劇走江戸鴉を観てきた激走限界ヲタク (original) (raw)

10月13日の昼、『劇走江戸鴉〜チャリンコ傾奇組〜』を観劇してきた。前回のカレンダーイベントのブログをまだ見ていない方やまた見たい人はこちらから↓

そもそも『劇走江戸鴉〜チャリンコ傾奇組〜』とは?と思う方もいると思うので軽く説明をする。STARTO ENTERTAINMENT所属のジュニア内のグループであるHiHi Jets(ハイハイジェッツ)の井上瑞稀(いのうえみずき)と橋本涼(はしもとりょう)によるはしみず主演舞台。新橋演舞場大阪松竹座で上演。f:id:rinsaaan_hatehate:20241013172356j:imageこちらが公式ビジュアル。彩度が高過ぎる。仮面ライダーアマゾンズの真逆。アマゾンズといえば武田玲奈も出演している。大ヒット公開中の映画「侍タイムスリッパー」主演の山口馬木也は我が推し・押田岳とは3回目の共演。

本作は馬より速い『チャリンコ』の話である。そのチャリンコを発明したのが押田岳演じる黒鉄仟右衛門(くろがねせんえもん)。余談だが押田岳早稲田大学を卒業している。きっと黒鉄仟右衛門もチャリンコを発明しているので技術面はもちろんだが、頭も良いはず。

本作はとにかく面白かった。橋本氏演じる雁金弾七(かりがねだんしち)が客席に降りて観劇客に「野田藤(演:岡森諦)か?」と話しかけるシーン。私が観劇した公演で一人、野田藤と名乗るノリが良い観劇客がいた。職業は秘密らしい。そのシーンで浜中文一演じる神鳴庄九郎(かみなりしょうくろう)が野田藤を「クソジジィ」呼ばわりしていたのがかなりツボにハマった。野田藤も寂しくなったから出てくるのがまた面白い。他にもアドリブでかなり盛り上がった。そして、ただ面白いだけではなく、弾七と武田玲奈演じるお露(つゆ)の恋愛模様などの人間ドラマもしっかりしていた。

今回は一緒に観劇したジュニア担のフォロワーがおり(前回の西遊記ではたまたま同じ日でたまたま隣同士になった同担様のフォロワーと観劇)、そのご縁で花道の左から3番目の席で観劇する事が出来た。やはり花道が近いとしんど過ぎる。f:id:rinsaaan_hatehate:20241013174733j:image思わずこうなった。「フォ〜!!!!!」と言いながら花道をチャリンコで漕ぐ黒鉄仟右衛門を見て無邪気な顔が眩しくて本当にたまらなかった。とにかく本作は花道を通るシーンが多くて限界ヲタクは死ぬかと思った。

ラストの江戸鴉の処刑前に花道を通るシーンにて黒鉄仟右衛門の笑った顔を見た時、あまりにも切なかった。切な過ぎて苦しい。苦しいよ 苦しいよ なぜか苦しいよと限界ヲタクの夢見る 15歳(とっくに15歳を過ぎているが)になってしまった。f:id:rinsaaan_hatehate:20241013175332j:imagef:id:rinsaaan_hatehate:20241013175336j:image苦し過ぎて緊急搬送されるレベル。

太く短く生きた江戸鴉、本当にかっこよかった。守るべきものを守った男達、最高に熱くて最高に儚かった。現世でも最高に熱い5人でいてくれ。

本作のチャリンコ大好きポイントが2つあり、1つは様々のメディアが公開したゲネプロの劇中写真や日刊スポーツの号外にも掲載されているチャリンコが飛んでいるところだろう。本当にチャリンコが飛んでいた。ETの有名なシーンのように。もう1つはデコデコギラギラしたチャリンコ。デコチャリでチャリンコから絶対に聞こえるはずがない音がするのが面白い。例えるならヤンキーがいじりまくったチャリンコ。わかる人にはわかる言い方で言うと、見た目が電飾が物凄いローラースケート。私はKis-My-Ft2のコンサートのDVDで見た事がある。眩しい。このギラギラチャリンコのおかげで血糖値スパイクで死にかけていた2幕も目が覚めた。

