おだんごブログ (original) (raw)
入院から6ヶ月経過したころ、腎シンチグラフィを行うことになりました。その結果を見た上で手術するかどうか確定することに。
今回は、 腎シンチグラフィの様子と結果、手術について書いていきます。
前回行った、『造影X線検査』についてはこちらの記事で詳しく書いています。
AFBNになり入院したときの話はこちら。
- 腎シンチグラフィとは
- 子供が 腎シンチグラフィを受けるにあたり気をつけること
- 検査当日の流れ
- 腎シンチグラフィの結果
- 手術することに
- 〜まとめ〜
腎シンチグラフィとは
腎シンチグラフィとは『腎臓機能や尿管の通過性を調べる検査』です。 腎臓の状況を確認し、尿路感染症や膀胱尿管逆流が腎臓に悪い影響を与えているかどうかを知ることができます。
子供が 腎シンチグラフィを受けるにあたり気をつけること
子供が 腎シンチグラフィを受けるにあたり気をつけること、それは『30〜40分間、検査中は一切動いてはいけない』ということ。
赤ちゃんや幼児には無理な話なので、三男は睡眠薬を使い寝かせてから検査を行いました。その場合は、朝一9時前に病院入りし、睡眠薬を飲ませ、熟睡するまで2時間ほど待つ、検査し、起きるまで3時間ほど待つ、起きて問題なく飲み物を飲んだりできるのを確認して終了。延べ6、7時間かけて行います。朝一に来て夕方に帰れるという感じ。しっかり覚醒出来ないとお泊りもあると脅されます(笑)
次男は動かないことを誓い、睡眠薬なしで検査することに。
検査当日の流れ
まず、点滴からアイソトープというお薬を静脈へ入れます。2時間ほど間をあけ、お薬が腎臓へ到達するのを待って検査をします。待つ間は飲み食い自由です。次男の場合は、川崎病の方の検査をその間に済ませて待ちました。
時間となり、いよいよ検査開始。
次男は、3箇所の角度から写真を撮影しました。10分を2回と30分を1回。動かずじっとしておくのは中々難しい年頃だと思いますが、『失敗したら点滴からやり直し』と脅していたら、じっと我慢出来ていました。何が苦手って、点滴が一番苦手なので(笑)
じっと出来てさえいれば、何も痛くも怖くもない検査です。放射線の影響もレントゲンより低いそう。
結果が出るまで一週間待ちます。再度診察の予約をしてこの日は終了です。
腎シンチグラフィの結果
腎シンチグラフィは、腎臓の機能が正常か調べることができます。
腎臓に瘢痕があり機能低下があると、その箇所が白く抜けて見えます。正常な腎臓は黒く写ります。
次男の場合、左の腎臓が大幅に委縮しているようで、正常な腎臓が10とすると7くらいの大きさだそう。右も少し影響がみられて9くらい。
この結果を踏まえて、手術について相談することになりました。
手術することに
『造影X線検査』では右がグレード2、左がグレード4の逆流が見られました。
『腎シンチグラフィ』では腎臓の瘢痕と委縮がみられ、右は1割、左は3割も腎臓が小さくなっている状態。
また逆流からのAFBNがいつ起きてもおかしくない状態で、もっと腎臓に負担をかけることは避けたい。
担当医からは、『手術はせずに左の腎臓は捨てて右で生きて行く。急な発熱は薬で予防するという方法もある。』と言われました。が、いつ再発するか分からない状況が続くのは辛いし、『片方の腎臓を捨てる』という考え方も私達には出来ません。
本人にも分かるように説明をし、『頑張って治したい』という気持ちを聞いた上で手術を決断しました。
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〜まとめ〜
今回は、『腎シンチグラフィ』の検査について方法や結果、また手術をする決断について書いていきました。
腎シンチグラフィの検査自体は、子供には難易度が高いものの、痛かったり怖い検査ではないため心配はいりません。腎臓の状況をしっかり把握して、今後の治療についてよく考えて行きたいですね。
次回は、具体的に手術について書いていきますね。
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今年の誕生日に母から化粧品を貰ったのですが…
その化粧品がとても良かったのでご紹介したいと思います♡
私がブライダルエステからお世話になっている、エステサロンで紹介された基礎化粧品。
私も40歳を目前に控え、アンチエイジングにも良いということでオススメいただきました!!
