地元散歩・・・一緒に時を刻む。 (original) (raw)
No.1525
少し体を動かして筋肉も付けなくては___
そう思ってしばらく前に息子と一緒に行ったアウトレットで、アディダスのランニング
シューズ、半袖のウェア、タイツなどを買って来ました。
でもなかなか実施しないまま時が過ぎ、先日やっと着替えて家の近くの周囲(山含む)
を5千歩を目標にして歩いたり走ったりして来ました。🏃♀️💦
住宅団地ですがかつての開発の「あるある」で、山を削って造っているので傾斜が
強く自転車では上に行くのが結構きつくて必ず一旦降りちゃいます😅
そういうわけでランニングには最適(?)です。
すっかり緑が深くなり「マダニ」の心配も出る季節。
なるべく草木の葉に触れないようにして歩きます。
小さいながら草刈り作業者が大事に守って頂いたおかげで、今年も【コアジサイ】の
「甘くて爽やかな」芳香を嗅ぐことができました🥰
大きな木にしがみつくようにして伸びていく蔓性植物。
なんだかとても絵になっていて、シャッターを押しちゃいます🌿
日陰には【トキワツユクサ】が群生しています。
前日のたっぷりの雨のおかげで、葉はつやつや、花は真っ白でふわふわです。
大きな住宅団地の近くは昔からの林が守られています。
林を抜けると住宅団地が広がると同時に、埼玉の西部に位置する山々が見えます。
春先に「イワウチワ」の花を求めて登った「笠山:通称おっぱいやま」も見えます。
林はもっと手前まで15mほどありましたが、数年前に伐採してくれたおかげで団地の
際に住む人たちに明るい日差しが届くようになりました。
竹藪だったこともあり本当に鬱蒼としていた場所です。
この樹木は誰を頼りに持たれていたのでしょう?
周りが斬られてしまい、今では「深々とお辞儀」をしているようにしか見えません。
斬られた檜の切り株に、ブローチみたいなキノコができています。
「ヒイロタケ」の様ですね。切り株がもう生きていない事の証でしょうか?
たくさんの切り株に生えていました。
陽が当たるようになった暗がりが明るくなった証拠に【昼顔】のピンクの花が元気に
たくさん咲いています。 雑草扱いされますが、なかなか素敵な花です。大好き!💞
田んぼエリアに来てみたら・・・
だいぶ遠く(100m先)に【アオサギ】がいました。
田おこしが済み田植えが始まるので、美味しい餌があるのでしょうね。
とっても大きなサギですので、飛ぶ時には羽音がしっかり聞こえます。
畦道を挟んで別の場所には【ダイサギ】がいます。30mほどしか離れていませんが
私が畦を歩いて移動しても逃げる気配はありません。
このサギは単に大きいので「大サギ」と分かるのではなく、嘴から目にかけて「青く
お化粧」でもしているかのような模様が確認できます。
大きくて貫禄がありました!
本当に自然が豊かな場所に住んでいることに感謝できます。
林の入り口近くには人の作為ではなく、自然に広がった美しい花園がありました。
雑草扱いされる【イモカタバミ】と【クサノオウ】が作り出す「絵」のようです。
肉眼だともっと広くて色鮮やかです(^^)v
【ヒメウラナミジャノメ】さんです。
私が移動するまでずーっと羽を休めていました。
小さくてあまり目立たない色の蝶ですが、よく見ると模様のデザインは秀逸です!
さて、この花はおそらく皆様方の家の近くの道端と言わず野原に、斜面にと大繁殖
している【特定外来生物指定】されている【オオキンケイギク】です。
情報によると・・・
元々は「北アメリカ」原産で、とても強い植物なためかつては道路工事などの道の両側
の「法面:のりめん」の緑化、土の流れ防止などのために植えられたようです。
しかし、その繁殖力の強さと広がる速度から、元からある日本独特の希少な植物の生育
や群生地がこの植物に支配され侵食されて「自然のバランスが壊れる」ということから
「有害な植物」と見られるようになりました。
もちろん他の有害植物のような「毒性」は報告されていないようです。
皆様はどう思われますか?
この写真は家に戻る途中で撮った公園の咲く部分で咲く「オオキンケイギく」です。
とても綺麗ですし、触っても嗅いでも何も問題はありません。
先日の「地域清掃、雑草刈り取り」の際にも刈られずに、このように残されています。
ツマグロヒョウモンもやって来て吸蜜を楽しんでいます。
きっとオオキンケイギクにとって、日本の気候風土や土が合ったのでしょうね。
外来植物の存在の有無に関わらず、植物の生態や植生は変化するものです。
まだまだ野菜などの畑に侵入して大きな損失を与えることもありません。
(ワルナスビなどはかなり難儀しているようです。)
「自然のバランスの破壊」などとすぐに結びつけるのは可哀想😢
我が家の近くの農家さんの畑の多くは、トラクターで常に表土を耕しても実際は畑の
片隅に作物を植えるだけ。 「地目:ちもく」が「農地」であることの条件を維持するだ
けで畑から販売するだけの量を生み出してはいません。
作業できる人の高齢化に伴う問題から植えたくても出来ない現実があります。
土が剥き出しの畑は強風で吹き飛ばされ、住宅にまで飛んで来ます。
昨今は「ソーラー発電」の設置場所として、畑や田んぼはもちろんのこと、山を切り
崩し樹木を根こそぎ掘り出して「ソーラーパネル」が大規模に設置されています。
実際の発電の有用性や、寿命が来た時の化学的処理の問題に加え、大雨による地盤の
崩壊、土の大量流出・・・・正しくこの方が「自然のバランスの大崩壊」と言えると
思います。
決して「光発電」反対派?ではありませんが、儲けるためなら何でもする利己的な
背景がそれを推し出していることと、何十年!いえ何百年も続いて来た野や山々の
自然を一瞬で壊していることへの怒りがあるんです。
「オオキンケイギク」の花びらを指でなぞり乍ら「君には何も罪はないからね🥰」と
言っている自分でした。
話は家の庭に入ります😅
昨年春に買って来て植えた「温州みかん」ですが、4個ほど実が付いていたものを
植えて2個だけ色づいてすぐに食べました。
そして「今年は何個付くかなぁ・・」と楽しみにしていました。
新芽、新枝がみるみる出て来て、だいぶ大きな枝ぶりになりました。 でも!!
花が全く咲かなかったんです!😅 きっとこれから花ができるのでは?と調べたら、
何と本来なら今の時期に咲くはず! 毎日チェックしていましたがダメのようです。
そんなある日、一番てっぺんの枝に「みかんらしき物」が見えました。
花が咲いていたことを全く気づきませんでした。
この木全体を入念に調べましたが・・・・「たった1個」だけ実が付いたよう
です。
木自身が「落果」させることもあるでしょうしから全くの「収穫なし」もあり得ます。
今年は「成長の年」と考えましょう!
ただ自分がいつ死ぬか分からないので、せめて10個以上色づくみかんを自宅の庭で見て
から逝きたいものです😅
先日園芸店で安く売っていた可愛いキク科の花を、玄関先のポスト下に引っ掛けて
楽しんでいます。太陽大好きで毎日咲いています。
葉が細いタイプなので花が大きく見えて綺麗です。
【ダールベルグデージー】 という名前でした。
種ができて増えると書いてあったので、種ができたら日当たりの良い隙間に蒔きます。
体を動かすと不整脈も落ち着き、体調が良くなります。
一度ににわかなハードスポーツをすることはもう無理なので、こうやって自然と一緒に
同じ時間を刻みたいなぁとしみじみ感じた散歩でした。