Disney+ 韓国ドラマ「悪魔なカノジョは裁判官」第6話/全話 あらすじ【ネタバレあり】 (original) (raw)

「悪魔なカノジョは裁判官」

各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Disney+

第6話

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裁判が休廷した後、ビンナはスンビンに面会。
家族の殺害を自白している別人格の“ク・ドワン”を呼び出す。
なんの事か分からないと戸惑って見せるスンビンだったが、ビンナが「呼び出したら釈放してあげる」と言うと、ふっと表情を変え、ドワンになった。
また別人格の“キム・ソユル”も確認し、満足したようなビンナ。
「着脱可能な多重人格とは、おもしろい」と笑った。
そして、その夜、国立法務病院に入院するスンビンの病室へ忍び込んだビンナ。
紫色に光る剣を手にした次の瞬間、ビンナが来ると予測し、ベッドの下に潜んでいたダオンによって、足を掴まれてしまった。
ビンナはダオンを押しのけて病院から逃走。
地獄の総責任者バエルからの任務(「人間界で自らの罪を反省しない20人の殺人者を審判し、命を奪い、地獄へ送る。)の遂行は失敗に終わった。

ダオンは帰宅するビンナを待ち構え、問い詰めるが、顔を見られなかったし、証拠もない。
ビンナはしらを切る。

スンビンの宣告日。
ビンナ裁判官が今まさに判決を下そうとしたその時、ダオンが法廷にやって来て、「ヤン・スンビンは殺人者です!」と叫んだ。
ダオンは、スンビンが多重人格ではないという証拠を見つけた。
殺された息子の携帯のデータがクラウドに保存されており、その中に、ある音声ファイルが。
息子は、父に刺されている最中に、まさに命がけでその音声を録音していた。
ダオンはその音声を再生する。
「父親に殴られたからと通報しやがって。俺が一番後悔してることは何だと思う?息子ができたこと。でも大丈夫だ。今から消せばいい。バイバイ、じゃあな。」と言って、息子にトドメを刺して殺害した。
その時、妻が帰宅。
無惨に殺された息子に抱きつき、泣き叫ぶ妻。
スンビンはそんな妻を何度も刺す。
「は〜疲れただろうが〜」とつぶやくスンビン。
ヘッドフォンをして眠っていた娘も母の悲鳴に気が付き、部屋から出てきた。
スンビンは娘も殺害した。
あまりに残忍なこの音声に、ザワつく法廷。
ダオンは、スンビンが自分が誰なのか認識した状態で家族を殺しているため、別人格の犯行というのはウソだと主張。
裁判は一時休廷。
ダオンのせいで事が思いどりに運ばずに苛立つビンナ。
裁判が再開し、いよいよビンナ裁判官による判決が下される。
ビンナは、スンビンに最終陳述をさせ、「声が小さい」「はっきり言え」「聞こえない」と煽りまくる。
するとスンビンは表情を変えてドワンになり、ビンナに襲いかかる。
ドワンやソユルが入れ替わるスンビンは、取り押さえられた。
ビンナによる判決は、この状況を鑑み、2年の治療監護付きではあるが、心神喪失により無罪となった。
ダオンが持ってきた音声ファイルは、事前申告されておらず、証拠として認められなかった。
憤る傍聴席の人々。
睨みつけるダオン。
ビンナはそのダオンの視線に、また動悸が激しくなった。

スンビンと付き添いのダオンが乗った護送車に、トラックが激突。
トラックから降りてきた黒服の2人の男は、人並み外れた怪力で警官を倒し、車を破壊してスンビンを連れ去る。
ダオンは必死に男たちに挑むが、力及ばずやられてしまった。
そして車が爆破。
ダオンは危機一髪で助かった。

2人の男によるスンビンの連れ去りは、アロンの指示だった。

ダオンはビンナに会い、「スンビンはどこだ!スンビンを殺すために、わざと釈放した!爆破は他の悪魔に指示したんだろ!」と核心を突くが、ビンナはしらを切った。
ダオンは、スンビンを殺さず、被害者と遺族のために改めて裁判をするように頼んだ。
「私の裁判は常に正しい」と吐き捨てて立ち去るビンナ。
ダオンは、ビンナの玄関の前に座り込み、行動を監視した。
しかし、深夜にビンナは窓から部屋を出て、スンビンの審判に向かった。