担当の店長さんは、私の24歳の肌からアラフォーになった今の肌も見てもらっていて、その『店長さんのおすすめ』を絶対的に信頼をしています(笑)
MDNA SKIN
マドンナと共同開発した基礎化粧品。
とても使い心地がよく、肌の調子も良いです。
私が使用したのは、洗顔料、化粧水、オールインワンクリームの3種類です!
一つずつご紹介します。
公式サイトはこちら
ザ フェイス ウォッシュ
洗顔としてもメイク落としとしても使える、一つ二役なお品。
メイク落としでは、乾いた手でそのままメイクに馴染ませて洗い落とします。
洗顔では、少量の水やぬるま湯を混ぜて軽く泡立たせて洗顔します。
サラッとした使い心地で、洗顔後の肌のツッパリ感も少なく、しっとり目な洗い上がりになります。
香はほんのりライム。優しい香りで、個人的に大好きです。癒されますね。
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ザ ローズ ミスト
その名の通り、ローズの香りのする化粧水。
スプレータイプで、洗顔後の肌に目を閉じてミストをプッシュ!
公式には10プッシュほどが推奨のようですが、なかなかビショビショになります(笑)が、手で馴染ませるとちょうど良い感じになりますよ。
使いはじめは10プッシュがちょうど良く、最近は6〜7プッシュでも十分潤いを感じます。肌が潤っている証拠?なのかな?
ローズの香りはこれまたほんのりで、強すぎることはなく癒されるローズです♡
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ザ リインベンションクリーム
洗顔後の肌に馴染ませるだけ。化粧水、美容液、乳液、クリーム、パックの機能をあわせ持つという優れもの!!
私は『ザローズミスト』を使用した後に塗っています。
このクリームはめちゃくちゃ伸びが良くて、たくさんの量を使わなくてもしっかりしっとりします。表現が難しいのですが、『肌にバリアが貼られたかのようなしっかりした保湿感』があるのです。語彙力なくてごめんなさい(笑)
パックされてるような感覚…というと近いかな?
ちなみに、香りはほとんどないです。
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〜まとめ〜
ここ2ヶ月ほど『MDNA SKIN』を使用しています。
お肌の調子はまずまず。肌トラブルも全くなく、しっかり保湿されてます!
シミやくすみの解消だったり美白だったりは、正直言ってよく分かりませんが、保湿と使い心地は抜群ですね。
迷っている方は、お試しされる価値もあるのでは??
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2023年12月に次男が入院し、半年が経ちました。
以前、川崎病の経過を書きましたが、同時進行でAFBN(急性巣状細菌性腎炎)の診察にも通っています。
専門医がいないため、三男が通う別の総合病院へ通うことになり(同じ担当医)、今後の治療方針が決まってきましたので、書いていきたいと思います。
▽▽入院したときの状況やAFBNについてはこちら
造影X線検査を行いました
入院した病院からの紹介状を持って診察へ向かうと、早速『造影X線検査』をすることになりました。おそらく『膀胱尿管逆流』でしょうとのこと。再発防止のためにも、原因究明は必要。すぐに予約を取りました。
三男は、3回この『造影X線検査』をしています。0歳グレード3、1歳グレード3、3歳グレード2となり、自然に改善しました。膀胱の逆流防止弁の発達が未熟だったのが、成長と共に自然と改善し、グレード2は『逆流ありだが腎臓へ達していないという結果』であり今後は再発もないだろうと考え、予防薬もやめて1年近く経ちます。
三男の造影X線検査についての記事はこちら
撮影時に造影剤という液体を下から強制的に流し入れて、膀胱をいっぱいにし、おしっこをする瞬間の撮影をします。体内での尿の動きをみることができる検査です。