ここからはパンフレットの感想。やはりパンフレットを開いても彩度が高過ぎる!!!!!と思わず楽天モバイルのCMの米倉涼子になるぐらい。そしてはしみずの顔面が眩し過ぎる。美。さすがはしみずである。押田岳のページを開いてみると、ポージングがセクシーで困った。セクシーサンキュー。あと押田岳の片眉だけ上げられるという技がある。殺す気だ。久々に片眉だけ上げている押田岳を見たせいでもうしんどい。胃もたれ・胸焼けしてしまう。

パンフレットには江戸鴉を演じた5人と武田氏、そして演出の横内謙介の座談会も掲載している。内容と全く関係ないが、このページの浜中氏の肌が白過ぎて面白い。さて内容の話だが、押田岳について横内氏は、**スチール撮影でカツラを着けた時に「こんなの初めてだ。すごい、すごい!」と騒いでたって聞いていたので、素直でいい奴なんだろうなと思っています(笑)**とのこと。可愛過ぎるエピソードだ。

庵平兵衛(あんのへいべい)役の富本惣昭(とみもとそうしょう)は、岳くんは喋りやすい人です。先輩なんですけど友達みたいに接することができると思ってます。と語る。富本氏は私と同い年なので押田岳とは5歳差と少し離れてると言えるような歳の差なのだが、そう思ってくれて押田岳のヲタクは嬉しい。富本氏といえば、先日Instagramのストーリーズにて押田岳のことを「ツボが似てる人」とツーショットを添えて言っていた。とても嬉しいエピソード。

布袋数右衛門(ほていかずえもん)役の井上氏は、僕から見た押田さんはストイックな印象です。殺陣稽古をしていても、細かい動きを何回も繰り返していて。真面目で熱量が高くて、尊敬できるなと思いました。と語る。やはり真面目と言われる押田岳。余談だがこの2人は神奈川県横須賀市出身である。地元トークで盛り上がっていて欲しい。

橋本氏は殺陣の一連の動きの中で、ちょっと変な箇所を追求しているんです。だから、いい意味でですけど、「変態だな」と(笑)。ふざけるシーンも「こうやったほうがいいかな」「ここ違うな」と真剣で熱いんです。と語る。事務所の先輩にも熱いと言われる男なだけある。橋本氏と押田岳の共通点はバイクである。休みが合ったらツーリングして欲しい。無駄知識だと思うが言っておくと、押田岳の愛車はHONDAのスティード400。

浜中氏は押田さんは面白いことがしたいんですよね。でもスベっちゃうんです(笑)。と語る。スベっちゃうのも可愛い。関西の血が流れてる浜中氏には誰にも勝てないだろう。浜中氏のInstagramのストーリーハイライトがかなり面白いので見た事ない人は是非見て欲しい。

武田氏はいろいろ試されているなと、見ていて私も思っていました(笑)。今後どんなものが見られるかなと楽しみにしています。と語る。うちの押田が申し訳ない。武田氏といえば押田岳と同い年であり、仮面ライダージオウのスピンオフで2021年に配信された『RIDER TIME 仮面ライダージオウVSディケイド 7人のジオウ!』にも出演。意外と共通点がある模様。共通点以外に個人的にはPopteenのモデルだったのが懐かしい。

今回は初めての新橋演舞場。インドア派の私が推しをきっかけに初めて行く場所が増えてとても嬉しい。前回の現場のカレンダーイベントの会場であるmysha Galleryも初めてだったなと。初めてが今年は2回もあって結構満足。これからも沢山の初めてが増えるのだろうと思うと、ヲタクは幸せである。

そして何より、生で押田岳の演技を無事に見られて良かった。あの日体調不良で見られなかった日のリベンジを果たせて良かった。生で見る推しの演技は画面越しで見るよりさらに最高である。来年も舞台に出て欲しい。

これで最後になるが、HiHi Jetsもファンも幸せでありますように。さて、HiHi JetsHiHi Jetsを聴くとするか。