【雑記】アツい個体収集要素 (original) (raw)
去年の
これは思考整理用も兼ねた、キチゲ解放記事。
今でもFFの方とのやりとりや、対戦オフなどの際に聞かれること
↓
・次は何を厳選するんですか
・欲しい個体の基準はなんですか
・乱数調整はしていないんですか
・実は自動化で厳選しているんですか
大体この辺りが多いかな?
今回のものは、筆者ラルクがどのような個体収集を行っているかの1人語り内容。
先に述べておくと、「これしかやらない」のではなく、「こういったものに力を入れている」というもの。
①
まず3つ目の乱数関連から。
結論:8世代以降ほぼしていない
乱数調整というより、剣盾の中期頃から7世代以前のソフトをほぼプレイ(個体の新規調達)していない。
なぜか?
→他のユーザーでも、「その個体」を出せてしまうから
どゆ事?と思うだろうけど、過去作個体には勿論かなりの難易度の個体が多数存在はするが、基本的にいずれもその個体の乱数調整のやり方・ツールが広まると、多くのユーザーがそれに倣って(ほぼ)同一の個体を出せるからだ。
ストーリーの周回等をしてしまえば、高難易度個体の量産をし、型違いでの育成やトレード用でのストックにする事も可能。
特に8世代頃から、SNSでのポケモンユーザーが爆増してもいるので、尚の事その手法やユーザー間での個体の出回りも非常に激しくなっている。
これ自体は良い事尽くめではあるのだけれど、ラルクはこれを面白くはないと考え、現在は7世代以前や8世代で一部可能な乱数調整関連には手をつけていない。
というより、自身で個体調達を行う必要がなくなった。
— ラルク (@MellkMal) 2024年2月12日
今後はやるとしても、過去作配信の個体値乱数くらい?
②
4つ目に書いた自動化関連
結論:SVから全くしていない
2021年の12月〜2022年の2月頃までの2〜3ヶ月程度は、当時剣盾での色証乱数の開拓がされ、その乱数消費用にPoke-Conを導入した程度でしか触れていない。
なぜか?
→自動化厳選で出せる個体は、もれなく他のユーザーでも出せる可能性が高いから
更に言えば、ラルクの個体厳選運がとんでもなく高く、自動化厳選が必要ないからでもある。
「文字通りの自動化作業」についても、元々4台回しでのハピナスレイドで各テラピースの回収や、現在は道具プリンターで潤ってもいるので今後も出番はないかなと。
土台作りに自動化作業が必要なゲームなんてある訳ねーだろ。
-
と、ここまで書くと単純にこの2種目に対してケチをつけているだけにも見えるとも思う。
じゃあお前は何をやるのか?最近何を出したのか?
↓
はいよ、オヤブン色ポリゴン!!w
③本題
個体収集要素の基準、また目標
結論:再現性の取れない高難易度個体の入手
更に言えば、「国内で1〜5匹程度しか存在しない/できない条件の個体」である。
今回は、switch期からの個体収集要素の主な3勢力である「switch」「配信個体」「GO」の一部について解説を行う。
●switch
ここはせっかくなので先ほど提示したオヤブン色ポリゴンを題材に。
態々ここまで読み進めているユーザーに対して、オヤブン色ポリゴンの入手チャートを一から説明する必要もないとは思うので、改めての整理をするならば
・1〜2台での厳選体制であればポリゴンの色違いを1匹出すのに平均1ヶ月程かかる
→台数を増やすにもLAの光るお守りの入手手間が膨大すぎる
・オヤブン個体は1/100の出現確率であるため、仮に1ヶ月に1匹換算とするならば単純計算で8年程かかる見込みとなる
といった具合で、余程の運が良くない限りは2024年現時点においても、そもそも出現させられる個体ではないからである。
また、先の自動化のくだりに戻りはするが、この時空の歪みへのフィールド徘徊・的確なシンボルエンカウントについては現在でもおそらくまともなプログラムは普及しておらず、というかそもそもの精度が不安定になるのは目に見えているので、ユーザーが直接操作せざるを得ない状態となっている。
そのため、以上の事からこのオヤブン色ポリゴンは、ポケモンユーザー全体の中でもごく一部の者しか所持できていない。
●配信個体
A:サイズ証
これは先日に投稿をした『サイズ+プレシャス その種類』でも触れた、9世代からの新要素。
左のグラードンが過去作配信個体の2/16,512版、右のフラエッテが9世代配信個体の2/256版である。
この条件を満たしたグラードンは国内でこの1匹のみであり、フラベベ族もせいぜい数匹、花の色にまで絞れば1〜2匹程度しか存在しないと思われる。
B:ランクマリボンによる後付け条件個体
剣盾のランクバトル、シリーズ13において幻のポケモンが参戦可能となっていた。
このシリーズ13は2ヶ月間のみの開催となっており、その期間内にリボンを付与し、かつ**今作に登場をしない幻のポケモン**は個体によってはこれまた面白い状態となっている。
画のマーシャドーを例に出すならば、マーシャドーの配信はこれまで7世代と8世代でされており、7世代劇場版での配信個体は言語フリー、8世代で配信された個体はJPN/ENGタグで固定されている。
そのため、CHTネームの「瑪夏多」は劇場配信の個体をCHTで設定した ROMで受け取る必要があり、その上で2ヶ月間限定のランクマリボンを付与してしまえば、これまた国内で1〜2匹程度しか存在しない条件個体となる。
なお、CHTネーム「瑪夏多」の読みはJPNネームと同一でもある。
●GO
A:GBL限定色違い
2020年にラルクが新規開拓を行ったコンテンツ、通称GBL色違い。
これも以前の記事で複数回取り上げてはおり、単純に言ってしまえばポケモンGO版ランクバトルでの超低確率報酬個体である。
これもまた、態々ここまでスクロールをしてくれているユーザーであれば理解出来ているだろうが、画のデオキシスを例に出すならば「言語タグが中国語+色違い+モンスター/スーパー/ハイパー」がGBL報酬限定の個体となる。
今でも聞かれはするが、ボールはモンスター/スーパー/ハイパーのいずれでも差はなく、各々好みのものを投球して構わない。
当然の事ながら、この条件のデオキシスをSV上で撮影・投稿しているのは現時点でもラルクのみである。
B:運営よる後出し要素
「最後に使ったボールを記録」の機能が、昨年度の6月末に仕様変更が行われた。
これにより、7/7の七夕に捕獲を狙おうとしていたユーザーが全滅させられる羽目に。
あまりにも馬鹿らしすぎて、これ以上に語る事はないだろう。
実はこのAとB、どちらの個体も所持をしているユーザーは多数存在はするのだろうが、そのほぼ全てが「ポケモンはGOしかプレイをしていない」という属性であるため、今回の2個体に限らずGO限定の個体は、実機上ではあまりにも少ない状態となっている。
④おわりに
といった具合に、ポケモンの個体収集要素にはこのようなジャンルも存在しており、勿論これらはその一部にしか過ぎない。
国内で、世界中で、文字通り山ほどのユーザー数が存在する中でも、極々僅かの者でしか到達できないコンテンツ、あまりにも面白すぎるだろう。
●いつか書きたい記事
→「switch期から登場・追加された個体のランキング」
ZAが出る前か、switchの最終盤辺りにでも出せたら良いが。
とは言え、現在リリースされている個体の中で、まだ残り1匹の条件個体が入手出来ていないため、ラストピースが埋まるまではお預けに。。