この検査が、まあ気持ち悪いらしい。2年生は検査の意味を理解してスムーズに出来ましたが、3歳は検査の台に寝た状態でおしっこをする事に抵抗があったようで、『おしっこ出そうだけどでない!寝てたらできない!』と泣いてしまい、それなら…と立たせたらできました。どうやら『寝た状態でするのはオモラシだからできない』ということだったみたいです。確かに間違いじゃない!笑
次男の逆流検索結果は、グレード4『ガッツリ逆流して腎臓にも影響あるレベル』となりました。
そして、8歳ともなると『自然治癒する段階ではない』とのこと。つまり『逆流を治す方法は手術のみ』ということです。
手術をすることに…
検査結果を踏まえて、手術することが確定しました。
三男が同じ病気だと分かった時、手術になったら怖いなぁと考えましたが、次男は考える間も無く手術が確定し、本人の目の前で手術の話が始まったものだから、診察室を出た後・・・
『僕手術するの…?』とめちゃくちゃ不安気に聞いてくる次男。
入院した時の様子を思い出し、不安気な次男の顔を見ると、『手術するよ』とハッキリ答えることが出来ませんでした。
『まだ腎臓の検査をして、その結果を見てから決まるから決定じゃないよ』とぼやかすことしか出来なかった。次男は、少し安心していつもの調子に戻りましたが、手術が決まったと伝えるのは心が痛みます。
腎シンチグラフィ
入院から6ヶ月経過したころ、腎シンチグラフィを行うことになり、その結果を見た上で手術することになりました。(※こちらはつい最近行いました)
腎シンチグラフィとは『腎臓機能や尿管の通過性を調べる検査』です。尿路感染症や膀胱尿管逆流が腎臓に悪い影響を与えているかどうかがわかります。
腎シンチは三男も経験済。動かない検査は小学三年生にはまだ難しいかもしれませんが、頑張ってもらうしかないですね。
次回、腎シンチからの手術について、詳しく書いていきたいと思います。
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長男がついに!中学校に入学しました。
といいつつも、早2ヶ月が経とうとしていますが・・・(笑)
つい最近、6年生に進学した記事を書いたような・・・
中学生になったということは、テスト勉強とか、高校受験とか、あるわけですね。
中学受験をしない我が家は、小学生の間はお気楽に過ごしていたわけですが。やはりそろそろ勉強環境も整えていこうという話になりまして。
本格的に長男の勉強部屋を整えました。
ちなみに、次男が小学校入学の時は長男は5年生。その頃にも、模様替えは行ったわけですが、今回はもっと大々的にやりました。
4月下旬からGWにかけて、がんばりましたよ!
▽▽次男入学時の模様替えはこちら
- 【今回の模様替えで行ったことリスト】
- ①子ども部屋を壁で仕切る!
- ②ベッド等大きい家具を購入
- ③エアコンの設置
【今回の模様替えで行ったことリスト】
①12畳の子ども部屋に壁を入れて、6畳ずつの2部屋へプチリフォーム。
②ベッドや勉強机、本棚を購入
③エアコンの設置
①子ども部屋を壁で仕切る!
子ども部屋を考えるにあたり、家具で仕切る、三兄弟共同の部屋にする等色々検討しました。
やはり、思春期を迎え、それぞれのプライバシー的な意味で仕切る方が良いという結論に。
新築時のハウスメーカーに連絡し、工事を依頼。安い業者を探そうかとも思いましたが、やはり工事内容で何かあった場合に、違う業者を利用すると『ここはウチじゃありません』ていう責任転嫁ができるんじゃないかという懸念が生まれ、家の事は新築時のハウスメーカーに全て統一してお任せすることにしました。
元々部屋を分ける可能性も考え、ドアも2箇所に設置済み。ただ壁を入れるだけの工事です。壁も飾り棚付けたり考えましたが、お値段が結構上がるので取りやめ。
25万円なり。
物価高のご時世もあり、まあ必要経費ですね。
そして、工事を前に…子ども部屋断捨離開始!
