野草といっしょ204 マルバフジバカマ (original) (raw)

連日の忙しさで更新もせずにいました。

ただ、先週は大菩薩嶺、昨日は休暇で神奈川県伊勢原市の大山に登山に出かけてきました。
大菩薩嶺は小雨でしたがレインウェアを着て登り始めたまではよかったものの、途中で雨が強まり、大菩薩峠まで登ることは断念して下山しました。

その日は大菩薩の湯によってから川浦温泉の山県館に宿泊しました。翌朝の散歩で旅館周辺で撮影したマルバフジバカマです。

マルバフジバカマ(キク科)

撮影:2024年10月6日 山梨県・川浦温泉

実は見たことあるなと記憶していたのですが、名前を思い出せずに図鑑やネットでずっと調べていました。昨日、日帰りで登山に行った大山でも、大山ケーブル駅阿夫利神社下社周辺だけではなく大山の登山道でもかなり咲いていました。

撮影:2024年10月11日 神奈川県伊勢原市・大山周辺

やっと、マルバフジバカマにたどり着きました。実は2012年に箱根の強羅に泊まった時にも撮影していて、箱根湿生花園でその名前を確認していました。

国立環境研究所の侵入生物データベースのサイトで調べたところ、マルバフジバカマは北アメリカ原産の帰化植物で、1916年に神奈川県強羅で定着が確認され、その後各地に広がっているのだそうです。自然がそのまま残っていると思っていた大山山麓にもそうやって外来種が入ってきているのだと思うと複雑な気持ちです。