名探偵(仮)のブログ (original) (raw)
皆さんは「高学歴」と聞いて、どのような人をイメージしますか?
僕は今まで「高学歴=勉強が出来る人、頭のいい人」といった、漠然としたイメージを持っていました。それこそ試験のみならず、頭を使うシチュエーションならどこに行っても活躍すると信じて疑いませんでした。
しかし大学、そして社会に出て様々な高学歴の方と接していると、**(あれ?高学歴って言っても、色々なタイプがいるぞ?)**と思うようになりました。
そこで僕の主観から高学歴を4つのタイプに区分し、そしてどの区分に自分が当てはまるのか把握することが大事だという話をしていきます。
※今回は一般入試限定で話を進めたいと思います。入試方式を絡めると話がややこしくなってしまうので…。
それではどうぞ。
①思考型
高い論理的思考力を持ち、じっくりと考えられる人はこのタイプ。定期試験より模試の方が得意な印象です。後は応用問題を解くことも得意ですね。中には常人離れした思考力を持っている人も。ほとんど勉強しなくても高得点を取れる人は、このタイプが多いのではないでしょうか?
加えて学問そのものが好きという方が多い印象です。決して成績や将来のためだけではなく、興味関心をベースに動いていると感じますね。
②処理型
持ち前の処理速度や集中力で、短時間で多くの問題をこなしたり、長時間継続して勉強したりすることが可能です。
このタイプは一つ一つの問題は簡単なものの、制限時間がタイトなタイプの試験で輝きます。TOEICや就活のSPIといった試験が好例ですね。現行の共通テストでも力を発揮するでしょう。
実を言うと僕はこのタイプに最も近いです笑。TOEICやSPIはやはり得意でしたね。後はタイピングも速いです笑。反面国立二次のような、じっくりと考えないといけない問題は苦手だった記憶があります。
③暗記型
記憶力が良く、暗記で点数を取っていくタイプ。模試より定期試験の方が得意という人が多い印象です。
文系だけかと思いきや、まあまあ理系にもいます。用語や解法を暗記することでゴリ押しするという寸法ですね。
④努力型
努力でどの科目、及びどの試験も満遍なく出来るようにしているタイプ。公立進学校に多いイメージです。勉強に限らず、オールラウンダーな人が多いです。
生まれ持った物以上に、量をこなしたり、継続したりすることに重きを置いてます。何だかんだで「普通の人生」を出に入れやすいタイプでしょう。
最後に・自分のタイプを理解しよう
さて、ここからが本題です。
先ほどまで述べてきた通り、一言に高学歴と言っても、色々なタイプがいます。
前提として、「このタイプの高学歴は優れている、または劣っている」と言うつもりは一切ありません。しかし、自分がどのタイプの高学歴かを理解していないと、人生の選択を間違えてしまう危険性があります。
例えば、ここに「じっくり考えることは苦手だけど、知識や解法を暗記したことで理数系を得意科目にした」人が、研究職を志望していると仮定します。
確かに理系の入試では成果を残せるかもしれません。しかし研究者になれるかと言ったら、少し怪しいですよね。学力も大事ですが、それ以上に思考力や発想力の方が求められる職種ですから。
さらに気を付けてほしいのが「高学歴だからこういうことも出来るに違いない!」と過度な期待を押しつける人がいること。そしてその人との適性とマッチせず、ガッカリされるまでがワンセット。
いわゆる「高学歴は使えない」みたいな風潮はこういった面によっても成り立っているのかもしれないと思います。
このように、「自分はどういうタイプの高学歴か?」「良い成績を取れたのはなぜか?」といったことを知っておくと、あなたの人生の選択に役立つでしょう。さらには他の人に長所、もっと言えば勉強出来た理由をアピールすることで、得意分野が評価されやすくなるかもしれません。
もっと言えば、こういったことを考えることで、あなたの人生における指針となると言えます。
それでは。
こんにちは。
自分でも理由は分かりませんが、最近金田一熱が再度湧いてきました。そして昔録画したドラマを見ていました。
そして思いました。
金田一の面白さを記事にしたいと。
というわけで、やっていきます!