不要なおもちゃとのお別れ会。ベビー用のおもちゃやハッピーセット関連等ゴミ袋大3袋分おさらばしました。
何とか工事ができそうな状態に…
工事自体は、2日でサクッと終了。壁紙など安定するまで1週間はあまり触らないように。
②ベッド等大きい家具を購入
全くお店に見に行くことなく、**ニトリさんのネットにお任せ!ベッドと勉強机、本棚、一通り揃えました。細々としたグッズはAmazon**。
Amazonでは、デスクに置くライトやデスク下に引くマット、勉強机に合わせて椅子を書いました。
諸々トータルで10万円ほど。
やはり全て自分で組立るタイプ。自分の家具は自分で作ってもらおうと、長男に頑張ってもらいました!
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③エアコンの設置
夏がきたら部屋に居られなくなるため、早めにエアコンをつけようと家電屋さんへ。近場の2箇所見て周り、最安値のものに決定!機能はいらないし、涼しい風と暖かい風が出ればオッケー笑
工事費込みで65,000円なり。
翌日設置に来てくれてとても助かりました!
ちなみに、メーカーはハイセンス。
Amazonにもハイセンスのエアコンありましたが、工事費込みで80,000円超えますので、近場の電気屋さんでも十分安くつけられますよ!
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そんなこんなで、なかなか大変でしたが、何とか長男の部屋が完成!
本人も気に入った様子♡
お金はかかりましたが、必要経費。
これでしっかり勉強が出来ると期待しています…笑
次男の入院から3ヶ月が経ちました。2ヶ月経ったところで、**アスピリン服用が終了できるかどうかの検査と診察**を行いました。
退院後から順を追ってご紹介しますね。
▽▽川崎病が分かったときの記事はこちら
退院後の治療経過
12月末 退院
アスピリンを服用(毎朝1錠)
1/4 診察
心臓のエコー、心電図、レントゲン
1月下旬 インフルエンザB型に感染
アスピリンの服用をストップ
インフルの治療を行う(リレンザ服用)
1月末 診察
心臓のエコー、心電図、レントゲン
アスピリンの再開
2月末 アスピリン服用終了
服用終了後数日空けて診察
3月上旬 診察+検査
心臓に負荷をかけながら心電図
(踏み台昇降運動4分くらいしてすぐ心電図)
心臓のエコー
アスピリン服用の正式な終了決定
インフルエンザになったらアスピリンは飲まない
1月下旬、次男はインフルB型に感染。
インフルエンザになると、アスピリンの服用は一時的にストップします。インフルエンザとアスピリンは相性が悪いとのこと。
インフルエンザが分かったところで一旦インフルの薬のみ(今回はリレンザ)に切り替えて、インフルエンザが完治してから医師の許可を得てアスピリン再開となりました。
(アスピリンの効果は服用を止めるとすぐになくなるわけではないので、インフルエンザの治療中数日飲まないくらいは問題ないとのこと)
アスピリン服用中は運動制限あり
運動好きな子供には、なんとも酷な運動制限。
次男も例外ではなく、学校の授業では体育が一番大好きで、成績も体育はオールA。運動しないなんて考えられないというタイプ。
『外遊び禁止、体育の授業禁止、スポーツの習い事禁止』
なかなかツライ2ヶ月を過ごしました。
当然静かにしていることは難しく、まあまあな頻度で室内でジャンプしたり走り回ったり。その度に『また入院する?』と言われ注意される。
アスピリン服用中は、内出血しやすくなり青タンがよくできていました。出血はそこまで気にする必要はなく、擦り傷などであれば絆創膏で十分止血できます。
子どもに常日頃ずっと走るなというのは、無理な話ですね…笑
アスピリンを止められるか検査する
2ヶ月アスピリンを飲みきり、3月上旬に検査をしました。
レントゲン、心電図、心エコー。
特に心電図は、負荷をかけての心電図で、なかなか大変な検査でした。
メトロノームのような音に合わせて、ひたすら4分程踏み台昇降運動。リズムも結構ペースが早く、久しぶりの運動をする次男にとっては大変だったよう。途中でふらつく場面もありつつなんとかやり切り、直ぐに横になって心電図。
この3つの検査が異常なしとなれば、晴れてアスピリンを卒業となります。
川崎病との今後の付き合い方
今後は定期的に経過観察のため、まずは3ヶ月後に診察です。行くたびに心電図やエコーはやるみたいですね。
血管や心臓に瘤ができていないか、定期的に何年もかけて見ていきます。本人が理解できる年齢になれば、自分自身で注意して管理してもらうようにしていきます。
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〜まとめ〜
アスピリンは、運動制限があるので、子供にはとてもツライお薬ですね。『もう入院したくないから』と頑張ってくれました。
今後の川崎病の経過観察も、随時更新していきますね!
