ニセコ ツインピークス編 (original) (raw)

ツインピークス

NPO法人ニセコエリア・マウンテンバイク協会(NAMBA)が、 倶知安町と町有林の使用契約を結んだところからスタートした、無料で使用できる公共MTBトレイルです。

夏も冬と同じように集客を目指すためなのでしょう、かなりのスピード感でトレイルが増えていっているようです。

それもそのはず、MTBツーリズムというものを推進しているスイスのアレグラ社(Allegra)がトレイルの造成に携わっています。

先の記事で触れた、東急リゾートの支配人氏すら把握できないスピードでトレイルが作られているのも頷けます。アレグラとNAMBAのタッグは頼もしい限りです。

2024年8月現在のトレイルマップはこの通り

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矢印の感じで外周を走るのが1番良さそうなルートです。

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登りトレイルのEzo Shika で登り、

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ロックセクションとドロップがある下りトレイルの**Shogun syndicate**で下ってくる。

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ログを見るとこのようなルート

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少し違うコースも走ったり写真撮りながらだったため、距離や時間が長くなってますが、

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外周一周だと、大体6kmで30〜40分位。登りが苦手な人だと60分弱位はかかるかもしれません。

Ezo Shika

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このようなシングルトラックの登りが3.5kmほど続きます。

ストラバで登りのタイムトライアルをしまして、15分41秒。ここからプッシュできそうでしたが、何人か登ってらしたので最後は譲り合いしながらペース落として走りタイムとしてはいまいちな出来。11位くらいか。

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フルガスで行ったら14分30秒位では行けそうなコースです。次回は一位とりたいですね。(下りもこのようにストラバで遊べます。)

ダウンカントリーバイクで行くと登りトレイルがメインとして楽しめるほど、よく出来ています。というのも登り返しで綺麗にバンクがあるのでスピードに乗ったままプッシュ出来ます。実はこれはあまり無いレイアウトなので、登りトレイル好きな方には突き刺さるはずです。

Shogun Syndicate

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ロックセクションがちょいとあるので、気を抜くとリム打ちします。

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ドロップも何回か出てきます。

ある程度動作ができる方なら何も問題なくクリアできる高さです。

また、ツインピークス全てに言えることですが、バームが綺麗に作られているのでコーナーがとても気持ち良くこなせます。

Shogun Syndicate もそうで、コーナーコーナーほぼ全てバームがあるのでスリップダウンすることはなく、高速で走り抜けることが可能です。

距離にして2.3kmほど。

ショートストロークのハードテイルでも行けますが、フルサスの方が楽しいレイアウトです。

Easy Ryder

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ここは中級に位置付けられたEasy Ryder

距離にして2.3km

写真をみても分かるように、フロー系です。

そのため初心者からでも楽しめますが、バームコーナーが奇麗なので速い人でも楽しめます。

走ってみて

Ezoshikaトレイルで上まで登って、**Shogun syndicateEasy Ryder**で各二本ずつと、下のループを1本の計5本走りました。

所要時間で3時間ほどです。

正直なところ現在のボリュームだとこれで3時間のライドで十分です。そして、京都から「ツインピークスのためだけに」ニセコに行くこともありません。ただ、今現在のボリュームでという注釈付きです。

隣のグランヒラフに繋がるトレイルを造っていると聞いていますし、そこから相互利用するという計画も聞いています。また、トレイル内のあちこちで新ルートを造成している個所もありました。

NAMBAのトレイルビルドチームはかなりの人数がフルタイムで活動していることからも、来年もしくは2年後には全く違うスケールのトレイルネットワークが広がっていることは想像に難くありません。

そのため、ツインピークスを利用するためにニセコに来た。と関西在住のワタクシが思う日もそう遠い未来ではないと思います。

上ロトルア 下ニセコ

ロトルアのトレイルと比べると今のところ分が悪いですが、隣の東急リゾートなどを巻き込むと、ニセコ独自の公共トレイルを使ったMTBツーリズムが出来上がりそうです。

来年またツインピークスに行きます。そしてどれくらい変わっているのか、体感してきます。

ニセコが上手くいけば、日本にもMTBツーリズムが浸透していくきっかけになるはずです。さて、ここから数年が勝負ですね。

namba.ngo