新和版ダンジョンズ&ドラゴンズ(D&D)とか色々やろう58話 久しぶりだねサクロールちゃん! (original) (raw)

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| | | 月は天体だから気にしなくてもいいと思うけど・・・ | | | 月が30個見えたらどうなるのかな? | | | たぶんコレらも | | イモータルルールにのってる最上位モンスターの1つだと思う。 | | | | まさか惑星型のモンスターですか? | | | うん。たぶんメガリスという惑星型モンスター。 | | D&Dで一番デカくて月よりも巨大なヤバイやつ。「メガリス、星型のモンスター。小さいタイプでも月よりデカいの」 | | | | 惑星型とか敵のインフレもここまで来たのかよ。 | | | あと光の泡はたぶんトーナルというモンスター。 | | 1万いるなら1万もイモータルがいると考えていい。「トーナル光の泡みたいなモンスター、シャボン玉みたいにはじけるよ~」 | | | | イモータル1万ってベルセルクの触より酷いじゃないですか。 | | | こんなん勝てるわけないじゃん。 | | | そだね。 | | とはいえ 彼らはメス達にはなーんの興味もないようだ。 | | | | フワ、フワ~♪ララ、ラー♪ | | | フッワ~。 | | | ゴゴゴ・ゴ・・・ | | | トーナルとデーモンは西に向かって飛び、どこかへ消えてしまう。 | | あとメガリスも西の地平線に沈んで視界から消えてしまう。 | | | | なんのこっちゃ? | | | ん~。なにやら巨大な陰謀を感じますねぇ。 | | | とにかく助かったってことでいいんだな? | | それじゃーモンスターが去ってからトンズラするか。ε=┏( =□=)┛タタ・タ! | | | | (ギラリンコ!) | | | いや!モンスターは去っていない!2匹だけが残って下を見ています! | | | なぬ! | | | とにかく見る! | | | ひたすら見(けん)しかないね! | | | | | | 前回戦ったオルクスが上空100m地点でPCを見下ろしているっ! | | | ふぁっ! | | このタイミングでオルクスぅ! | | | | そしてオルクスの肩には、大物感があふれる金髪のロリ少女が立っています。 | | 「金髪少女」この両者からあふれるオーラは凄まじく巨大なオーラだけで軍隊全てがプチっと潰されそうな気分になります。 | | | | (やはりメスか・・・)(このまま行くとオデと同じ運命かもな・・・) | | | (じゃろうな・・・) | | | オルクスと一緒にいる金髪少女はなんなんだよ? | | | 子供に変身するデーモンなら | | デモゴーゴンかも? | | | | デモゴーゴンって何かなー? | | | 簡単に言うと最強のデーモン。 | | | (ひっ!) | | | ( ゚д゚ ) ガタッ! | | ついに最強さんが来たんだね! | | | | いやいやいや!敵を強くすればいいってもんじゃないでしょー! | | | ただでさえこちらはイモータル(不死者)に勝てないのに、デーモン最強はやりすぎですよー! | | | そんなPCを無視して、オルクスは動きます。 | | | (まぁ、警告ぐらいはしとくド) | | オルクスは野球選手のように振りかぶって、メスに向かって投石!投石した石は直球ストレートでパーティに向かって直進します! | | | | ホントに攻撃しよったぞ! | | セールちゃんの盾!セールちゃんの盾!( ▼皿▼[-盾-]ガシッ! | | | | 蘇生あけの私にまたシネと言うのかー! | | シネ=シネの盾!シネ=シネの盾!( ▼皿▼[-盾-]ガシッ! | | | | セールちゃんのキャラってローフルですよね?ローフルを演じて下さいね。 | | (邪神官すぎる) | | | | とにかく私も防御だよ! | | 投石攻撃ってディフレクトで無効化できたっけ? | | | | その前に石は命中しません。 | | 石はメスの目の前で減速し、蚊のようにポトリと落ちます。 | | | | あ? | | | れれ? | | | (はぁ、なにやってるんだろうな・・・)(オデは・・・)(まさかメスに期待をしてるのか?)(分からん) | | そしてオルクスはクルリと進路を変え西に向かって飛んでいく。 | | | | えええ?ナニがしたいのかな? | | | んん?もしかして・・・ | | 石に近づいて、石を拾います。 | | | | 不用意すぎですよお姉さま。 | | | アネ=アネが石を拾うと、石から声が聞こえますゾイ。 | | | おお、なんですかね?コレ? | | | たぶんスピーキングの効果がついた飛び道具だと思う。 | | この石で20字以下のメッセージが伝えられる~。 | | | | へーへー♪マジックアイテム編というだけあって超便利アイテムだね♪ | | | うん。 | | んでもって石からオルクスの声が聞こえます。 | | | | ニシニイクナサクロール ミタラ バヲ ハナレロ | | | まさかのアドバイスなの! | | | あー。サクロールって懐(なつ)かしいモンスターですね。 | | | というか いろんなモンスターが出すぎてカオス杉ない? | | こんなゴチャゴチャした感じでホントに話がまとまるのかしらん? | | | | なにか1つの目的で西に向かってる、、、とか? | | | ┐( ̄ヘ ̄)┌ =3 さー?どーなんだろ? | | まぁ、いいや。それで、どーしよっか? | | | | そら西に行くだろ。 | | (アッサリ) | | | | 西に行くしかない。(アッサリ) | | | 西に行くよね~。 | | (アッサリリン) | | | | 警告されて、そっこー危険地帯に行くんかーい! | | かーい! かーい!\(≧△≦)/ カーイ! | | | | (うむ、危険地帯に入りたくなるのは冒険者のサガなのだ) | | だから危険地帯を与えて、プレイヤーを誘導するのも悪くない方法だと思うぞ。(プレイヤーの性格によるけどさ) | | | | むー。行くのはいいとして無策で行くのはヤバないですか? | | | じゃあこうしよう♪ | | 本隊と捜索隊の2つに分けるの♪本隊はここで待機。捜索隊は西に進むんだよ。 | | | | にゃるほどリン。部隊を2つに分けてリスクを分散するわけね。 | | | 連絡手段はオルクスの投げたスピーキングストーンを使うといい。 | | スピーキングストーンは射程が10マイル(16km)もあるから超便利。 | | | | 射程10マイル! | | だったら裏技がかなーり使えそうだよね?マジックアイテム偏にふさわしいオモシロアイテムかも。(私的にはアーティファクトより光の船より上のアイテムなの) | | | | ふむ。だったら数欲しいな。 | | | それは良かった♪スピーキングストーンなら60個ほどありますよ♪(o≧▽゚)o | | 総司令官に献上します♪(ノ_ _)ノ ○○○○○○ジャララ | | | | 兵士たちは60個のスピーキングストーンをメスに献上した。 | | | さすが宝物の次元界。ドラえもんのポッケより凄いわ。 | | | ふっふっふ♪これは主力アイテムになるかもよ♪ | | マスターさんは覚悟したほうがいいかもね。 | | | | ええ?そんなすげーアイテムなのか?なんか怖ーい。 | | | で | | 捜索隊の数はどうしますか? | | | | とりあえずファイター50人、マジックユーザー50人、クレリック50人、エルフ20人・・・ | | あとはいつものパーティとウェッポンマスタリー先生で行こ~。 | | | | うむ、数が多いと邪魔だし少数精鋭がいいよな。 | | | 後は荷馬車に大量のマジックアイテムをブチコんで移動するよ♪ | | | 光の船(ライトシップ)はどうします? | | | エルフ軍団と私とシネ=シネで光の船に乗って、先遣隊(せんけんたい)になります。 | | 「光の船(ライトシップ)に乗るメンバー」 | | | | おう、一番危険な役どころだな♪やばかったら自爆ファイヤーボールで自爆しよーぜー♪ | | | うう、やだなぁ!o(T△T)o | | 時刻は昼 そんな感じで捜索隊は西に向かうのだった。・・・・・・・・・・・・んで | | | | 9マイル(約14.5km)進んで夜になります。 | | | 相変わらずD&Dの移動距離って遅いわね。 | | そこだけはホント納得いかないわぁ | | | | そしてドス暗い夜の中。 | | ライトシップに乗っていたエルフ達が何かを見つけたようだ。 | | | | なんですか? | | | 言え。 | | | 城壁に囲まれた街を発見します。 | | 宝石の次元界にふさわしくない寂(さび)れた街町の入り口は貧しい身なりの門番がいて、町の中は貧しい身なりの町民が寝そべっています。「城壁に囲まれた街」 | | | | って、なんでこんな所に人が住む街があるんだよ? | | | そして町のいたる所で磔 (はりつけ)台があり | | 火あぶりにされた住民が焦げた臭いをまき散らしながらボーボー燃えてます。ダークファンタジーの火あぶりは背景みたいなもんですね。 | | | | ゴクリンコ。処刑だらけの街ですか? | | | のっけから地獄なのね。 | | | さらに!さらに! | | 火あぶりにされた住民は、怒りのあまりサクロールというアンデッドになり サクロールのまま磔台(はりつけだい)で燃やされています。「サクロール(超むかつきながら死ぬとサクロールになる時があるの)」 | | | | くロス!くロス!くロス!くロス!くロス!くロス!くロス!くロス!くロス!くロス!くロス!くロス!くロス!くロス!くロス!くロス! | | くっ、こ ロス! | | | | 控えめに言ってまーまーの地獄ですなー。 | | | んーヤバイな。 | | これってオルクスがゆーてたサクロールを見つけたら場を離れろってやつだろ。 | | | | とにかくスピーキングストーンを投げてメス達に報告します。 | | 「サクロールト マチヲ ミツケマシタ」と | | | | スピーキングストーンは時速150kmで飛び | | メスがいる場所にメッセージを送りました。 | | | | ぬぬ、ぬ!ますますカオスな事になってるね! | | | カオスすぎてどういう話になるか心配になってきたわ。 | | | そんな時に、ウェツポンマスタリー先生がメス達に提案します。 | | | なにかな?なにかなー? | | | こんな時にすまないが、兵士の中に腹痛をおこしたモノがいる。 | | 1人の戦士とクレリックを本隊に戻していいか?クレリック軍団にちゃんとした治療を受けさせたい。 | | | | ああ、相変わらずウェッポンマスタリー先生は兵士を大事にしてますねぇ。 | | このパーティでまともな人は私とウェッポンマスタリー先生だけですよぉ。 | | | | (えええええ!?) | | (そなの?<(○□○)>) | | | | OKOK♪兵士を本隊に戻していいよ♪ | | | 感謝する。 | | ウェッポンマスタリー先生は後方に移動し、兵士に指示を送った。 | | | | (んん?このイベントいる?) | | | それはともかくさ | | 私達は町の中に行くからね。戦闘準備だよーん。 | | | | ああ、やっぱり行くのね。 | | | このままだとカオスすぎてナニがなんだか分からないからね。 | | とにかく情報を収集してさ。やばそうだったら離脱するの。 | | | | メス達は光の船(ライトシップ)と合流し、光の船(ライトシップ)と一緒に町へ向かった。 | | | ひゃっはー♪雑な移動処理は退屈だぜー♪ | | | じゃー金貨の大地を踏みながらズンズン進むー! | | ε=ε=┏( ・∀・)┛ズンズンε=ε=┏( ・∀・)┛ズンズン | | | | パーティが前に進むと周囲の風景が少しずつ変わり | | いつの間にか地面に落ちている金貨が、ドス黒い金貨に変わっています。おそらく金貨が人の脂(あぶら)を浴び、酸化して黒くなったのでしょう。 「現在位置:地面に落ちてる金貨が黒い金貨だらけに」 | | | | 不吉しかないわね。 | | | そして夜だけあって周囲も暗く、松明(たいまつ)の光しか見えませぬ。 | | | んー。こういうのは何かが起きる合図~。 | | | (はい) | | (さすがTさんです) | | | | サクッ! | | ボトリ! | | | | ん?なんの音だ? | | | 何かが斬れ、何かが柿のようにボトリと落ちる音が聞こえる。 | | | なんだか分かりませんが落ちたモノを拾いますよ~。 | | | お姉さまはなんでも拾い杉です。 | | マスターの罠だったら両手がぶっ飛びますよ。 | | | | 拾ったモノの重さは大玉のスイカぐらいですね。 | | | あー、わりと重いですねぇ。 | | なんでしょーか? | | | | したたる赤い液・・・血生ぐさいにおい・・・ | | アネ=アネが拾ったもの それは兵士の生首だったのだ!本物の生首見たことある?動画で見たけど人形みたいだお。 | | | | きゃあああああ! | | | きゃあああああ! | | | え?敵襲があったのかな? | | 全然わからなかったの! | | | | 感知できない敵のコーゲキ?それとも精神操作? | | | とにかく周囲を見回すからな! | | こういう時はインフラビジョンが使えるエルフの目が優位だぜ!※インフラビジョンとはサーモグラフィみたいに温度が見えるエルフの特殊能力だよ~。 | | | | では周囲を見回す人は敏捷度(デクスタリティ)判定をお願いします。 | | エルフは自動成功にします。 | | | | 成功! | | | 成功! | | 犯人誰よぉぉ!( >0<)ノ_彡☆バンバン! | | | | みんな成功ですな。 | | 誰かの剣が血でぬれていた。誰かの服が返り血でヌレまくっていた。 | | | | ・・・・・・・。 | | 誰かが死んだ兵士の胴体を片手でつかんでいた。 | | | | 現場を見れば一目瞭然! | | 兵士の首を切った犯人 それはウェッポンマスタリー先生だったのだ!「犯人はこの人です」 | | | | はあああああ!? | | | 兵士思いのウェッポンマスタリー先生が兵士の首を切るなんて考えられないの! | | | おい、どういうつもりだ!ウェッポンマスタリー先生! | | ご乱心か?私でもそこまではやらないぞ! | | | | ウェッポンマスタリー先生は眉(まゆ)1つ動かさずに不思議な顔をして答える。 | | | ナニを言っている? | | ここは大中道国家だぞ。 つまり中道でないモノは粛正されてもしょうがない | | | | こんなのはいつもやってる事だろうに。 | | | は? | | | は? | | | は、はのは? | | 大中道国家ってなんじゃらホイ? | | | | こりはヤバイ!どー考えても危険領域に足を踏み入れてるよ! | | | だから、なにを怯えた顔をしている? | | 危険な反中道分子を殺しただけだぞ。ウェッポンマスタリー先生はいつもの雰囲気で狂ったことをいう。 | | | | それはまるで・・・ | | 思想(イデオロギー)が突然変わったようにも見えた。 | | | | イデオロギーって!? | | | もしかして次のボスキャラはイデオロギースタッフなのでは? | | 前回の後半で出てきましたよね?「イデオロギースタッフ」 | | | | (正解です!) | | (ちなみにイデオロギースタッフは大戦争女王やオルクスよりも上位の大怪物ですからな)(わりとどーにもなりませんぞー) | | | | そもそもイデオロギーの意味が分かりません。日本語を使って下さい。 | | | (メスちゃん・・・) | | | (くっくっく♪これからプレイヤーにド鬱(うつ)な地獄を浴びせまくるからなw) | | (覚悟しとけよ~♪) | | | | !? | | マスターの黒いオーラを感知!私ぐらいベテランになると、マスターの邪悪なオーラを目視することが出来る。 | | | | それはそれで怖い話ね。 | | 「はーい、こっから地獄ですよーwww」 | | | 次の話へ 前回の話へ TOPに戻る | |