心はいつも青春! (original) (raw)
「高齢になって注意しなければならないことは転倒。転んで骨折すると、下手をすると寝たきりになりますからね」・・・。
いつもそう思っているので、太極拳の時も口癖のように、みんなにそう言いながら練習を続けていた。
こともあろうに、そう言い続けている本人がころんでしまった。
アッという間の出来事で、しまった!と思うと同時に、骨折がないことに一安心と思う始末。
右の足先がやや上がりにくくなていたので、注意していたのだが。
つま先が上がらなくなった理由は、治療に行った病院で解ったことだが、2時間ばかり低い椅子に不自然な姿勢でいたため、右足の神経が麻痺して、つま先が上がらなくなって転んでししまったのだと判った。そしてその源は椎間板ヘルニアにあることも分った。
転ぶときは、全く防ぎようもなく、ぱったり丸太が倒れるようなもの。
これが高齢者が転倒する典型。いつどんな状況で転ぶかわからないのが、高齢者にとって怖いこと。
幸い今回は骨折はなく、右膝と左手首の傷ですんだが、年が歳だけに怪我の功名と思うことにしている。
厚生労働省の統計によると、「令和4年、高齢者の転倒・転落・墜落による死亡者数は10,809人で、交通事故による死亡者数の5倍以上になっているという。
まさに高齢化社会。こうした転倒の危険性を防ぐよう、高齢者本人はもとより、家庭内や社会環境の整備も取り組まなければならないことに想いを新にしている。
車椅子で移動したり、杖を使って歩いてみると、歩道でも段差や傾斜そして凸凹など危険個所の多さに気がつく。
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