全然違う。ジュリエットのための教訓です。やっていることも言っていることもひどいけれど、そう思えたのは彩吹さんのおかげです。
M8, 結婚だけは
この曲なぜかとても好きで、公演なくても私はなぜかよく歌ってしまう・・・
毎回「尼寺へ行くわ、そのほうがマシよ」で強さが出るタイプのジュリエットが好きになりがちです。さくジュリちゃんがそのタイプでしたね。さくジュリは「生まれたその日から16年間親には一度も逆らったことない」はダウトだろ!!と思いながら見てました。お転婆でしょ絶対!いろジュリはちゃんと逆らったことなさそうでした。もはやあまり外にも出してもらってなさそう。家の前のお花畑が遊び場って感じ。
M9, 世界の王ブリッジ
(パンフ見ながら書いて、↑そういうんだ~~と初めて知りました)
初日にヒューマンビートボックス聞いて「もしかして雷太?!」と思ったらやっぱり雷太でした。すごい。さすがの人材、使ってくれてありがとう。各楽日、必ずモンタ(ドラゴン)ポーズでのリレーダンスしてたのが良かったです!
M10, 世界の王
まじでこせロミってこせロミ。置き去りのくだりもAEDのくだりも、普段わっちゃわちゃしてる時の小関だし、ほんと、好きすぎる。
そして世界の王も、ハンサムライブの小関裕太・・・もう最高すぎる。お前こそが世界の王(BGM:あいつこそがテニスの王子様)
人を巻き込んでいく雰囲気とか、後ろでいろんな人にハイタッチしながら移動していくのも、身軽に動いたりフェイクが自由だったり、もう本当に大好きな小関ロミオ・・・愛してるぜ小関ロミオ・・・(BGM:お前はプリンス)
世界の王みてるだけでも小関裕太ロミオ過ぎる・・・と思えました。前楽でいつもより余計にターン多めに入れてたのもかわいかったんだけどなんで円盤に残んないんですかね?!
ヴォリよしが盗塁するのはちゃんと毎回見てました!あとくるロミはベンと毎回遊んでるのがかわいかったです。
M11, マブの女王
あさマキュ歌うっ、、、ま、、、になってびっくりしました。後半公演は「わからないさぁ~~~↑」でちょっとシャウト気味になるのすごくよかったです。ささマキュは出席確認してるのかと思うほど客席のぞき込んで笑ってる。
ただ、まぁ、すみません正直な話をします!ここほぼロミオ見てます。毎回ベンに携帯奪われてて、そんなんだからマントヴァでも同じ目に合うんだよ?!と思ってました。注意して!
あとここのくるロミマジで超真面目。「僕はそんな遊びはしない」の言い方がちょっと怒ってるレベル。生徒会長みたいなロミオ・・・!ってびっくりしました。こせロミは「いやいや・・・いやいやいや・・・」ってずっと言ってるイメージ。笑
M12, 僕は怖い
ア゛~~~~~~…最っ高。
小関みたいなダンスがバチバチにできるタイプのロミオ、沼過ぎる。演技とダンスの融合が素晴らしすぎる。死とのつながりをしっかり感じることのできる「僕は怖い」とても良い。
最初のうちはラストでひっくり返ることもあったけど、最後はちゃんとやり切ってた!死に操られている、抗っているときがしっかり体で表現されていた。初日に死に後ろから引っ張られるような振りでの胸のアイソレうますぎて幕間その話ばっかりしてた。
そしてこれは衣装さんに感謝なんだけど、ターンの時にコートの裾がひらっとするのが、良い。
あと、りょがくんがインスタストーリーに、ベン2人がギター弾いて、それにあわせて小関が歌って、それをあさひくんがグミ食べながらスマホで動画撮っている、という動画が上がってからというもの、「君が爪弾くギターの音色」の部分でそれを思い出してつらくなってたりしました。あまりに楽しそうな青春の一場面だったので、そこから死の匂いを感じ取ってしまうロミオの恐怖が、つらい。
くるロミは、低音の僕は怖い。すごく歌うまい。あと、動きがすごく自然な感じだなと思いました。死と共存しているような印象。
M13, 天使の歌が聞こえる
舞踏会でベンマキュが女の子と踊るの好きすぎる。ベンの相手の子がベンに一目ぼれしちゃってるのがめちゃくちゃかわいくて良い!マキュの相手がりいこちゃんなので最初のうちはそっちばかり見てたんですが、それを知ってからずっとベンの方見てました。本当にかわいいので円盤でみんなに見てほしい。こせロミはジュリエットのことめっちゃ笑顔で出迎えてるのが面白いです。
そして天使の歌・・・きらっきら。キスし損ねた後の「やっちゃった!!」からの「やっぱり好きだ!」の顔、メロメロです。小関裕太、さすがにキスシーンがうまい。歴戦の猛者って感じする。
M14, 本当の俺じゃない
ナイフ・・・初日「ナイフ床に刺した!?!」と、めちゃびっくりしました。刺す範囲決まってる(バミリがある)のも面白かった。初っ端変な感想ですみません。