※少しネタバレを含んでいる箇所があります。その点ご了承ください。加えて、魅力を伝えたいという気持ちが前面に出過ぎて、まとまっていない部分があります。あとで追記修正するかもしれないです。その点ご了承ください。
初代・堂本版
まずは言わずと知れた初代金田一。
金田一役を堂本剛さんが、美雪役をともさかりえさんが、剣持警部役を古尾谷雅人さんが演じておりました。
彼の演じる金田一はまさにハマり役。普段はちゃらけているのですが、それを美雪が諫めたり、果てはちょっとした喧嘩になったりするのがお約束。原作のこの雰囲気を高いレベルで再現しています。
日常的な光景こそ微笑ましいのですが、何といってもこれは金田一。事件が起こるとトラウマの連続です。犯人の扮装する怪人も怖いし、殺人シーンも怖い。そんな事件に立ち向かう金田一の活躍には、目を見張るものがあります。
物語のレベルも非常に高く、人間ドラマ、トリック、スリル、どれを取っても一級品。
そしてBGMがいいんですよねー。初代金田一で使われていたBGMは今でも他の番組で使われているため、聞いたことのある方も多いのではないでしょうか?さらにエンディング「ひとりじゃない」や「kissからはじまるミステリー」も名曲。僕もよくカラオケで歌っております。
そんな高いクオリティのおかげか、20%超えの視聴率を安定して叩き出しておりました。今でも人気が高く、「金田一と言えば堂本剛」という声も多いです。次の代へと繋げられたのも彼の功績と言えますしね。
たーだちょっとツッコミたい点があるのも事実。というのも、一部の登場人物のキャラが崩壊しているんですよね。
あとは欠番作品があるのがもったいないと感じますね。まあ、こちらはドラマ制作者にとってはとばっちり以外の何者でもないですが。
とはいえ、やはり面白い作品であることには間違いありません。僕自身「金田一と言えば堂本剛」と思っている節はありますし。
余談ですが、5人の中で唯一2シーズン分制作されており、さらに映画も制作されています。映画についてはまた別枠で語りたいなと思っています。
それではここで、堂本版金田一の好きな事件ランキング。
1位 蝋人形城殺人事件
2位 怪盗紳士の殺人
3位 墓場島殺人事件
やはり前後編の物が印象に残りやすいんでしょうかね。
2代目・松本版
続いては2代目。
金田一役を松本潤さんが、美雪役を鈴木杏さんが、剣持警部役を内藤剛志さんが演じておりました。
堂本版は全体的に和風ホラーなテイストが強かったのですが、こちらはどことなくスタイリッシュなサスペンス、という印象が強いです(エピソードの選出による影響も大きいとは思います)。堂本版とは違う金田一を作りたい、という思いがひしひしと感じられます。
慣れるまでは堂本版の方が良かったと思うかもしれませんが、慣れれば悪くないという声も多いです。僕もそうでした。BGMも慣れればシリアスかつどこか神秘的な雰囲気を強固にしてくれますし。
金田一のキャラ変ばかり言われていますが、個人的にはあまり気になりませんでした。変におちゃらけても松本潤さんのキャラに合わないでしょうし。内藤さんの演じる剣持警部もハマり役でしたからね。今も数多くの刑事役を演じている、というのもあるかもしれませんが。正直美雪のキャラの方がずっと気になりました…。
まあキャラブレは目立ちますが、堂本版とは違う作風にチャレンジした意欲作。食わず嫌いはもったいないと断言します。
それではここで、松本版金田一の好きな事件ランキング。
1位 黒死蝶殺人事件
2位 露西亜人形殺人事件
3位 仏蘭西銀貨殺人事件
ちなみに露西亜人形はとある原作の準レギュラーキャラがとんでもないことになります。好き嫌い分かれますが、こういう展開嫌いじゃないので苦笑。
3代目・亀梨版
そして3代目。
金田一役を亀梨和也さんが、美雪役を上野樹里さんが、剣持警部役を加藤雅也さんが演じておりました。
スペシャルドラマ1本のみが制作されています。
「じっちゃんがコンプレックス」という、原作とは正反対の金田一像が描写されています。しかしファンからの反応は良くなく、僕自身も少し首をかしげました。おまけにヤンキー感漂う金田一も、どこかコレジャナイ感はあります。
