「ちきゅう」とつながろう (original) (raw)
きのう(11月15日)のTBCラジオ「en∞Voyage フライデー2」*1を聴いていますと、9時台の頭でパーソナリティの石川太郎さんがふつおたメールの差出人の名前に驚いていました。
その名は、三浦菜摘さん。
かつて「ラジオな気分 フライデー2」で太郎さんのアシスタントをしていた元TBCアナウンサーです。入社3年弱で退社してしまいましたが、声のお仕事はしつつ、大学時代の専攻を生かして日本科学未来館で科学コミュニケーターという科学と一般大衆の架け橋のようなお仕事もしていらっしゃいます。
blog.miraikan.jst.go.jp
今回はたまたま仕事で仙台に来ていてタクシーのラジオから太郎さんの声を聴いてメールを送ったようです。
一曲挟んで「weather compass」のコーナー。星野誠気象予報士が言うには、三浦さんはこのあと震災を引き起こした断層を探査する船に乗り込むのだそうです。
という話を聞いてググってみたら上に挙げたリンク先の記事を見つけたわけです。その末尾に、地球深部探査船「ちきゅう」からレポートすることになったことが述べられていました。
この船、なんと今、宮城県の沖に居ます。
www3.nhk.or.jp
会員限定で途中までしか読めないけど、以下の新聞記事で探査船「ちきゅう」の規模や調査の概略はつかめるかと思います。
www.tokyo-np.co.jp
www.asahi.com
仙台空港から260㎞離れた宮城県沖で7900mほどの長いパイプを下ろして海面下980m分ほどの地層を採取するという作業をしている船に、三浦さんはどうやって乗り込むというのでしょう。でも乗るのです。船の上からレポートするって書いてるもん。
— 三浦 菜摘(科学コミュニケーター、アナウンサー) (@natsumiura0526) 2024年10月31日
youtubeライブ中継のURLは日本科学未来館のサイトに載っています。
www.miraikan.jst.go.jp
ううぅ、私は夜勤期間中で起きているのがつらい時間帯だ。けど世間的には連休の午後ですから見やすい時間帯ですね。
これとは別に、探査船「ちきゅう」の紹介をするイベントが仙台市科学館で12月8日に行われるそうです。
izumikuplus.com
ということで、今日は告知のようになってしまいました。
書くべきネタはいくつもあるはずなのですが、おいおいやるつもりです。ではまた。
余談ですが、この研究を行っているJAMSTEC・国立研究開発法人海洋研究開発機構の本部は横須賀にあります。先日ミヤギテレビの特番で岡崎大知アナが訪れましたね。
bosai.mmt-tv.co.jp
あの時に乗った研究船「かいめい」も海底から地層を採取していましたね。どちらの船のほうが深いところまで探れるのでしょう。
www.gizmodo.jp
*1:読みは「エンボヤージュ フライデーフライデー」、正確には最後の2は上付き文字