PHOTO SESSION (original) (raw)
大雨警報の中、早朝にK先生が迎えに来てくれた
目的はグループ展の為のネタ探しである。
出発してすぐ、K先生に『ネタのイメージはある』と聞かれるが
イメージなど湧くような天候ではない
本当は、自分なりの撮影イメージがあったのだが(滅多にない)
この雨に流されてしまった
元々、場所決めや事前のイメージ撮影はあまり好きではなく
出たとこ勝負の現場合わせタイプの人間
まあ、言ってみれば狩猟型タナボタ人間の典型なのだ
普段は目が悪く、ヘレンケラーの三重苦状態だが
山に行くと途端に50メートル先の鳥の見分けがつく(これほんと)
そんなこんなで、以前紹介の阿蔵ヶ池(別漢字もある)に行ってみた
鵺伝説のコワ~イ山上湖である。(ホラーのサービス付き)
大雨+追い討ちの水である(やけくそとも言う)
で、いいの撮れたの?って聞かれると辛い。
一枚目の写真のワンカット前に、何か未確認飛行物体が写っていた(大型の鳥かも)
やはりホラーか!笑
台風2号の影響で連日の雨
明日も多分、雨だろう・・・湿
身体の天火干しもたまにはしないと菌が死なない
仕事菌、ストレス菌、撮れない菌(これは皮膚に付着して、かなり長い)
撮れない菌は、ひょっとすると一生、取れない菌かも
ピーカンカラカラの時は、シェスタでもしておけとは写真の先輩諸氏から
よく言われたことだが・・・どうなんだろう?
『そんな了見の狭いことでは、イイのは撮れないよ』
写真の神様のそんなお告げも聞えるし。
まっ!所詮、ローカルおやじの自己満足の世界だ
明日もズブヌレになって来っかーっ。
写真はアカヤシオで、一昨年の古漬けだす。
全方向からせり出してくる枝
まるで龍の骨格のようだ
厳しい自然環境にある樹ほど歪で異様な形になるようだ
最近は、山深く入って撮ることが少なくなった
昨日、久し振りに面河、石鎚山方面に出掛けてみた
アケボノの咲き具合が気になる
途中の山芍薬のポイントでは、まだ花が盛りであった
やはり例年より1週間は遅れてるみたいだ
スカイラインや山の谷筋には残雪がある
タムシバ(コブシの親戚)も今を盛りに咲いている
この時期、1500m付近でぽつぽつ咲いてるアケボノも
見ることができない
7日から10日遅れか・・・?
もうすぐアケボノツツジ(アカヤシオ)が咲く
大気圏という温室の中では、ほとんど同じ時期、同じところで咲く
何万年も何千年も繰り返されたであろう自然のサイクル
人間は自然に抗うことは出来ない
サクラ前線も東北地方まで上がってきた
たくさん咲けばいいのだけど・・・。
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