当初の金田一は事件解決に消極的でした。しかし事件に巻き込まれて苦しむ美雪の姿や、剣持警部の叱咤により、推理に前向きになります。そして事件を解決してハッピーエンド。
このように、成長物語として見れば、決してつまらなくはないんですよね。最初のネガティブな金田一が尾を引いてしまっている印象です。
一言で言うと「未完成」なんですよね。と言うのも、本当は連ドラ化する予定だったのですが、亀梨さんのスケジュールの都合上出来なかったらしいです。まあ何かと演者のスケジュールに左右されがちなドラマだからね、しょうがないね。
正直なところ、連ドラ化していれば成長物語として評価が変わっていたかもしれません。あくまで僕の主観ですが、エンディングはどことなく、(これから金田一はどう成長し、どう活躍するんだろうな)と思わせるものでしたし。
好きな事件ランキングは1本しか放送されていないためカット。何やかんやで好きな事件ではありますが、あのトリックについてはボロいペンションでやっていいものなのか…。
4代目・山田版
続いて4代目。丁度世代だったりします笑。
金田一役を山田涼介さんが、美雪役を川口春奈さんが、剣持警部役を山口智充さんが演じておりました。
一言で言うならば「原点回帰」。2代目、3代目では「堂本版とは違うものを作ろう」という姿勢があったのに対し、今回ではむしろ堂本版に近づけようとしている印象を受けました。
例えば、今回ではBGMも初代に使われていたものを中心に使っています。もちろんメインテーマも初代の物が使われており、これぞ金田一!と感じさせますね。一部新しく追加された曲もありますが、それらもどこか初代の雰囲気を感じさせます。さらには金田一の制服も初代と同じデザインの物になっています。
功を奏したのが、山田涼介さんを起用したこと。普段はコミカル、でも事件が起こると真剣に。そんな金田一というキャラに、彼は向いていたのではないでしょうか。金田一と周囲の関係性も、どこか原作や初代を想起させます。あとはライバル犯罪者を演じた成宮寛貴さんの演技もかなりの物でしたね。
さらに連ドラでは推理初心者でも楽しめるような工夫も。例えば、初代ドラマの第2シーズンにもあった、CMごとの登場人物リストが復活していました(初代はCM終了後、こちらはCM開始前という違いはありますが)。さらに手がかりとなるシーンを強調するような演出も(一部分かりやすすぎるシーンもありましたが苦笑)。
個人的には5つのシリーズの中で、一番万人受けしやすいシリーズなのではないか?と思います。実際に堂本版の次に評価されているのが山田版という印象ですし。後は僕自身世代なので贔屓目に見ているのかも笑。
ただ初代のようなスリルや演出には欠けるかも…?まあ時代の流れと言えば、仕方がないのかもしれませんね。でも獄門塾の暗い雰囲気は怖かったです。
恒例のランキングはこちら。
1位 金田一少年の決死行
2位 鬼火島殺人事件
3位 香港九龍財宝殺人事件
香港と獄門塾、かなーーり迷いましたが美雪のために奮闘する金田一がカッコよすぎたので香港に一票!あと何気に原作における金田一の髪型も再現しているという。ただ獄門塾の完成度の高いトリックも捨てがたいんだよなあ…。
あと入れようか迷ったのは雪影村あたり。あの他の事件にない切ない雰囲気がたまらないんですよね。
5代目・道枝版
最後は5代目。
金田一役を道枝駿佑さんが、美雪役を上白石萌歌さんが、剣持警部役を山口智充さんが演じておりました。
雰囲気としては、堂本版と松本版を足して2で割ったようなイメージです。ホラーだけどどこか現代チックで、落ち着いた雰囲気という印象ですね。SEは初代の物を使っていますが、BGMはほとんど新規。しかしメインテーマは堂本版(そして山田版)のアレンジとなっております。
金田一と美雪の関係性ですが、原作よりは少しドライです。美雪の方は金田一に対して割と積極的ですが、金田一の方は少し淡白に接しています。道枝版金田一自体がややドライな性格というのもありますが。それでも節々の描写から、彼女のことを大事に思っていることは伝わってきます。余談ですが、今作だとなぜか金田一が食欲旺盛です笑。