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我が家の次男8歳は、『急性巣状細菌性腎炎(AFBN)』になり、緊急入院しました。
腎臓の炎症がひどく、高熱が5日程続き、その影響で『川崎病』と『心筋炎』までも発症してしまいました。
AFBNについては、前回の記事で詳しく書いています。
今回は、次男の**川崎病や心筋炎が分かった経緯や、治療方法について**書いていきます。
川崎病とは
川崎病とは、血管に炎症が起こる病気です。
全身の血管に炎症が起こることによりさまざまな症状が起こります。
川崎病の原因はよくわかっていないそうですが、急な発熱から始まることが多いとのこと。
川崎病の主な症状
◇発熱
◇両方の白目の純血
◇唇や舌が赤くなる
◇首のリンパ節が腫れる
◇手足が赤く腫れる
◇発疹(BCGのあとが赤く腫れる)
この6つの症状のうち、5つに該当すると川崎病と確定診断となります。
次男は上の5つが該当(手足が赤く腫れたのは元々の日焼けで分かりづらかったが、手足の皮がめくれてきて腫れていたと後でわかった)。
ちなみに、4つ該当すると不全型と言われるらしいです。
川崎病の合併症
全身の血管に炎症が起こるため、心臓の血管の一部がコブのように膨らむ冠動脈瘤ができることがあります。瘤が大きいと血栓ができやすくなり、血管がつまると、心臓の筋肉に十分な血液を送ることができなくなります。冠動脈が完全につまると、心臓の筋肉が障害を受け壊死します。これを心筋梗塞と言います。
次男は今のところ瘤は出来ていません。
しかしまれにある合併症として、心筋炎などが挙げられ、今回次男は心筋炎を発症していました。
心筋炎とは
心筋炎とは、心臓の筋肉に炎症が起きている状態。
ウイルスや細菌などの感染症がきっかけで発症することが多いそうです。心臓の動きが悪くなって、心不全や危険な不整脈を引き起こします。
川崎病と心筋炎が分かった経緯
前回の記事から引き続き、入院中のことを少し書いていきます。
入院7日目
心電図や心エコー、CT等を行い、川崎病の可能性が高いとの診断を受けた。すぐに冠動脈瘤を防ぐために**アスピリンの服薬がスタート**。腰が痛いと言っていたのは腎臓の炎症が原因で、首が痛いと言っていたのがリンパ節が腫れていたと分かった。リンパ節の痛みは川崎病の症状の一つ。この時点では首の痛みは引いていました。
入院8日目
この日も心電図と心エコーなどを行い、川崎病の上に心筋炎も発症していると診断された。それだけ酷い炎症だったと言うことなのかな…。
毎日新しい病名が追加されて、不安になる。本人は熱も下がり、どんどん元気になっているのがとりあえず良かったと思いつつ。
入院9日目
ようやくご飯も食べられるようになり、病院食を食べ始める。食欲が戻ったため、点滴の機械が外れ、抗生剤の点滴のみとなる。循環器専門の先生から川崎病や心筋炎の詳しい説明をしてもらう。
この日以降、2日に1回心電図とエコーをして血栓や冠動脈瘤に注意しつつ、血液検査で炎症の状況を確認した。
血液検査の結果、飲み薬の治療での許可が出て、トータル2週間で退院となった。
AFBNについてはケフラールを退院後1週間服用し、今後原因を探りながら良い治療法を探していく。**川崎病についてはアスピリンを継続服用しつつ、定期的に検査に行く**こととなった。
川崎病、心筋炎の治療方法
まずは**アスピリンを服用して、血栓などが出来ないか定期的に確認**します。川崎病の症状が落ち着いてきて血栓等も出来ていない場合は、アスピリンでの治療を2〜3ヶ月行い経過を見ます。
次男は川崎病の症状が軽いため、アスピリンの服用のみで治療をしています。
炎症がひどい場合は、免疫グロブリンを点滴投与し、アスピリンと併用する場合が多いようです。
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〜まとめ〜
今回は、次男が発症した【川崎病】と【心筋炎】について、次男の場合の症状と治療経過などを記載しました。
子どもがなった病気について、分からないことだらけで、自分なりに色々調べました。
川崎病は、発症してすぐに適切な治療をし、経過観察をしっかりしていれば、大事には至らない病気だと思います。ネットを見ると不安な記事も見かけますが、しっかり子どもと向き合って、治療をしていこうと思っています。
また今後も治療についてご紹介していきますね。
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『急性巣状細菌性腎炎』という病気、聞いたことありますか?
