ミタゾノからの、天城越え (original) (raw)
今日の「家政夫のミタゾノ」は、攻めてましたね……。
資格獲得のために**アメリカ留学に旅立った元銀行マンの婚約者、が、資格試験には不合格、帰国するもロン毛になって顔まで変わって**。
「こんな男にはうちの娘はやらん!」と激怒する父親。
それでも「私が彼を支えます! 私が働きます!」と彼との結婚にこだわる箱入り娘。
それに応えるように、「僕は●●さんのことを愛してます!」
だが、しかし。彼の借金問題が浮上、挙げ句の果てには学生時代の**パリピ写真**まで発掘されて……。
さらにさらに、「私はこんな窮屈なところ(村)から出たかっただけ! だから、結婚をして出て行きたいの!」と本音をぶちまける娘。
誰が見ても、駆け落ち婚した、ニューヨーク在住の例のやんごとなき夫妻のことですやんw
いやいやいや。
半世紀以上生きてますが、ここまで皇室がネタにされたことってあります?
実は私、「KK事変のこと、小説にする気はありませんか?」とリクエストされたことあったんですよ。
「いや……さすがにそれは……命が惜しいですし……」と断った私ですが、そうか、もうそんな時代ではないのですね。だって、令和だもん!
おかしなことはおかしいと胸張って言わなくちゃ!
よっしゃ!
短編でもいいから、私も勇気を持っていつかは書いてみるか!
例のカップルをモチーフにした「ジュンアイ」を。
因みに、ニューヨーク夫妻の他にも、メダルかじり事件、オリンピック開閉会式ごたごた騒動、**ユッキーナタピオカ事件**まで盛り込んだ、とんでもなく盛りだくさんな回でした。
再放送っていっても、もうかなり昔の作品です。昭和53年?
それでも、いまだに色褪せない傑作。
子供の頃に見た時もしみじみしてしまいましたが、還暦を3年後に控えるこの歳になって改めて見ると、まあ、色々と深すぎて、深夜だというのに号泣。
そして、**宇野重吉**の無言の演技が素敵すぎました。
小さい頃はおじいちゃんにしか見えなかったのですが、今見ると、とても色気のある素晴らしい俳優さんです。