当シリーズでは歴代で初めて過去に放映した事件のリメイクを作ったり、短編をドラマ化したりと、新たな試みも見受けられました。ただちょっと新しい事件を見たかったのが本音(前シーズンのが事前に再放送されていましたし…)。
とはいえ、堂本版のホラーテイストを復活させようとしたり、時間帯が移行したことでショッキングな演出が増えたりしたことから、「金田一少年の決定版」を目指していたことは伝わってきました。
そして山田さんの金田一を見てジャニーズに入ろうとした道枝さんが、今回金田一を演じたという流れはドラマチックです。山田さんの跡を継いで演じてくださった道枝さんに拍手。
恒例のランキングはこちら。
1位 オペラ座館・ファントムの殺人
2位 聖恋島殺人事件
3位 金田一少年の殺人
リメイクは微妙だったと言いつつ3位に入っているという笑。初代でドラマ化したときは詰め込みすぎだったため、しっかりと尺を取って作ってくれたのは素直に嬉しかったかな。
入れようか迷ったのは白蛇蔵。展開自体ももちろん面白いです。しかしそれ以上に、4代目で犯人と被害者を演じた人物が、それぞれヒロインと犯人に変わるというのが好きなんですよね笑。
まとめ・何やかんやいいつつ、どの代も面白い!
ネット上では色々と言われていますが、どの代も非常に面白いんですよね。正直僕自身食わず嫌いしていた代もありますが、見てみると何やかんやでアリだなってなります。
もし機会があれば、ご覧になることをオススメします!
志望校を決めるの、迷いますよね。僕は高校受験の頃、正直あまり考えず(まあどんな高校に入っても何とかやっていけるっしょ)ってノリでした。しかし入学後、高校生活があまり楽しい物ではなかったため後悔しました。
今となっては、高校で味わった経験も無駄ではない、むしろいい経験だとは思っています。その一方で、他の高校に行っていたら、また違った人生があったのかもしれないとは、今でも思ってしまいます。読者の皆様にはそんな経験をしてほしくはありません。
そこで今回は「こういう選び方は辞めた方がいい」というのを、実体験もベースにしながら書いていきたいと思います。そしてどう選べばいいのかについても言及していきます。
※なお今回は高校受験を想定していますが、中学受験や大学受験においても活かせる考え方であると思っております。
志望校の基準にしてはいけないものは?
それでは、早速タイトルの「やってはいけない志望校の選び方」について、早速言及していきましょう。
①偏差値
「とりあえず地元の進学校に行こう。民度も良さそうだし」といった考えをお持ちの方はきっといらっしゃると思います。
しかし、ちょっと待ってください。校風は偏差値だけでは決まりません。偏差値の高いところに行ったけど、想像以上に体育会系の校風だった、といったケースもあるからです。
加えて「今の偏差値ならここには行けそう」といった、消極的な選択も危険です。なぜなら、勉強のモチベーション低下に繋がってしまうからです。今の成績はあくまで今の成績。一旦そう割りきった上で、志望校及び学習計画を立てましょう。
②進学実績
たとえば、生徒数が1000人なのに対し、東大合格実績は10人の学校と、生徒数が100人に対し、東大が5人の学校があるとします。
パッと見の実績は前者の方が良いですが、割合で見たら後者の方が合格しています。
このように、実績の数値だけを見て判断すると危険なことがあります。他のケースですと、以下のような場合ですね。
・中高一貫校で高校からも募集しているものの、中学から入った層の方が実績が良い
・一部の優秀な生徒によって稼がれている(特に私大の合格数が多いところにありがち)
③周囲の人
人によって決まるというのは、大きく2つのパターンがあります。
1つ目は先輩、友達によるものです。「先輩が通っているから」「友達が志望しているから」といった理由で志望校を決める人はいらっしゃると思います。
しかし入ってみれば分かるのですが、中学から上がった人と関わる機会は案外少ないです。正確に言えば、入学当初はある程度関わってくるのですが、次第に高校からの友人との関係がメインとなります。友達はともかく、先輩の場合は学年が違いますからね。
