納豆の思い出 (original) (raw)
今週のお題「納豆」にちなんで書こうと思う。
僕がこどもの頃、家では晩御飯に納豆が食卓によく並んだ。
昔は今みたいに一人分ごとに小分けのパッケージで売られていなくて、大きい容量のものしか売られていなかった。
そんな中でも、ちゃんと藁に包まれたやつがお気に入りでした。
大き目の器に納豆を入れて、生卵を入れ、しょうゆをかけて混ぜる。
それを食卓の真ん中に置いて、それぞれが欲しい分だけ取り分けるスタイルでした。
だし醤油など入ってなくて、味付けは家の醤油のみでしたが、大好きでした。
あるとき名古屋の親戚の家で夕食を頂いた時に、納豆がでました。
その時は小鉢に一人分ずつ分けて出されており、きざみネギがかかっていました。
うちでご飯にかけるふりかけ感覚だったのに、一つの料理としてとらえている感があって文化の違いに子供ながら感心したのを覚えています。
今は、小分けにされている納豆を器に入れるのは面倒なので、発砲スチロールの容器のままぐるぐる混ぜて食べています。
また、いろいろな味が売られていますよね。
梅味とか、鰻味とか、卵風味とか。
へたに味付けしてあるものは、いろいろ試しましたがあまり好きになれませんでした。
やはり納豆はプレーンの状態が一番おいしい。
しかも卵をかけると最高の栄養食になると思います。
あ、それと子供がまだ小さいときの離乳食にも納豆は大活躍でした。
おかゆに刻んだ納豆を入れて少し煮込むだけのお手軽にもかかわらず、スルスルと食べてくれてとても助かった記憶があります。
他の離乳食は嫌がって食べさせるのが大変だったけど、納豆だけはいつもすごくおいしそうに食べてくれてていました。
今振り返ると納豆にはだいぶ助けられましたね。
納豆は悪玉コレステロールを減らす役割もあるということで、健康にも良い影響を与えてくれます。
食事をよりおいしく楽しくさせてくれる納豆を今後も食べ続けていきたいと思います。