門門日日新聞 (original) (raw)

朝の6時に起きます。TPとしばしの別れ。

電車を乗り継いで、モノレールの駅へ。まさかの大混雑、電車を一台、見送るほどに。

ふぅ、機内に乗り込むと、非常席だからと足元にリュックを置けず、さらに任務が加算されています。何としても、万が一のときには、わたくしめにおまかせください。

ひと眠りして到着した福岡空港の出口では、1年前よりも猫背になった母が待ってくれていました。そして、車じゃなくて地下鉄で迎えに来ています。

福岡空港から博多駅まで。どうやらネイルに通ってランチを食べて帰る店の、ポイントが貯まったから、千円無料になるとのこと。博多駅の地下街を歩きながら母は「あそこで前にネイルしたら、雑やった」「あら?どっちやったかな?」歩く速度の遅さ。すっごい、完全におばあさんの動き、でもギリギリおばあさん直前の感じも見せる。

「明太パン、買って帰ろう、ふたりで1本でよかろう?」「うん、いいね」「前に、あそこのベンチに座っとったら、この紙袋を何本も持っとうひととか、女の人が美味しそうに食べよったんよ。それで、美味しい?って聞いたら美味しいって言うからさ、どこで買ったの?って聞いたら、そこ曲がったパン屋さんですよって教えてくれて」「えっ聞いたと?」「うん、聞いて良かった、それからファンよ」へー、すごっ。

1年ぶりの実家へ。「何これ!」「紫蘇。ものすごい増えるんよ」「・・・」家に一歩、踏み入った瞬間に、軽く絶望。汚部屋風感が増してる。以前は、物が大量だったけれど、腐った感じはなかった、それが、今回は少しだけ何か変な匂いが。思わずトイレに駆け込んで、オエーッと吐きます。まずは電車に乗って、近所の無印良品へ。掃除用の雑巾にする綿落ちの布巾を2セットと、バケツを買います。マツキヨでイオンだか電子だかのスプレー洗剤を買います。家に戻って、手前の棚から、少しずつ下ろしては磨いて、椅子に座っている母の前に置いて、いる?いらん?とゴミ箱を並べ、いるものボックスを作って。どうやらホークス関連グッズと、くまモン系は絶対に捨ててはいけないらしい、あふれるほどのハンドタオルを半分に、めまいがするほどの郵便物や領収書を、じゃんじゃん、ゴミ袋に入れて。「袋じゃ足りん、段ボールもらいに行こう」母の運転する車でイオンへ。段ボールにじゃんじゃん必要なものと不要なものを入れ続けて、あっという間に、山積みだった棚がひとつ、空きます。

「あー、お腹すいた。なんか食べに行かん?」母と車でふくちゃんラーメンへ。

私はワンタン。母はワンタン麺。お会計のとき、母は店のひとと話し込んでいます。「娘が帰ってきて、あれこれ捨ててくれてねー」「自分じゃ捨てられんもんね」「そうなんよ」やっぱり美味しい。ごちそうさまでした。「ひとりでも、食べに来てーって言われた」そう、母はバリバリのひとり暮らし、それなのにまるで大家族のような荷物です。晩ごはんを食べてもまだ、掃除。大掃除。大量の書類を捨て続けている母。「あら?御朱印帳が無い」「捨てとらんよ、今日は御朱印帳は見てない」「何で?どこ行ったんやろうか」母は、どんどん増えるゴミ袋をひとつずつ開けては確かめ始めます。あーあ。母が骨董品店で買って居間に鎮座していた巨大な棚を、和室に運びます。喜ぶ母。「わー、さすがやん、きれいになったー。私は本当は台所をやってもらいたいんよ」大喜び。母も頑張った。夜、ようやくシャワーを浴びた母は就寝。TPとパソコンをつないでオンラインで会話。私はさらに、夜中まで掃除を続けました。私のために買っておいてくれてあるビール。プシュッ、プシュッと開けては飲み、開けては飲みます。お父さん、帰って来たよ。プシュッ。

Bさんとランチ。

「Aさんは激スピだから」それでも私は田舎育ちの野良犬のような気質だから、いそいそと出かけます。びっくり、Aさんは副業で占い師をしているそう!たっぷりとお喋りをした後で、生年月日を教えてくれたら無料で占ってくれるとのことで、いそいそと生年月日をチャットで送ります。