それに新たな人間関係はきっと出来ます。僕ですら高校ではぼっち気味でしたが、それでも仲の良い人がいなかったわけではありませんから。その点はご安心ください。
2つ目は親や塾、学校の先生によるものです。「この学校を受けなさい」と、志望校を勝手に決められてしまうパターンですね。
理由としては大きく2つあります。1つ目の理由は打算的に言っている可能性があるからです。彼らも正直なところ、見栄や実績のために言っていることもあります。そしてあなたに校風が合っていないにもかかわらず、受験を強いてしまうのです。
そして2つ目の理由、これが大事な理由なのですが、何かあったときに人のせいにしてしまうからです。割と共感してくださる方がいらっしゃるという前提で書きますが、仮に自分で何かを決めて失敗した場合、割り切れるんですよね。後悔こそしますが、どこか「仕方がない」と割り切ることが可能です。これは進学先選びでも同様です。
しかし周りによって決められた場合は話が別。「あの人のせいで失敗した」といった負の感情が湧いてしまいます。そしてその人との関係の悪化や、割り切って前に進むことが出来なくなるといったデメリットがあります。
僕自身、高校に入ったことを後悔したときは、親のことを心の中で責めていました(今はそういった感情はありませんが)。今思うと、それが勉強にイマイチ前向きになれなかった一因かなと思います。
意外とアリな基準は?
先ほどまでは「この選び方は辞めた方がいいもの」について挙げてきました。一方で、「世間では否定されがちだけど、案外アリでは?と個人的に思っている選び方」もあるんですよね。
それについて、3つ挙げたいと思います。
①家からの近さ
3年間通うことになる高校です。遠すぎて行きたくないと感じてしまってはもったいないと言えます。僕は割と家から近かったため、そこは良かったと感じています。
ただ通学時間を有効に活用し、好成績を記録した同級生も知っています。その人次第なのかもしれません。
②学校行事
「これに参加してみたい」という行事があれば、その学校を志望校の候補にすることをオススメします。もちろんそれだけで判断しないという前提ですが。
また「これだけはやりたくない」という行事があれば、その行事のある学校を避けることを推奨します。「たった1日やそこら我慢しろよ」と思う方はいらっしゃるかもしれません。しかし行事やそれに関わる時間は、決して短いものではありません。
たとえばマラソン大会。大会当日に走るだけでなく、体育の授業も練習として軒並み走るようになりますよね?
とはいえ、体育祭や文化祭などに関しては基本どこの学校にもあるため、避けるのは難しいんですけどね。とはいえ行事というのは重要な観点だと考えます。
余談として、マラソン大会で思い出したのですが、塾の友達に「マラソン大会は嫌だから」という理由で志望校を決めている人がいました。(変わった決め方だ)と当時は思っていました。しかし高校で僕自身がマラソン大会に取り組むにあたり、結構しんどい思いをしました。運動音痴ですし。今思うと、彼の判断は案外正解だったのではないかと思います。というか、僕もそうすればよかった。
③ネットの評判
志望校選びにおいて「ネットの口コミは嘘も多いから使うな!学校のHPやパンフレットを参考にしろ!」と言われた方、いらっしゃるのではないでしょうか?
確かにそれも一理あります。しかし、かといって学校側の情報を鵜呑みにするのもNG。なぜなら、学校側は「いいこと」しか言わないからです。向こうもわざわざ自分からネガティブなことは言いませんからね。
では、口コミをどのように使えば良いのか?ということについてですが、「自分がどうしても気にしていること」に関するネガティブチェックには使えると考えております。
たとえば「体育会系の校風は嫌だ」と思っている生徒がいるとしましょう。その場合、口コミをチェックして「体育会系でキツい」といった投稿が多くあれば、候補から外すことが出来ます。もし何も知らずに入った場合、ミスマッチした状態で3年間通うことになるため、正しい判断をしたと言えるでしょう。
では、どう志望校を決めればいい?
