Disney+ 韓国ドラマ「悪魔なカノジョは裁判官」第4話/全話 あらすじ【ネタバレあり】 (original) (raw)

「悪魔なカノジョは裁判官」

各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Disney+

第4話

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<4日前>ーー
ダオンは、帰宅したビンナにコーラを差し入れて、ブランコに座って話をする。
ダオンは、事件の再捜査と、ジャヨンを虐待の罪で捜査することを報告し、もう、纏わりついて困らせることはしないと告げた。
「付き纏って困らせていたのは、俺の話を誰も信じてくれないから、事実であると証明するための反発心だった。しかし、会う度に思いが変わった。俺を殺した上に、いつも苦しめるのに、今は怖くも憎くもない。もう、俺を殺した理由も聞かないし、興味も持たない。あなたを信じます。悪魔ってことで。」と言って、ダオンはビンナの前から立ち去った。
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ビンナはマンドとアロンと(コーラを)飲む。
なんだか元気のないビンナを心配するアロン。
実は、ビンナは、涙を流すダオンを見て、胸がドキドキした。
人間は愛によって胸がドキドキするが、まさか冷酷女王ユースティティアが“愛”だなんてて。。?
もし悪魔が恋に落ちたら、地獄の総責任者バエルによる、死より耐え難い苦痛が与えられる。
なんだか浮かない表情のビンナだった。

ジャヨンはジホを引き取ろうと義母の家に行くが、義母は「ジホは渡さない!帰れ!」の一点張りでジャヨンを罵り追い返す。

ジホは道で荷物をたくさん運んでいるおばあさんを助けた。
おばあさんはお礼に飲み物をくれた。
「これは夜10時頃に飲んだら脚の痛みが消えるの。おばあちゃんにあげて。」と言った。
ジホは喜んで持って帰った。
これはジャヨンの策略で、飲み物には睡眠薬が。
ジャヨンはおばあさんにお金を渡し、口止めを図る。

夜10時頃、ジホは大好きなおばあちゃんがの脚の痛みが楽になるように、飲み物をあげた。
義母はそれを飲み干す。
玄関の鈴が鳴ったのが聞こえ、ジホが外に出ると、そこにはジャヨンが。
その間に、義母は眠り込んでしまった。

勤務中のダオンの携帯が鳴る。
出るとジホが泣きながら、「おじさ〜ん!ソウルの家に連れて来られてすごく怖い…」と言う。
公衆電話からだった。
ダオンは場所を特定し、急いで向かった。
すると、電話ボックスのそばに、びしょ濡れになったジホが座り込んでいた。

<少し前>ーー
ソウルの家に無理やり連れて来られて、ジャヨンはジホをお風呂に閉じ込め「枕で遊ぶのは飽きたでしょ?長く潜っていられるか見てあげる。声をかけるまで顔をあげたらダメよ。」と言う。
するとジャヨンの携帯が鳴った。
出ると「夫を水死させておいて、息子にも同じことを?警察に証拠を渡してもいいですか?旦那さんを殺した場所で待ってます。」と言う。
電話の相手は、声色を変えられるマンドだった。
もちろんビンナの指示によるものだ。
ジャヨンはジホをお風呂に閉じ込め「言うことを聞かなければおばあちゃんを殺す。すぐに戻るから待ってなさい。」と言って家を出た。
ジャヨンが出かけた後、ジホはお風呂を抜け出し、ビショビショのまま服を着て、小銭を持って家から逃げ出した。
そして公衆電話で、勇気を振り絞ってダオンに電話をかけたのだ。
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ダオンは、泣きながら一生懸命に事情を話すジホを抱きしめた。