私は初めて聞きました。担当医から何度聞いても覚えられないので、紙に書いてもらいました(笑)英語では『acute focal bacterial nephritis』というので『AFBN』と言われているようです。
まあどっちにしても初耳なんですが…
我が家の次男が、この度入院となり、検査の結果AFBNだと判明しました。現在も入院治療中です。
今回はAFBNについてと次男の様子を記録していこうと思います。
- 『急性巣状細菌性腎炎』とは
- 『急性巣状細菌性腎炎』になった原因は?
- 『AFBN』の症状
- 初日
- 2日目
- 3日目
- 4日目
- 5日目
- 6日目
- 7日目
- 三男は腎盂腎炎
- AFBNの影響で、川崎病と心筋炎にもなっていました
- 〜まとめ〜
『急性巣状細菌性腎炎』とは
『急性巣状細菌性腎炎』とは、細菌が何らかの原因により腎臓に入り、腎臓が炎症を起こしている状態。
腎臓の炎症には大きく3つの病名があり、ザックリいうと重症度合いで呼び名が変わるみたいです。
『腎盂腎炎』腎臓の入口部分の腎盂と言われる部分が炎症を起こすこと。
『急性巣状細菌性腎炎』腎盂に止まらず、腎臓全体が炎症を起こすこと。
『膿腎症』腎臓の炎症が酷く、膿ができている状態。
次男は『膿腎症』は見つからず、その前段階の『急性巣状細菌性腎炎』との診断。なかなか見ないくらい酷い炎症と言われています。
『急性巣状細菌性腎炎』になった原因は?
今回の原因ははっきりと分かっておらず、『急性巣状細菌性腎炎』の主な原因は『膀胱尿管逆流』なので、まずはそれを疑っています。
ただ、尿が綺麗で細菌は見られず、尿に現れないタイプの逆流かもしれないと言われています。
血液感染からの炎症も可能性はあるが、逆流の方が可能性は高いとのこと。今後詳細調べていきます。
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『AFBN』の症状
時系列で、今回の次男の場合の症状をご紹介します。
初日
朝7時起床、泣きながら起きてくる。『頭が痛くて涙が出てくる〜』と訴える。体温37.2度。
微熱もあるし学校を休む。当日は三男の通院もありたまたま私も仕事の休みを取っていた。午前中三男の通院を終えて保育園へ預け帰宅。昼前に次男の様子を見ると朝よりしんどそう。体温39.2度。小児科は予約が取れず大人の通う内科の発熱外来を受診。コロナやインフルは陰性となり風邪薬とカロナールを処方されて明日も下がらなければいよいよインフルかと言う話になって帰宅。薬で一時的に熱は下がるが夜にはまた40.2まで上がる。食事はみかんを一つ食べるのが精一杯。汗をかいたので着替えをしようと話しかけても、返事はするがボーッとしていて上の空で意識が朦朧としている様子。
2日目
朝も熱が40度あり高いので小児科を予約。本人の様子もいつもと違うので、私が連れて行けるように仕事を早退できるタイミングで16時に予約し、web問診を回答して出勤。昼間は実家に預けていた。午前中、小児科から電話があり、『問診票で、元気がない、食欲がない、水分が摂れないとあるので、念の為午前中に連れてこれませんか?』と言ってもらえた。職場が遠くすぐに帰れないので実家にお願いして受診。これが神対応だった。この時点で、本人は自分で歩く事も出来なくなっていて、おんぶで連れて行ったんだそう。小児科で血液検査をしたところ、『白血球とCRPの値が高すぎるのですぐに総合病院に行ってください。入院です。』と言われる。実家はびっくりして私に連絡をくれ、その足で総合病院へ行ってくれた。特に炎症値を示すCRPが30.1あり危険なレベルだった。
