旧鹿島鉄道「かしてつバス」BRTに輪行! (original) (raw)
潮来駅から霞ケ浦左岸を進み、念願の「カスイチ」を達成しました。
脚の調子がこのところイマイチなので、
この地点から霞ケ浦から離れる鹿島鉄道跡に沿って少し進んでいきましょう。
路盤はブタクサだらけです。。。鼻痒くなりそう。。。
以前立ち寄りましたが、「小川高校下駅」跡。
「未来へ走れ!!鹿島鉄道」学生さんたちが描いた絵が哀愁を感じさせます。
残された橋の先からは、
道路に転換されています。
広い敷地に木材集積場があり、旧常陸小川駅の構内に。
現在は鹿島鉄道から転換したBRTのターミナル。
ほどなく「かしてつBRT」の石岡駅行バスがやってきました。
輪行発動!
鹿島鉄道の廃線跡で、BRT専用道となっているのは石岡~四箇村駅の区間。
小川駅を出たバスは、国道を進みますが、四箇村駅でいよいよ専用道に入線?です!
専用道と公道が交わるところは、進入禁止の遮断バーが降りています。
バスは一時停止をしてから進んでいきます。鉄道の踏切みたいに優先通過するわけにはいかないんですね。
鉄道時代とは逆向きな遮断バーというのも面白いものです。
緑のトンネルを抜けていくのに、ローカル線感があります。
BRTになってから新設の「石岡玉里」バス停です。このバス停からは結構乗客は多いですね。二か所の遮断バーの先に「東田中駅」があるのですが、この駅から乗客はいませんでした。昔の鹿島鉄道の駅だったバス停よりも、新設のバス停からの乗客が断然多かったです。
もともと駅の位置がイマイチだったのか?もしくは、時代に応じて利用しやすい位置が変化したということかもしれませんが、これがBRTの優位性だなと再認識しました。
対向バスと行き違いをして、
石岡南台駅は通過しました。ここでも手前の新設バス停からは何人も乗ってきましたが。
右に大きくカーブして、常磐線に沿って
「石岡一高下」で専用道を出ます。
昨年来た時には、まだ工事中だった石岡駅東口のバスターミナルに到着。
専用道は揺れも少ないですし、かつての踏切では一時停止するものの、信号はないのでスムーズ。
土曜日のデータイムなのにほぼ全部の席にお客さんが座っていました。
小川駅にもありましたが、ここにも「鹿島鉄道、かしてつバスの歴史」が掲示されていました。
というわけでこの日は、
B.B.BASEで潮来駅をスタートし、自転車乗りの人には、
こいつ「カスイチ」でもするのかと思わせておいて、
実は鹿島線から鹿島鉄道へ乗り入れる(もしくは幻の鹿島参宮鉄道延伸計画を辿る?)という極濃鉄ポタだった次第。
(この日の記録)
潮来駅10:00→河川名境界(ここから霞ケ浦地点)10:25→あそう温泉白帆の湯10:45/10:55→道の駅たまつくり11:45/12:10→桃浦駅跡12:40→小川駅BT13:10
鹿島鉄道跡ポタをブログに書いた際に、ji-iさんから「石岡タロー」について教えていただいたので、
駅西口に行ってみますと、銅像がありました!
そして改札横の待合室には、写真パネルも。
こういう犬の話弱いんです。やっべー。輪行袋抱えたアラフィフおじさんが、駅のコンコースで涙してたら、気持ち悪すぎる。。。。
石岡エリアも恋瀬川サイクリングロードや裏筑波から笠間にかけてもポタには面白そうなところなので、また来たいと思います。
そして本当は「常磐線サイクルトレイン」もやってみたかったのですが、
この日は土浦花火大会の日だったので、対象外でした。残念。
2023年12月までの実験的な取り組みのようですので、タイミングが合えば。