それでは、最後にどう志望校を決めればよいか、僕の独断と偏見を伝えたいと思います。
ポイントとしては、大きく以下の2つです。
・「どうしても嫌なこと」は避ける
・学校に向かい、雰囲気を感じとる
前者は先ほどまで述べてきたように、ネットの口コミ等である程度チェック出来ます。後者は実際に足を運んでみないと出来ませんが、この目で学校や生徒間の雰囲気を見るだけでも大分解像度が上がると思います。モチベーション向上にも繋がりますからね。
…と長々と説明しましたが、いくら志望校を徹底的に考えても、100%思い通りには行かないのが現実です。3年間何の不満もなく高校生活を送る、というのは現実的にはほぼ不可能です。しかし大きな外れを引くことは回避出来るでしょう。
そのことを念頭に入れた上で、志望校、ひいては将来について、自分で考えていきましょう。
生徒の学力によってクラスを分ける「習熟度別クラス」って、持て囃されがちですよね。「生徒の学力に応じた指導が出来る」「切磋琢磨しやすい」といったことがメリットとして挙げられています。
しかし、本当にいいことばかりなのでしょうか?受験少年院である僕の出身高校がこのシステムを導入していたのですが、いいことばかりだとはとても思えませんでした。まあ万年落ちこぼれクラスにいたんですけどね!笑。
そこで今回は、習熟度別にクラス編成するデメリットについて、独断と偏見、そして実体験をもとに書いていきたいと思います。
①苦手教科は逆に伸びにくい
仮に偏差値70を取ることで入れる特進クラスがあると仮定しましょう。
このクラスに「全教科偏差値70取れる」Aさんと、「国語以外は偏差値80だけど、国語だけ偏差値60」のBさんがいたとします。
偏差値70の生徒に向けて指導が行われるため、Aさんにとっては問題ないかもしれません。しかし、Bさんはどうでしょうか?苦手な国語で今以上に躓くかもしれません。このように、習熟度別で上位になっても、ついていける保証はないわけです。まして苦手教科ならば。
基本的に教科別にまでクラス編成を行うことはありませんからね。手間もかかりますし。特に極端な苦手科目がある場合、習熟度別の学校は避けるか、個別指導塾等で別途フォローする方が無難でしょう。
②学力でのマウンティングが起きやすい
学力によってクラス分けを行うと、成績が可視化されます。そしてヒエラルキーが出来、生徒同士でのマウントの取り合いに繋がりかねません。いくら学力が高くても、まだ思春期真っ盛りですし。
僕の高校でも同様の現象はありました。さらには生徒だけではなく、先生までも嫌味を言ってくる始末。いやあ、キツいですねえ。
加えてこのような制度を導入する学校は、元々学業成績を重視している傾向が強いです。その傾向がマウントに拍車をかけるケースも多いです。もちろん学力の重視自体は良いことですが、行き過ぎはNG。社会に出れば学力だけではどうにもなりませんからねえ…。
③負担が大きくなりやすい
上位クラスの場合、課題の量やテストの難易度が上がります。さらには補講が課されることも多いです。
それによって自分の勉強に割ける時間が減ってしまうのは、大きなデメリットと言えるでしょう。
僕は万年下のクラスでしたが、上位クラスは大変そうだと思いながら見ていました。あれを見てやる気を出す人はそうそういないと思います。そう考えると、下のクラスにとってもあまり恩恵はないのかもしれません。
余談ですが、中学時代通っていた塾でも、上位クラスにいた僕達の方が負担が大きくなっていました。案外どこでもそうなってしまうものかもしれませんね。
④推薦枠が貰えない
これ、一番理不尽だと思っています。
先ほど、クラスでテストの種類が違うと述べましたが、それに伴い、上位クラスの人は内申点も取りにくくなります。そもそもテストが別れるに伴って母集団のレベルが上がる分、熾烈な争いになってしまいますからね。
中には上位クラスには推薦枠を与えず一般受験させ、中位~下位クラスに推薦枠を与えることが方針として決まっているケースもあります。上位クラスの方が一般で勝ちやすいから、推薦枠を有効活用するという考え方でしょうか。