さてさて、茶化しているわけではなく、本当に私はAさんとBさんのどちらも真実を話しているはずなので、見極めようとしているだけのことです。晩ごはんは、まさかのTPおむすび持って行き忘れ、私は冷蔵庫に保存していたものをなるべく食べるキャンペーン。不思議な晩ごはんとなりました。明日は、早起きして福岡に帰省せねばです。年老いた母に「これからは毎年、帰るけんね」と言ってしまったその約束を、守るために。がんばる。

AさんとBさんがあれこれあって、まだ大きい仕事が降りて来ないから、

昼休みだってまるっと、何なら時間を過ぎたって誰も気づかないかも知れない。銀の龍の背に乗って、どこかへ遊びに行くことだってできるかも。そんなことしませんが。

今日も、TPに握り飯だけ作っておいて、自分は職場近くにランチに出かけてみます。色んな注意書き、張り紙の多いインド料理店。こっそり紙ナプキンにナンを包んで持ち帰ります。TPのおやつにしようかと。

まだまだ少ない業務量を、伸ばしに伸ばしてはたらいて、走って帰る道、まさかの裏路地を抜けたところで、前職の同僚Mさんとばったり!ほとんど接点が無かったけれど、目が合った瞬間に、きゃーっとなって、目の奥がお互いにキラッとなったのを感じます。そこからは怒涛のお喋り。「お散歩ですか?」「いえ、転職先から走って帰っていて」「僕も、歩いて帰って来た」「ほら、本格的なリュックとスニーカー」「僕もスニーカーです。美術館から、四谷抜けて、ほら」「抜弁天?」「そのあたりです。いやー、あれから色々大変ですよ、ボロボロ」「うぅ、何が一番大変ですか」「Aさんが、全部安請け合いしちゃって、何でもかんでも受注しちゃって」「そうか、やっぱり。上手く行くことを祈ってます。それにしても、お元気そうな顔を見られて、嬉しかったです」「いやー、すごい偶然。今の道、初めて歩いたんですよ、さっきまでYちゃんと電話で話しながら」「わー、Yちゃん!皆さんにくれぐれもよろしくお伝えください」「えぇ」「また、どっかでばったり!」「ばったり!」

私がMさんと出会えて嬉しそうなか顔をしたからかも知れませんが、Mさんも私と会えて嬉しそうな顔をしてくれたことが、嬉しい。ホクホクで帰ります。母と電話。いよいよもうすぐやねーと楽しみにしてくれつつ、昨日も今日も大片付けでくたびれたとのこと。がんばれ。晩ごはんは、焼き飯とポテサラに、こっそり持ち帰ったナンを刺してみました。うまし。

朝ごはんは、コンビニで買ってきたサンドイッチ。

眠たいね、眠たいねと言いながら二度寝

起きたら10時!TPが行きたいという、駒込の方の中華料理屋さんへ。

これは・・・無理だな、の大行列で早々に並ぶのを諦めて、近くの別のお店へ。

TPは、もうひとつ、オツなプランを考えてくれました。

銭湯!しかし、大混雑&お掃除面でのモヤモヤが残ります。それにしても、TPと40分後ね、と時間を決めて入っていた間、最初から最後まで、体を洗い続けているひとが2人もいました。私はびっくりしました。体の皮がずるむけにならないかしら?私は体はこすらない派なので、なおさら(石鹸を泡立てて軽く洗うだけ)。

ところで、せっかくの日曜日、少しだけ散歩しようと歩き出したところ、夏目漱石の旧居が。

そして、森鴎外記念館が。

入場料がすごくお安いのにもかかわらず、立派で驚きます。

きゃっ!石井鶴三!大好き。

たっぷりと森鴎外を堪能して、歩いて駅に戻っていると、昼間に入れなかった町中華が、もう夜の営業を始めようとしています。すでに行列。

まだ、お腹がそれほど空いていないので、近くの持ち帰り専門の店舗の方で、注文、15分ほど蚊に刺されながら待って、ほかほかの袋を抱えて帰宅。

おいしーーーい!また行きたい、散歩したい。また別の銭湯にも行きたい。銭湯行きたい、散歩したい。歩きたい、銭湯行きたい。明日のことは考えたくない、しごと行きたくない、銭湯行きたい、散歩したい。

朝、網戸越しに鳥が、ミミズらしき長めの虫を食べているのをTPと眺めます。長いから、なかなか飲み込みづらそう。しかもベトッとくちばしに付くようで、振ったり叩きつけたり、丸呑みも大変そうです。あぁ、手があったら便利なのに、がんばれ。