総合病院の救急外来に紹介状を持って受診。そのまま入院となった。
3日目
まだ熱が高く39度台を推移。左の腰辺りと首を痛がり、『腰が痛いから足に力が入らないから歩けない』と分かる。血液検査、CT、エコー、心電図を受ける。
腎臓の炎症が酷いと判明し『AFBN』であると説明を受ける。三男が腎盂腎炎で入院したのもこの病院で、その時との違いも説明された。三男は感染した細菌もはっきりわかったが、次男の場合は不明のままだし、尿も綺麗なので尿の逆流と断定もしにくい。落ち着いた頃に検査をする事になるだろうとのこと。
4日目
熱はまだ下がらず、39度〜38度を推移。少しずつ下がってきてはいる。細菌が特定できないため、汎用性のある抗生剤を使用しているが少しずつ下がっているのでこのまま続けていくことになった。土曜日だったので検査はなし。本人もようやく起き上がってお喋りするようになり元気が出てきた。ケトン体の値も高く吐き気があり、食事はまだできず。
5日目
熱が38度〜37度台に下がってきた。腰の痛みも引き体が動かしやすくなり、トイレに1人で行けるようになった。
6日目
熱は37度台〜36度台に。発熱エリアから発熱が無いエリアへお部屋変えとなった。この日は血液検査、エコー、心電図を行った。白血球は正常値に下がり、CRPも8まで下がってきた。ケトン体は0なので食べられるはずだが、吐き気が怖いのかまだ食欲は戻らず。シャワーも解禁となり、6日振りにスッキリできた。
7日目
この日以降から、川崎病や心筋炎が発覚してくる。入院当初から疑って検査をしてはいたが、初めは川崎病ではなさそうと言われていた。詳しく検査していくにしたがって徐々に分かってきたのか…
7日目以降はまた次回の記事に書いていきます。
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三男は腎盂腎炎
何を隠そう、三男は腎盂腎炎経験者。しかも2回。『膀胱尿管逆流』グレード3でした。
1度目は大腸菌、2度目は緑膿菌。グレード3で2回発症は稀だとのこと。
0歳から3歳半まで毎日予防に『ケフラール』を飲み続け、ジュースのようにがぶ飲みしてくれる三男(笑)4歳になる直前にもう一度『排尿時膀胱尿道造影』をやりグレード2に改善したので、**ケフラールも中止し経過観察中**…
三男の、ケフラール生活から解放されて半年。
次男の入院となったわけです。
以前、三男の治療について少しご紹介しています。
AFBNの影響で、川崎病と心筋炎にもなっていました
腎臓の炎症がとても酷いものだったらしく、心臓にまで影響が出ていました。しっかり調べてくださり本当に感謝ですが、毎日新しい病名が出てきて気が気じゃありません。
血液が関係する病気なので、一見腎臓とは関係ないようにみえますが、心臓にも負担がかかっていたんですね。
川崎病や心筋炎については、また次の記事のお楽しみにしましょうか…笑
〜まとめ〜
現在、入院10日目。まだまだ治療を始めたばかりです。
今後、AFBNの治療の様子や病院について、書いていきたいと思います。