2024/09/07(土) (original) (raw)

英国式朝食

今週末はイングリッシュブレックファースト。たまには卵料理の種類を変えて目玉焼きにしてみようかと思いつつ、やっぱりいつものスクランブルエッグとなった。ベイクドビーンズ(8缶入)のロットで数えると、今回から第9シーズン開始ということになる。花材は夏の終わりだけどアジサイと、リンドウ、ユリ、カーネーションなど。最初、カーネーションも黄色にしようかと思ったのだけど、ユリと色が揃い過ぎていたので、サーモンピンクに変更。

英語版Wikipediaの"Full breakfast"(イングリッシュやアイリッシュ・ブレックファーストなどの総称)によると、ハッシュドポテトは今では定番となっているが、元々「バブル・アンド・スクイーク」(サンデーローストの付け合わせ野菜の残りを調理したもの)だったのが、置き換わったものらしい。調べてみるとハッシュドポテト自体、北米の料理なのだとか。そして日本では“ハッシュドポテト”として知られているが、英語では"hash browns"というらしい。元は"hashed brown potatoes"だったのが、略されるようになったのだとか。フルブレックファーストで定番となっているベイクドビーンズも、北米料理が缶詰として英国に入ってきて定着したものらしい。材料であるインゲン豆が北米原産だし。それをいうと紅茶もアジアから来たものだよね。なお、Wikipedia英語版に、“理想的なイングリッシュブレックファースト”の構成要素として回答率50%以上だったものは、ベーコン、ソーセージ、豆、パン、卵、ハッシュドポテト、マッシュルーム、トマト、という2017年の調査結果が載っていた。また、パンはトーストまたはフライドブレッド(揚げ焼きパン)、あるいはその両方、となっていたけど、現地でフライドブレッドを見た記憶はない。もしかしたらブッフェ形式の朝食で見掛けても、スルーしていただけなのかもしれないけれど。