娘の一言にハッとさせられた瞬間 (original) (raw)

最近、「主体性が大事」という話をよく耳にします。自分の意見を持つこと、考えて行動することができるのは本当に素晴らしいことです。子どもにとって、その根っこになるのは家庭での経験、特に食卓での会話や、自分の意見が尊重されること、発言が肯定的に捉えられることだと私は考えています。

そのため、私は娘に対して「◯(娘)はどう思う?」「◯はどうしたい?」と、選択や考えを本人に任せるように心がけてきました。しかし先日、意外なことが起こりました。

私が服の色で黒と白を迷っていたときのことです。そこで「黒と白どっちがいいかな?」と娘に尋ねました。すると娘から「ママはどう思うの?自分で考えれば?」と返されてしまったのです。私は思わず笑ってしまいました。自分で考える力を養ってほしいと「◯(娘)はどう思うの?」と聞いたりしていましたが、こんなに突き放してしまう感じに捉えていたとは思っていませんでした。私の言い方に問題があったなと反省しました。

「ちょっと聞いただけじゃん、意見聞いただけだよ」と言いましたが、この一幕はとても示唆に富んでいました。

この経験を通して、親としての問いかけのバランスや、子どもの主体性を育むための具体的な方法について改めて考えさせられました。家庭でのコミュニケーションが子どもの成長にどれだけ大切かは実感していますが、親も日々学びの毎日です。