ちなみに僕の学校の私立文系コースですが、一番下のクラスにいる生徒に早稲田の枠を渡したせいで、生徒同士の雰囲気がかなりギクシャクしたものとなったらしいです。一応言っておくとその生徒はかなり定期試験は出来ていたのですが、それでも上位クラスで奮闘している生徒からしたらあまりいい気持ちはしなかったと思います。ちなみに僕は国立文系コースにいたため、蚊帳の外でした苦笑。
確かに合理的かもしれませんが、頑張った人が報われないという意味では、見直しをすべきだと思ってしまいます。にしてもこういう方針の学校って、かなり意地汚いですねえ。
まとめ・習熟度別システムは善し悪しがあるため、そのことを頭に入れよう
こうしてみると、習熟度別のシステムって、案外いいことばかりではないですね。
メリットが多いのも事実ですが、自分やご子息にマッチするシステムか、検討してみることを推奨します。
それでは。
以前の記事でも触れたように、僕はカラオケに行くことが好きです。
そんな僕ですが、カラオケにハマったのは高校時代と、意外と歴史は浅いんですよね(執筆時は20代前半)。
何だかんだで長い付き合いだなあと思ったため、カラオケとの出逢いについて振り返ってみようかなと(自分語りとなってしまいますが、お許しください)。
歌うことの喜びを感じた中学時代
「カラオケと出逢ったのは中学時代じゃないの?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。しかし私の中学時代の経験こそが、カラオケ好きに繋がる転機だったのです。
と言いますのも、僕の出身中学では英語の授業で歌を歌っていたのですが、何を思い立ったのか大きな声で、隣のクラスにも聴こえるよう歌おうとしました。
そしたらそれが大ウケ。他クラスにも自分の名前を轟かせます。地味にモテ期も来ましたね笑。
あの頃は楽しかった…。
高校時代 勉強そっちのけでカラオケに行きまくり
他の記事でも述べていますが、僕の高校はそれなりに進学校でした。しかし僕はそこで落ちこぼれになってしまいました。
特に部活や課外活動に打ち込んでいたわけでもなく、さらには高校ではあまり誰かとつるむことがありませんでした。そのため、空虚な学校生活だったと記憶しています。正直、高校生活は精神的にキツかったですね。
そんな生活を送っているうちに高2になります。進級して間もない頃、ふと近所のカラオケ店が目に入りました。
(そういえば、最近歌ってないなあ)
(ここに行けば、学校生活も変わるかなあ)
そんなふうに思い、気がついたらカラオケ店に足を運んでいました。そしてマイクを握っていました。
歌ったのは堂本剛さんの「ひとりじゃない」という曲。当時金田一少年の事件簿にハマっていたというのが大きいです(もっとも、その頃はまだ堂本版のドラマを見ていませんでしたが、曲は何回も聴いていました)。
自分は歌が上手いと自己評価していましたし、ましてや好きで何回も聴いている曲でもありました。そのため高得点を獲得出来ると思っていました。
しかし蓋を開けてみると、80点にすら届かず。僕は落胆しました。同時に自分は歌が上手かったわけでもないんだと分かりました(ただ今思うと、どこかで自覚があったようにも思います)。
自分は悔しかったです。そしてもっと点を取りたいという気持ちに駆られ、気がついたら毎週のように行っていました。さらに最初は1回30分だったのが徐々に伸びていき、2時間くらいになっていきました。曲のレパートリーも広がっていきましたね。
やがて高2の秋頃、初めて90点を超えます。何回も練習した末に獲得したため、とても嬉しかったです。思わず部屋の中で「よっしゃ!」と声を上げました笑。その後もいくつかの曲で90点超えを達成しました。
初の90点超え
さらには中学時代仲良かった友達とよくカラオケに行くようになります。グループを組んでミュージシャンにでもなろうかと考えていた時期もありました笑。学校生活こそアレでしたが、こういった時間もあったため、高校時代そのものは結構楽しかったです。
正直なところ、成績の方は悲惨でした苦笑。ただ一応言っておくと、カラオケに行くようになってから、赤点を取ることは一度もなかったと記憶しています(ギリギリだったけど)。無気力状態から、何かに打ち込んでいる状態に変わったため、それが影響していたのかもしれませんね。