私は生まれ変わっても、鳥にはなりたくないかも知れない。でも私が知らない世界があるのかも知れない。

朝ごはん、おじやを食べて、

新宿へ出かけます。踏まれても高島屋

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ナミビアの砂漠」途中まで、佐藤二朗が出るのはいつかな?と思っていたら違う映画だった!会話のリアリティ、でも何らかの意思が欲しかった、そう思いました。

今日は、私が渋谷のフグレンにコーヒー豆を買いに行きたいと言ったから、

T門ランチベストテンに再度入賞した、俺のハンバーグへ。

やっぱり美味しいわ〜

雨。もうフグレンのコーヒー豆とかいいや、そう言ってみたけれど、TPから励まされて、歩く道。

来てみると、やっぱりいいカフェ。何と!お笑い芸人のかわむらさんがいらっしゃいました。見かけた瞬間に、キャッとなって笑いかけてしまったら、かわむらさんもまるで友達のように笑ってくれて嬉しくなります。お隣りにいらした方が「知り合い?」みたいな感じになって、かわむらさんとお互いに手を振って、いえいえ、と言って私は「ファンです」と言うと、かわむらさんも「ありがとうございます」と首をすくめてくれて。私は、かわむらさんがあさイチに出るたびに、とっても幸せそうなので、その感じがとても好きなのでした。

バスに乗って、帰ります。今日も極悪女王を見ることでしょう。TPは連休で、嬉しそうです。明日も計画を立てていることでしょう。私は、フグレンのコーヒー豆を買うことができて、来週からも何とかおしごとがんばれるでしょう。ワクワク。

私は、業務委託だから基本出勤日以外に休暇は取れないの件について、ようやく腹落ちしました。確かに仰る通り!だと。

どこの馬の骨ともわからないひとが急に入って来て、ただでさえ週4の時短勤務で、2ヶ月連続して休暇を取ったら、それは心配になるでしょう。まずは信頼を得ねば。そして、対策として、父の命日の法要と、墓参りで中抜けするものの、早朝と夜間に代理で業務をすること(まだ業務はそれほど無いけれど)、そのうちに残業が増えて来たらその時間で相殺することを書いたメールを「例の件、在宅勤務申請を送ってみます。おてすきで確認していただけますか?」と直接伝えて、送る。先方も、そのメールを読みながら、いいんじゃない?お互い、色々と工夫してやっていきましょうよ、とにかく◯◯さん(私の名前)の業務形態は、初めてのことだからね、あはは、お互いに、よろしく」とのことで、腹落ちしたというわけ。

こちらも、通常の引き継ぎなら2時間かかっていたところを、あれとこれを工夫して1時間に短縮した、あの作業を引き受けて二人体制を構築したなどとモリモリで報告しているので。よし、これで安心して帰省できます。それにしても母は、ある意味鋭い。12日間帰省すると言うと「入ったばっかで、大丈夫なんね?こないだも韓国旅行でお休みもらったんやろ?」とのこと。これまで取り放題だった有給休暇が無くなってショックだったけれど、私も私なりに、社会に合わせようとしているのです。がんばろ。

今日も外食。ランチの時間、外に飛び出したくなっています。そして私は、病欠明けの隣の席の方に、B長からこんなこと言われてと言います(あーー子ども!自分が腹落ちするまで誰かに言わずにいられない性格、恥ずかしっ!)。

羅針盤は壊れても

図書館で借りた本を読みます。賢太!賢太ったら!今頃何しようと!

ランチのあと、散歩します。

そんなことよりも、やっぱり乗り換えの駅にデパ地下スーパーがあって本当にうれしい。

今日は、アジの塩焼きです。母との電話。「アジ、プリップリの大きいのが5尾で800円」「アジはね、バターで炒めたらいいよ」母はいつも上からアドバイスをしてきていますが、はっきり言っちゃうと、母の料理歴を私は年数で超えているかと思います。母は私が高校に入学すると、料理をほとんど止めてしまったので!あはは。私は毎日、自分で作った豚汁を食べていましたから。残念!

福岡に帰省するチケットを往復予約して。

前職の保険証も切れたので、セキュリティカードとともに郵送したものの音沙汰なしで、本当に、終わったんだな、と思います。

平日の定休日、韓国旅行の思い出を、思い返して。楽しかったな。やっぱり旅行は、人生の縮図やな。私にとって、旅行は生きがいになりつつあるのを感じます。大げさでなく。あはは。

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「極悪女王」TPが、ネトフリで観始めようと言うのでつきあいます。こちらの方が大興奮、世代?あはは。