meloの本棚：『Heresy』 by SJ Parris (original) (raw)
キルトはお好き?
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2015年 01月 04日 meloの本棚：『Heresy』 by SJ Parris   Heresy CJ Sansomの禁断症状が出ているので（笑）、評判のいい、このシリーズを読み始めました。結果CJ Sansomyよりは軽い感じ。 でも楽しめます。若くして異端者の疑いをかけられドミニコ派の修道院を逃げ出したGiordano Brunoはヨーロッパを転々とするうちに交遊を深めたSir Philip Sydneyの誘いでオックスフォードを訪れることになった。その際にエリザベス一世の重臣、Sir Francis Walsinghamに隠密で働くこととなる。一行がオックスフォードに到着して間もなくBrunoが滞在するカレッジで殺人が起こる。。。Tudor時代のカトリック対ヘンリー八世が（離婚がしたいが為に）ローマより離別した英国教会の間に挟まれる一般市民の様が良く描かれています。SansomのShardlakeシリーズよりも政治色が弱く、読みやすいかもしれません。 Giordano Brunoって実在の人物なんですよねー。 びっくり。映画化もされたUmberto Ecoの薔薇の名前 が好きな方は特にお気に召すかもしれません。お気に入り度： ★★★★☆ 参加してます。 ポチっとお願いします。 タグ： フィクション 洋書 SJ Parris みんなのフィクションをまとめ読み by melocoton2 | 2015-01-04 21:33 |
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