ジャヨンはヒョンスを水死させた水辺までやってきた。
すると、水の中から車のライトが光り、その車がそのままジャヨンに向かってくる。
恐れおののき、後退りするジャヨン。
車から降りてきたのはビンナ(とマンド)。
ビンナは、「ジホは家で元気に過ごしてる」とウソをつくジャヨンに向かって、紫色に光る短剣を振り上げた。
しかし、ビンナはその手を下ろし、「ヒョンスを殺害しても反省せず許しを受けてませんね?自分の罪を認めますか?殺害時、シートベルトに何を塗った?」と聞いた。
しらを切るジャヨンを、ビンナは思いっきり殴る。
ジャヨンは「水に溶ける接着剤よ!」と白状した。
次の瞬間、ジャヨンはビンナの世界へ。
罪を認めない者には被害者の苦痛を数倍にして味わわせるという地獄の裁判のルールに則り、ジャヨンが行った加害行為を、今度はビンナがジャヨンに行い、前夫・ヒョンス・ジホが味わった恐怖を、ジャヨンにも味わわせた。

ジャヨンは「お金しか取り柄のなかった前夫。顔を見るだけで吐き気がしたが、家の相続のために耐えた。とことん搾り取ろうと思った。薬を使って失明させ、大好きだった登山に連れて行き、崖から突き落として殺害。しかし、手に入ったのはたったの5億。もっと稼がなきゃと思っていたら純朴なヒョンスと出会った。ヒョンスを水死させ、ジホも殺して保険金を手に入れる予定だった。」と真実を語った。

ビンナは「地獄へ落ちろ」と言って、目を紫色に光らせ、短剣でジャヨンの腹を刺す。
そして、ジャヨンの額に“ゲヘナ”の烙印を押した。
すると、近くにあった自動販売機が開き、地獄の扉が現れ、ジャヨンの魂は地獄へと吸い込まれていった。
任務完了、ニッコリのビンナ。
その後、マンドの手配によって地獄の清掃業者が入り、犯行現場は何もかもが元通り、すっかりきれいになった。
清掃業者のダンタリオンとセイルは、恐縮しながらユースティティア様(ビンナ)にご挨拶。
ビンナの体に飛び散った血痕も、きれいに消し去った。

翌朝、ジャヨンの遺体はスーツケースに入れられ、ダオンの勤めるノボン警察署の近くに遺棄されていた。

<少し前>ーー
同僚のアン裁判官とソ裁判官に、「音信不通になった男と連絡を取る方法」を聞いたビンナ。
「拡声器の彼ですか?破断してすぐに別の男と…」と呆れつつも、ソ裁判官は「向こうから連絡せざるを得ない状況にするといい」と助言。
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それで、ビンナは、遺体をノボン警察署の近くに遺棄。
ダオンに自分を疑わせ、連絡せざるを得ない状況にしたのだった。
ビンナはダオンのことが気になって仕方がないのだ。

ダオンたち警察は、ジャヨンの遺体を調べる。
額にはまたもや“ゲヘナ”の烙印があり、ムン・ジョンジュンに続き、連続殺人事件だと断定した。

ビンナは裁判所長に呼び出される。
行くと、チョン・ジェゴル議員がいた。
チェ議員は「昔の姿を教えてやりたい。うちで食事をしよう。」とビンナを誘った。
つっけんどんに断っていたビンナだが、事故前の“カン・ビンナ”の正体を知りたかったので、チェ議員の食事の誘いを受け入れた。