スンビンが目を覚ますと、そこはすでにビンナの世界の中。
罪を認めない者には被害者の苦痛を数倍にして味わわせるという地獄の裁判のルールに則り、スンビンが行った加害行為を、今度はビンナが、スンビンの別人格であるドワンやソユルに扮して行い、家族が味わった恐怖を、スンビンにも味わわせた。
ビンナは問う。
「5+3+13は?」と。
「21!」と答えるスンビン。
これはスンビンが家族を刺した回数だった。
スンビンはこの後、ビンナによって21回刺される。
ビンナは、狂気に満ちていた今までとは違い、“怒り”という感情をあらわにし、「地獄へ落ちろ」と言って、スンビンの額に“ゲヘナ”の烙印を押した。
そして目を紫色に光らせ、短剣でスンビンの腹を刺した。
すると、地獄の扉が現れ、スンビンの魂は地獄へと吸い込まれていった。
任務完了。

翌朝、ビンナの玄関前で監視していたダオンは目を覚ます。
出勤のため出てきたビンナと言葉をかわしていると、携帯が鳴り、スンビンが死んだとの報告が入り、驚くダオン。
またもダオンたちの管轄に遺体が遺棄された。

チョン・ジェゴル議員は裁判所長を呼び出し、なぜ、ビンナは稼ぎがあるのにファンチョン洞に住むのかと尋ねた。
「洋服代につぎ込んでるんでしょう!」と答える裁判所長。

ビンナは、今回の件で誰もケガさせるなと指示したにも関わらず、ダオンがケガをしたことに対し、アロンを叱責した。
マンドの調査によってカン・ビンナの正体が明らかになる。
・友達はゼロ
・勉強だけする模範生
・家族はビンナの大学入学後に海外へ移住
・仕事ぶりの評判は悪くないが、正義感の塊というわけでもない
・ビンナを刺した犯人は未解決事件となり不明のまま
・婚約破棄された理由は調査不足で分からず
結局、肝心なことは分からないままだった。

司法解剖の結果、スンビンの死因は失血死。
またも額には烙印が。
そして今回も、殺害現場には何の痕跡も残っていなかった。
占いにでも行こうかと、頭を抱えるダオンの同僚たち。

ダオンは思い立って、悪魔集会で会った会長を尋ねる。
会長は自殺していた。
あの時、涙を流したためにビンナに殺されたのではないかと考えるダオン。

しかし、会長を殺したのはアロンだった。
アロンは会長が泣いた所を見ており、さらに、会長が人間の女性と交際している事実を突き止めていた。
アロンの任務は“人間に恋する腐った悪魔を処理すること”。
会長に「地獄に戻り、裁判を受けたら恋人は守ってあげる」と約束した。
会長はそのまま部屋のベランダから飛び降り、その魂は地獄へと戻って行った。

コンビニでバイト中のアロンの元に清掃員のジェヒョンとドンジュがやって来る。
2人は今回の清掃で変なことがあったと報告。
・0時に始めるはずが、結局、清掃を始められたのは4時だったこと
・死体がボロボロで、いつもと違い、感情を込めているようだったこと

スンビンに殺された妻の母と妹が、遺品を取りに家までやって来た。
母は、スンビンが死んだことを喜んではいなかった。
スンビンが必死に謝る姿を見たかったと。
裁判で正しい判決が下されて罪を償わせたかったと。
母は泣いた。
ビンナは、それをドアの外で聞いていた。
ビンナはそれが嬉し泣きだと思った。
すると、動悸が激しくなったと思ったら、エレベーターが開き、ダオンがやって来た。
ダオンは、遺体を管轄に置いた理由、会長を自死に見せかけて殺したことを問い詰め、「俺は必ず捕まえて、絶対に逃さない!」と怒りと苛立ちをあわらにした。

身に覚えのない会長の殺害まで疑われ、不快なビンナ。
帰宅したビンナの元に、チョン・ジェゴル議員の長男で元婚約者のテギュがやって来た。
テギュ「これ以上、うちと関わるのはやめてほしい。」
ビンナ「会う度に引っ越せとうるさい。私に連絡するなと父親に言って。」
テギュ「僕が再開発を進める会社の社長だから。」
ビンナ「ああ…私は引っ越さないわよ。」
テギュ「なるほど。無理矢理は追い出せない。とにかく、もう会いたくないです。ああ、人けがない町だから、気をつけて。」
テギュはそう言って立ち去った。

マンドは、一緒にボランティアをしていた会長が亡くなって気を落としていた。
教会へ勧誘した管理人は、そんなマンドに「祈祷は生き残った人のためにするのかもしれない。天国だろうとどこだろうと、成仏してほしいと祈れば、あなたの気も楽になるわ。」と励ました。

ファンチョンヴィラの住人ジョンイムは、息子ミンジュンを置いて、夜に仕事に出かけた。
夜道を歩いていると、何者かに襲われてしまった…

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