気づかれ"し"ない星 (original) (raw)
2012.1.29 (Sun) 5.8
本屋でばったりと会った
実は少し前から気づいていたのだけれど
昔の面影のせいで少し動揺し
ためらっていた
なるべく不自然でないように
横に立って挨拶をする
「こんにちは」
「あらぁ」
「ひさしぶり」
「ほんとね」
「お元気でしたか」
・・・・
「○○君(私の名前)同窓会来てなかったね」
「うん」
「くればよかったのに」
・・・・
そんな会話で
長い話しにもならず別れる
帰りの車の中で
珈琲でもって誘えばよかったのか
電話番号くらい聞けばよかったのか・・
「いつかまたお会いしましょう」
なんてかっこつけて別れたことを後悔し始めていた
でもね
ちょっと息苦しいくらいで
胸がほのかに熱くなるくらいで
いい塩梅なのでしょうね
2012.1.23 (Mon) 月齢29.4 0
”僕たちはみんな一瞬の星”
そんな歌を聞いた
普段なら聞き逃していたかもしれないけど
感受性のアンテナが敏感だ
さてさて
お気づきの方もいらっしゃるかな
昨年から勝手にやっていたカウントダウンが
今回でめでたくゼロになりました
正確に言うならば
ブログの記事数が1000になりました
カメも歩けば結構遠くまで行けるものです
ここに来ていただいたすべての方を
抱擁したいくらいですが
バイクおじさんの抱擁なんて
気持ち悪いだけですね^^
大切な人を亡くした人
新しい命が生まれてばあさんやじいさんになった人
幻の木を植えたまま帰ってこない人
東北で暮らしている人
写真が大好きな人・・・
たとえ
我々は一瞬の星でも
同じ時代の中
悲しみや喜びを感じながら
いっしょに生きてゆきたいですね
2012.1.18 (WED) 月齢24.4 1
「手と手」を書いた時には
こんなことになるとは思ってもみなかったけれど
その翌朝の1月16日に父が亡くなった。
私は父のことがあまり好きではなかった。
そのことは、父も気づいていたのだろうな。
葬儀の前の眠れない夜に
髭を剃ってる後ろ姿とか
筆で書いた文字とか
意外に小さな脱いだ靴とか
いろいろなことを思い出したら
ああ
嫌いではなかったんだなと気がついた。
そうして、後悔もしたけれど
少し心が軽くなったような気もした。
2012.1.15 (Sun) 月齢21.4 2
私の父のそのまた父・・
私の子どものそのまた子ども・・
遠いそのまたの父に
頭をなでられたい気がするし
そのまたの子どもの頭をなでていたい気もする
よく頑張ってるなって誉められたいし
よく頑張ってるねって誉めてもあげたい
やっぱりちょっと頭が大きいのでしょうか
やっぱりちょっと気が弱いのでしょうか
でもたいしたことではないですね
ずっとつながっているのですから
2012.1.14 (Sat) 月齢20.4 3
私はしばらくここで
海に向かっていたいと思います。
そう告げる相手がほしい
静けさです。
いえ、私ももう少し
ここにこうしております。
そんな言葉が返ってほしい
静けさでもあります。
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