高3になってからは受験もあったため、カラオケに行くことはありませんでした。高2までのツケをどうにかしないといけませんでしたし。それでも、「受験終わったらカラオケで歌おう」という気持ちを胸に勉強しており、それがモチベーションとなりました。実際に受験を終えた後のカラオケはとても楽しかったですね。
大学入学、そして…
実を言うと、大学入ってからはカラオケにはあまり行きませんでした。理由は色々ありますが、高校時代最初に行ったカラオケ屋がなくなってしまったのが一番大きいですね。
とはいえ暇なときには行っており、1回だけまぐれで95点を超えました。しかし点数が大きく伸びることはありませんでした。
こんな感じでしたが、社会人になって転機が訪れます。
元々、社会人になってもたまには行こうとは思っていました。趣味を継続出来るかどうかが、一種の心のバロメーターになると言われていたからです。
しかし研修時に行われた趣味のプレゼンにおいて、カラオケのプレゼンをしたところ、それが大ウケ。さらに同期と行ったカラオケが楽しかったというのもあり、一生モノの趣味にしようと思いました。
そして95超えを連発するようになります。これからもどんどん、カラオケの腕を磨いていければと思います。
95点超えの中から、1曲チョイス
行く行くは歌手に…なんてね笑。
最近、闇バイトについての話題をよく聞きます。首都圏内で連続して発生する強盗事件が闇バイトではないかと言われているようです。
毎日このニュースを聞いていて、ふと大学時代のことを思い出しました。
ある日のことです。他の大学に通っている友人から、唐突に「いいバイトがあるんだけど、やってみない?」と誘われました。
話を聞いてみると、以下のような感じ。
・SNSで知り合った大学同期から紹介されたバイト
・携帯ショップに行って、スマホを契約。契約したら、元締めの人に端末を渡すだけという仕事内容
・月に数回しか行えないらしいが、一回やるだけで数万円貰えるらしい
直感的に**(おいおい、どう見ても怪しいやつじゃん!)**と思い、もちろん断りました。その友人にも、これ以上深入りしないよう言いました。
後日調べてみると、以下のような記事が。
www.shouhiseikatu.metro.tokyo.lg.jp
こちらの記事に書かれているように、アルバイトに応募した本人に対して多額の請求が来たり、最悪の場合罪に問われることもあるみたいです。
強盗とかと比べると、犯罪であることがピンと来にくいものではありますが、それでもトラブルの温床になりかねません。このようなバイトの話が来たら即座に断りましょう。そして逃げましょう。
闇バイトについての話をよく耳にして当時のことを思い出したため、記事を作成しました(細かい部分で記憶違いはあるかもしれませんが…)。注意喚起となれば幸いです。
子供の頃から、僕はテレビを見たり、ゲームをしたりすることが好きでした。外で遊ぶよりも、家の中で享楽的にコンテンツを消費することに傾倒していた気がします。まあ何やかんやで外に出ることも好きだったんですけどね笑。
高校時代に至っては、娯楽によって命と心を維持していた側面はあります。以前は単なる娯楽でしかありませんでしたが、高校時代からは一種の心の支えとなりました。(好きなドラマの次回が放送されるまでは頑張ろう)(この金曜日を乗り切ったらカラオケに行こう)といった強い思いと共に、日々を生きていました。
このようにして、ずっとコンテンツを「消費」しながら生きていくのだろうと思っていました。しかし正直なところ、ここ数年でコンテンツを消費してばかりいることに少し飽きました。誰かが用意した範囲の中で楽しむことが、徐々に出来なくなっていました。趣味を追い続ける人生も充実していると思っていますし、それを否定するつもりはありません。ただ、自分にとってはまた違う道もアリではないかと思い始めました。
といっても、(やや惰性とはいえ)何やかんや楽しんでいるのですが…笑。
とはいえ、単に消費者として人生を終えたくないと思っているのも事実。ブログを再開したのも、そのような背景があったりします。ただ誰かが用意した物を消費するだけでなく、何かを「生産」し、誰かの人生にいい影響を与えたいと思っています。
ゆくゆくはクリエーターとかになれたらいいなあ…なんて笑。