ビンナはチェ議員の邸宅へ。
チェ議員とビンナと婚約していた長男のテギュと一緒に食事をする。
チェ議員とテギュは、ビンナの無作法に呆れつつも話をする。
チェ議員「変わったな。昔は私を怖がって、食事すらできなかった。」
ビンナ「事故前の話が出たついでに質問が。私の両親は?数ヶ月も連絡がないんです。」
チェ議員「5年前にアルゼンチンに移住した。君のお兄さんが和食店を。」
ビンナ「会う必要がなくてよかった。」
チェ議員「政治の世界に行く気はないと?」
ビンナ「私が政治に興味を?」
テギュ「父がビンナさんを大事にしてました。初めて紹介された日から、父は君を後継者にと考えていた。」
チェ議員「テギュは事業に邁進している。それに次男は…。病院はなんと言ってるんだ?」
ビンナ「通ってません。記憶は戻らなくていい。誰にどんな理由で刺されたかは興味がないので。」
チェ議員「実は君が事故に遭った時、私が記事を止めた。苦しむ君の姿を見たくなくてね。でも、私が間違ってた。公にして犯人を捕まえるべきだった。」
ビンナ「お気になさらず」
チェ議員「ファンチョン洞に住んでるらしいな。私が援助してあげよう。」
ビンナ「いいえ、あの家が気に入ってます。安くて静かですから。大家以外は。」
チェ議員「大家のことだが、再開発に反対する理由は?」
ビンナ「土地投機?よく知りません。」
チェ議員「テギュ、ソノに挨拶をさせろ。」
テギュ「寝ているのでは?」
チェ議員「はぁ…」
ビンナ「??」

車に乗って帰るビンナを、2階の窓から見つめる次男ソノ。

ビンナは、貰ってきたお惣菜を、コンビニバイト中のアロンに差し入れ。
2人はコンビニのイートインで食べながら話をする。

ろくに食事もできず、バイトを掛け持ちするアロンは、モリモリ食べる。
グレモリーが憑依する“イ・アロン”は養護施設育ちで、後に友人に騙されてお金を取られ自死した女性だった。
アロンは、お金を騙し取ったやつを脅して白状さえ、お金を取り戻していた。
ヴァランが憑依する“ク・マンド”は公務員だったが、残業中に過労死。
ちなみに、恋愛経験はなし。。
切ないと顔をしかめるビンナとアロン。

地獄の総責任者バエルからの任務(1年間に20人の悪人を地獄へ送る)を処理しなければならないため、ビンナは、とにかくたくさんの連続殺人犯を捜してほしいとアロンに頼む。
待ち望むダオンからの連絡もないし、もう人間界もつまらないし、飽きてきたし。。

翌日、刑事が会いに来たと連絡を受け、やっとダオンが来たと喜ぶが、来ていたのはダオンではなく、ダオンの同僚ドンフン刑事だった。
がっかりのビンナ。
ドンフンに「連続殺人事件についてご協力を」と言われ、ノボン警察署に行くことに。
ダオンに会えるので嬉しいビンナ。

ノボン警察署に来てみると、ダオンによる取り調べを受けることになったビンナ。
ムン・ジョンジュンとペ・ジャヨン、2人ともビンナの裁判後に殺されたという共通点があるからだ。
ダオンは「ジャヨンが死んでしまったことで、事件の真相は闇に葬られ、法に裁かれず悔しい。」と言った。
真実より悪人が消えたことの方が重要だと考えるビンナとは、考え方に相違がある。
「殺してませんよね?」と問うダオン。
「証拠がないなら、違うでしょうね」と答えるビンナ。

事情聴取が終わり、ダオンの車に乗り込んで送ってもらうビンナ。
車内で、チェ議員から得た“カン・ビンナ”の情報について話すビンナ。
・チョン・ジェゴルの長男テギュに1ヶ月で婚約破棄された
・家族はアルゼンチンに移住
・兄は和食店を経営
しかし、ダオンは「興味ない」と素っ気ない態度。
それよりも、ダオンは
ゲヘナについて
・ダオン以外に人を刺したことがあるのか
・短剣を見せて
とビンナに尋ねた。
ビンナは、「疑う気持ちは分かるが、犯人は私じゃない。私が殺したなら2人は生き返るはずよ。」と騙し、能力を使って車載カメラを壊して見せた。
怒るでもない驚くでもない、素っ気ないダオン。
リアクションの薄さに「つまらない!おもしろくない!」と怒るビンナ。
ビンナの住むファンチョンヴィラに着いた。
怒って車を降りたビンナ。
ビンナ「私が気になるなら調べる努力をしなさいよ!」
ダオン「困らせないと約束したので」
ビンナ「約束は破るためにあるのよ!だから前みたいに付き纏ってよ!」
ダオン「俺がなぜ?」
ビンナ「楽しいから」
そこへ、ファンチョンヴィラの半地下の住人、高齢女性のオミジャが現れた。
オミジャはダオンに「消えなさい!二度とこの女に近づくんじゃないよ!2人が一緒にいたら必ずどちらかが死ぬ。後悔しないように素直に聞くことだね!二度とこの町に来るな!」と怒って追い払った。

