第29夜【閑話休題】衆議院選挙はじまる (original) (raw)

皆様こんにちは、今日は旦那のターンです(*'ω'*)ノ

ちなみに最近は世界情勢もきな臭さを一層に増している中で、ここ日本でもいきなり解散総選挙が行われることになりましたね。

元々は能登の災害関連で**補正予算を組んで予算委員会を開き**、そこで与野党議論してから解散をするんだと。

あまつさえ、今回のような解散は卑怯であると。

このように、自ら言っていたその人だったと思います。(たぶん)

それが党内外の実力者か何かは知りませんが、いずれ誰かから何かを言われた結果なのでしょうね。

いきなり前言撤回、気が付けば件の戦後最短記録とやらを更新。

・・・後から考えを改めたなどと言えば、聞こえはいいですが。

実際のところ主義主張に基づく言説であって、仮にも現政権与党における総裁選の議論の中で発したものは、ほぼほぼ国民との約束にも近いものと考えます。

それをすら守らないのは、要するに嘘つきでないかという。

つまりは要するにこういうのを、党利党略と言うのではないでしょうか?

仮にそうではなくても、そもそも嘘つきは信用できない。

そのような嘘つきが国のトップであるのは、なによりも子供の教育に悪い。

やはり私としては、そのように強く感じてしまっています。

・・・・・・。

さて、我が家では選挙において可能な限り投票をすることにしています。

さりとて、本心から一票を投じたい候補者がいることは稀です。

このことは一応自由意志とは言いながら、一方では投票率が低いといわゆる組織票がモノを言ってしまう結果になると感じているからです。

そのような視点からは、「あるいは投票を国民の義務としてもいいのでは?」といったように、少々乱暴ながらも思ったりもしてしまいます。

なぜならば組織票はある一定以上の数にはならないので、投票率が低い方が有利であるはずと考えるからです。

これを、政治家たちの立場から見たとすればどうでしょうか。

あくまでひとつの想像ではありますが「投票率が上がる=組織票の割合が減る」と、彼らもやはり心中穏やかでないように思われます。

なにしろ投票率を50%とすれば、乱暴に言って国民の半分ほどが実に浮動票であるからです。

この浮動票が例えば自分たち以外の別なところになだれ込むだけで、これまでの政治情勢が簡単にひっくり返ってしまいます。

ナ、ナンダッテー!!

要するに票読みができないので、政権を維持するためにはある程度国民に寄り添った政治をしなければならない。

(というか、それって当たり前なのですが・・・)

つまりは政治をする側にも、まともな政策を真面目にやらなければいけないという危機感のようなものが生まれるからだと思うのです。

ちなみに我が家でも政治に対して言いたいことは山のようにあり、特に私など酒に酔っては空気に説教を垂れる日々もよくある光景です。

特に最近は酷いことばかりで、調べれば調べるほど闇が深くなる現代ニッポン。

・・・・・・。

ただ今回あえて取り上げたいのは、やはり**世襲**の問題です。

いちおう見た目上は民主主義国家である日本においては、選挙権あるいは被選挙権が公平公正に与えられなければならないはず、と思います。

ところが親の地盤を受け継いで、そのうえ支援団体つまり固定票が付いて回る世襲議員と我々名もなき一国民とでは、すでにスタート地点から天と地ほどの差がありますよね。

つまりは建前上、一応選挙を行った結果だとは言いながら。

その実態は公権力の私物化といってもあながち的外れでない気もします。

これは見た目違法ではないにせよ、実態としては憲法に定める法の下の平等に違反しているのではないか?

そのように、個人的には思えるレベルです。

だって政治家本人が在職中に亡くなったら、奥さんや息子さんが弔い合戦などと言って出てくるのですから。

そもそも代議士というものはその人の人柄や資質がもっとも重要視されるはずが、いつの間にかその家だけの問題になってしまっています。

そのためいわゆる世襲に関しては基本的に同一選挙区からの立候補に条件を設けることやその他の方策など、できるだけ制限を設けることが望ましいと考えています。

もちろん一番の元凶は地盤と支援団体に紐づいた組織票なので、我々国民の側がそれを打ち消す方法は一つしかありません。

それは何かといえば。

有権者全員が投票に行くことだけと思う、今日この頃でした。

自分が投票に行って、何かが変わるのか。

実際のところ短い目で見れば、何も変わらないと私も思います。

それでも投票率さえ上がっていくなら、長い目で見れば政治に緊張感というものを与えることができると思います。

それだけで、まともな政治へと少しずつ近づいていくのではないでしょうか。

逆に今のように、投票率が下がっていく一方なら。

利権と組織票に支えられた現在の政治体制はある意味不動のものとなってしまうでしょうね。

実際私もアウトロー的に、投票なんてカッコ悪いぜと言ってみたい気持ちは多分にありますが・・・。

なにしろ幼少の多感な時期に、**北斗の拳を読んで育った**のですから。

それでも行かなければ、結果起こった被害を受けるのは全部私たちなのですよね。

・・・こんな日本に、誰がした。

以上あまりにも酷くて、確かに投票に行く気も失せる今日この頃ですが。

といって行かないと更に悪くなるので、皆さん投票に行きましょう・・・|||orz