中国「1980年以来初めてICBMを太平洋に発射」 (original) (raw)

北京は、この「定期的な」実験はいかなる国にも向けられたものではないと述べている。

RT
26 Sep, 2024 03:30

中国軍は大陸間弾道ミサイルを試射し、定期訓練の一環と称したが、太平洋上空でのこの種の訓練は40年以上ぶりのことのようだ。

政府関係者によると、ダミーの弾頭を搭載したICBMは、北京時間の水曜日午前8時44分に非公開の場所から発射され、国際水域の指定された場所に落下したという。

中国国防部は、このテストは「年次訓練計画における日常的な取り決め」の一部であると述べた。

アナリストたちは、ICBMは射程15,000キロの東風41型か、その前身である東風31型である可能性が高いと述べている。

中国は弾道ミサイル計画の一環として、領土内や西太平洋上空で定期的に短中距離ロケットの発射実験を行っているが、国際水域のはるか上空での発射実験は異例だ。同様の発射は1980年、中国が初のICBM「東風5号」を太平洋に発射したのが最後とされている。

核政策プログラムの共同ディレクター、ジェームズ・アクトンはAP通信にこう語った。「『あなた方のように、核兵器を持っていることを恥じることなく、核保有大国のように振る舞うつもりだ』というのが中国流のメッセージなのだ。」

この実験は、日本やフィリピンを含むいくつかの国によって追跡された。日本の林芳正内閣官房長官は、日本政府は発射前に知らされていなかったと不満を述べた。
中国国防部は、今回の実験は特定の国や標的を狙ったものではなく、国際法に従って実施されたと述べた。新華社によれば、北京はまた、いくつかの「関係国」に事前に通知したという。

www.rt.com