ダオンが暮らすキャンピングカーに、ソヨンチーム長と夫ヒョンソクと娘が遊びに来た。
キャンピングカーを展開し、4人で、たくさん食べて飲んで話をした。
娘は、ダオンに「彼女ができたんだって?裁判官なの?どんな人か見てあげるから会わせて!」と言った。
ソヨンは、ダオンが幼い頃からずっと知り合いのようだ。
両親が殺されるつらい経験をしたダオンをずっと見守り、「必ず守ってみせる」という約束を守るために刑事になり、今もなお、見守っていてくれている。
「あなたは前を向きなさい。後ろを気にせず。」と言うソヨン。

1999年に12人を殺害し行方不明となっている連続殺人犯“J”が、2014年に時効を迎えていたことが、アロンの調べで発覚。
その犯人を地獄へ送ることができれば、任務が進む。
当時、10歳の男の子が唯一の目撃者だということなので、ビンナはアロンに、現在30代になったその目撃者を捜すように命じた。

ジャヨンの司法解剖の結果、死因は失血死と判明。
しかし、犯人と特定する手掛かりはゼロ。
ジャヨンの車がヒョンスの死亡場所で発見され、ジャヨンの遺体発見場所と離れているのも疑問が残る。
解決の糸口がなく、頭を悩ますダオンたち警察。
ダオンは、ジャヨンが殺されたことについて「死んで当然。犯人を捜す必要はない。」という義母の言葉が胸に残っていた。

ダオンは、ジャヨンの車が見つかった場所に来てみる。
自動販売機があり、ゴミ箱には、潰されたコーラの缶。
ビンナがいつもやっている、コーラの缶の潰し方そのものだった。

ビンナの元に、ジホから似顔絵のプレゼントが届いた。
「裁判官のおばさん、ありがとう」と。
全然似てないとぼやきつつ、満更でもないビンナ。
ビンナはマンドに、「天国に知り合いの悪魔はいないか」と聞く。
天国に悪魔がいるわけもなく…なんだか矛盾した質問w
マンドは、ビンナのパワハラに苦しみ、大家の勧めで、密かに教会に通っていることがバレるのではないかとビクビクで手が震える。

ジホの元に郵便局員のおじさんが現れ、天国のヒョンスからの手紙を届ける。
「パパは天国でママと会ったよ。1人にしてごめんね。ママも謝りたいと言ってる。忘れないで。パパとママはジホのことを永遠に愛してるよ。もっと長い時間が過ぎたら、笑顔で会おうね! ジホを愛するパパより」
涙を流して音読するジホ。
郵便局員のおじさんは、「パパとママに伝えたい言葉はある?」とジホに聞く。
ジホは「おばあちゃんは、僕がちゃんと守るから大丈夫だよ。それに、これから強く生きるから心配しないで。」と言った。
ジホが顔を上げると、郵便局員のおじさんは消えていた。

ある日、ビンナのお隣にダオンが引越してきた。
ビンナ「顔を合わせないんじゃなかった?」
ダオン「気が変わりました。また気になったから。カン・ビンナ、あなたが。」
ビンナ「まったく、面倒くさい人ね。」
ビンナは胸がドキドキ。
動悸は次第に激しくなり、座り込んでしまう。
心配して駆け寄るダオン。
動悸はさらに激しくなり、ビンナは意識を失い、ダオンの胸に倒れ込んでしまった…

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