ミゾリン研究室 (original) (raw)
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好きな物  えらく地味な見た目ですが、幸せが詰まっています。 好きな物（の一部）。高野豆腐、ずいき（芋がら）、干し椎茸、かんぴょう、昆布、切干大根、干した山菜等。乾物だらけですな。その中から本日の特選素材は、高野豆腐と、ずいき(里芋の親戚種の田芋の茎を干した物）であります。両方とも近所では売られていないので、作ってみよう。エクストラファームの豆腐（島豆腐並の硬さ。ちなみに、アメリカの豆腐は沖縄の島豆腐のルーツである中国式の作り方）を冷凍庫で凍らせ、数日かけて冷蔵庫で解凍し、ギュギューッと押して水気を絞った後に再度冷凍させて再び数日かけて冷蔵庫で解凍し、残りの水気を絞って適当な大きさに切り分けて乾かすと 自家製高野豆腐の完成。きめ細かい仕上がりが好みなら、木綿豆腐や絹ごし豆腐を使った方が良いかもしれないが、水切りの最中に割れてしまう事があるので、我が家ではエクストラファーム豆腐を使用。昆布だし・椎茸だし・砂糖・塩・少しの醤油で味付けした煮汁を煮立たせた中に、水で戻した自家製高野豆腐と、これも水で戻した干し椎茸を入れてコトコト煮込んで冷ましたら 高野豆腐と干し椎茸の含め煮の出来上がり。だし汁をたっぷり含んでおります。ああ、幸せ。では、次。ベトナミーズグローサリーで購入した田芋の茎を縦４等分に切り分けて表皮を剥き、天日で干したら（ベトナムでは、乾燥させる前の田芋の茎をスライスして海老などと一緒に煮込んで、スープにします） ずいき（芋がら）の完成。これをさっと水洗いしたのち水に漬けて戻し、ぎゅっと水分を絞って３～４センチ程度に切り分けて、ごま油と紅花油で炒めたら、醤油と砂糖と昆布だしを加えて水気が無くなるまで炒めると ずいき（芋がら）の炒め煮の出来上がり。子どもの頃、初めて食べた時はこんなに美味しい物がこの世にあったのかーと興奮した物である。これだけだとちょっと物足りないのでもう一品。 こんなの作りました。沖縄には無いけれど、あえて沖縄風に言うと、ぅぐま豆腐。さつまいも澱粉とタピオカ粉を使った胡麻豆腐。一人分用のじーまーみ豆腐（ピーナツ豆腐）作りが面倒になったので、ほぼ同じ材料でじーまーみ豆腐風の胡麻豆腐にアレンジ。水・さつま芋澱粉・タピオカ粉・少量の塩に練り胡麻（今回はtomさんから頂戴した物を使用。普段はアメリカで購入するちょっとキメの粗い練り胡麻・タヒーニを使用）・酒をねーっとりとするまで加熱しながら練り上げて型に入れて冷ますだけ。 ダシ醤油をちょろっとかけて、トロ～ンとした食感を楽しみます。 茶色い食卓万歳。ちなみに、この日の旦那様の晩ご飯はサグカリー（ホウレン草のカレー）。上記のごはん内容は、ぅぐま豆腐以外は食べれるけれど、肉が無いと物凄く悲しむので別ごはんにしました。 by flmizorin | 2009-06-19 08:50 |
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