水ティボが「囚われのプリンセス助け出す」って上手側見るのがすごくよかった。この曲の水ティボ、ロミオになれなかった男だなあと思ってしまって辛かったです。
もつティボは目がうろうろするのが「自分の居場所はここじゃない」感があってよかった。
M15, バルコニー
下手側すごい走ってくるこせロミ。ちょうど大楽で「あの光は!あそこにいるのはジュリエット!」がほぼゼロずれで、逆に全く見えなかったという悲しい思い出・・・
ジュリエットからの言葉に一喜一憂して「自分の心に嘘はつけない!」とでもいうように(一度頭の中でセリフ付けてしまってからずっとそれにしか見えなくなってしまっていました)でバルコニーに上がっていくの好きだった。あんなに「恋の翼に乗ってすべて乗り越えた」が似合う人おるんか?メロメロになってしまう・・・
刈谷からは鉄骨殴って手を痛めるっていう演出が追加になったんだけど、平気そうなふりしてジュリエットに笑いかける→痛い顔をするの流れがかわいかったです。
あとマジで、皆言ってたけど、バラを咥えるの、やばすぎる。小関ロミオだからできる。「おやすみ」のときにジュリエットに手でおいで?ってやってからキスするのも、降りてからの華麗な投げキスも、メロで窒息しそう。
やっぱりなんか・・・慣れてるよねこせロミ、女の子をメロメロにする術を身に着けてる。くるロミはずっと恋に純粋に向き合ってて自然体で、真面目な子ほど盲目になっちゃうよね、という印象だった。
ジュリエットたちは、いろジュリちゃんはずっと「キャ~~~♡」って感じで若くてプリティ、さくジュリちゃんはもっと感情しっかり出していってた印象。
M16, 愛の為に
(↑愛ゆえにじゃないんだ、ずっと愛ゆえにって呼んでた)
(大楽でセリフ飛ばすこせロミ、バレリアンって言われたのに大麻でしょ!?って言ってびっくりしちゃったけど、まあ大丈夫です!)
浮かれ~~~!って感じでやってきたけど、相手の名前を聞かれて答える「ジュリエット」からすごく真剣な表情になるのが良かった。津田さんの受け方すごく好きでした。「争いに終止符を打つ」での表情とか・・・くるロミが神父様持ち上げたときはさすがに笑っちゃった、たくましいのね。
こせロミの捌け方もルンルンの顔しててかわいい、ここのロミオ達2人とも可愛いです。
M17, 綺麗は汚い
UFO日替わりないのがさみしい。(2019年が楽しかった人)
ここ、ささマキュがいい人過ぎる。優しい男過ぎる。あさマキュは仲いい人になついてる印象。りょがベンがもうずっとにこにこで楽しそう。ヴォリよし、サタデーナイトフィーバー。
今期から客席降りでダンサーさんたちが通路で踊ってくれるのが戻ってうれしかった~!なんだかんだ通路近い席多かった気がするので毎回楽しめました。
「ここだよ!」でロミオが出てくるのが中央からになって、いろんな人に「あのおばさん・・・」みたいに言われながら「ああ、ちょっと聞いてみるよ!」って言ってから乳母に声かけに行くこせロミ好きでした。あと毎回「そのおばさんとデートか?」のあとの「あぁ、Ciao♡」にやられてた。ウィンクとか投げキスとか、いちいちかっこつけててよかったです。
こせロミは「見た目通りたくましいのね」で、くるロミは「見かけによらずたくましいのね」だったんだけど、個人的にはこせロミの方がひょろい印象があったのでなんでぇ・・・?って思ってた。
M18, あの子はあなたを愛している
乳母ソロ、毎回泣きそうになってた。りえさんミックスボイスでラストまで行くの本当にすごかったなぁ。そのあとの「いったぁい!足が棒のようですぅえ~んえん」とか「彼ってどの彼?イケメンがたくさんいてモテちゃって!」とかのお茶目な感じと「ウェディングドレス着てもらえないわね」のところでのうれしいと悲しいの狭間での言葉とかのバランス感覚って結構難しいのかなと思うんだけど、本当にずっとジュリエットの良い母であり友達なんだなあと思える乳母だったなぁと思います。
M19, エメ
ここ、エメ、ジュリエットを迎えるこせロミの表情、本当によすぎて、配信で何度見返したことか・・・あんなに幸せいっぱいな顔で見つめられてときめかない人なんかおらんやろ。幸せがあふれまくっていた。この瞬間が続けばいいのにね・・・
一回上手で見たとき、キスシーンでちょうど2人のお顔が見えて、あまりに「絵画」で「ファンタジー」で「ディズニープリンス&プリンセス」過ぎて鳥肌立った。美・・・RJ終わるな・・・って思ってしまうシーン。
さくジュリは前楽と大楽で泣きそうになってて、それに対して笑顔があふれるこせロミで、グッときました。
懺悔なんですが、私ほぼ周りのモンタ、キャピュ、死、見れてない。今まで以上に見れてない。本当にすみませんでした。
次の2幕感想に続きます。