そったく日記 (original) (raw)

10月11日、約2か月間の救急課程が終了しました。

外での訓練が多かった初任科生活から、初めて耳にする医療用語を一から覚えなければならない座学中心の生活へと変わりました。当初は、聞き慣れない用語がたくさん出てくる講義に苦戦していましたが、徐々に知識が繋がっていき、身体の構造、各臓器の役割、疾患の成り立ちなど理解していくことができました。

また、救急車同乗研修では、人生初めての救急出動を体験することができ、実際に傷病者と関わり合う中で、接遇の大事さを学びました。

【MIELS】

先輩方の活動を見て、良い刺激となりました。

また、運営側の大変さも感じることができました。

【総合シミュレーション】

救急課程の集大成!

【救急課程のみんなへ】

この2か月で学んだこと、講師からいただいた言葉は、今後、救急隊員としてだけではなく、消防人生に大きな影響を与えるだろう。「人を助ける」というのは言葉にすることは容易だが、決して簡単なことではない。小さな努力、小さな気付き、小さな積み重ねが大きな成果を生む。機械や器具だけに頼るのではなく、自分の目で診て、自分の耳で聴き、自分の手で触れて傷病者を観察し、小さな異常も見逃さないように。

これから、初任科後半が始まる。救急課程で学んだ傷病者の観察をしっかり実施し、更にクオリティの高い訓練にするように!

来てくれて良かったと思われる隊員へ

居てくれて良かったと思われる隊員へ

様々な事に気付ける隊員へ

【主担当】H・M

10月4日(金)に水難救助教育指導者認定試験を実施しました。

6月から3回行なった定期訓練を経て、10月2日(水)から2日間の事前訓練を含めた3日間を全力で、取り組みました。

認定試験とは、水難救助課程で学生を指導するうえで、指導者が三重県消防学校の定める技術基準をクリアできているか、毎年確認をするためのものです。評価を依頼した前指導員の5名は、厳しい眼差しで試験を進行していました。
指導者たちは訓練中、互いに励まし合い、強い絆を感じました。

指導者の方々お疲れ様でした。

最後に評価員の皆様、本日はありがとうございました。

■事前訓練

■認定試験

水難救助担当 S.Y

9月24日~9月27日で救助科第34期の4週目が終了しました。

名古屋市消防局 本部機動部隊】火災救助

名古屋消防命三訓

己の命を守り 仲間の命を守りてこそ 人の命を救えるなり

【松阪地区広域消防組合消防本部 支援隊】火災救助

基本の注水要領や検索要領から始まり、生火を使用した想定訓練を行いました。

安全管理をしっかり整え、学生は視界不良や熱さによるストレスを感じることができたと思います。この経験を忘れず、所属に帰ってからも訓練を積んでください。

【GRIMP JAPAN】ロープレスキュー

フルハーネスの着装方法から基本的な考え方など、細かくご指導いただきました。

四日市市消防本部 支援隊】震災救助

東海地方を震央とした大規模な地震が発生したという想定で、4サイトに分かれ、県大隊指揮隊、倒壊建物救助訓練、土砂災害救助訓練、高低所救助訓練をローテーションを行いながら実施しました。非常に実り多き訓練となりました。

4週目を終え、応用総合訓練も終わりを迎えました。

各消防本部支援隊、GRIMP JAPAN様、三重県消防学校救助科第34期のために訓練企画から準備、当日のご支援までありがとうございました。

皆様から、教わった知識・技術を今後の消防人生で必ず活かしていきます。

主担当 K.I

9月18日(水)から9月20日(金)まで鳥羽港にて鳥羽海上保安部 巡視船いすずと合同潜水訓練を実施しました。

初日は、慣水ドルフィン、素潜り、潜水サーキット、障害ドルフィン、想定捜
索訓練(平行・ジャックステイ)。

2日目の午前は、ボートで、安楽島周辺海域に移動して中深度捜索訓練を行ない、日没からは夜間捜索訓練を行ないました。

最終日は、午前に事例研究を午後から石鏡漁港で、想定訓練を実施し、3日間の訓練が終了しました。

3日間、巡視船いすず船長以下、安全管理員や潜水士の方々のご協力により、水難救助教育指導者に高度な潜水テクニックや知識を伝えていただきました。

水難救助の現場である、まったく空気の無い危険な状況下でも、環境でも消防活動の基本である安全・確実・迅速な活動を行う技術をしっかりと身につけるため、海上保安庁潜水士の方々との合同潜水訓練は非常に有意義なものでありました。

お互いに、良い刺激を受けたのではないかと思います。この繋がりを絶やすことなく、三重県の潜水技術向上に励んでいきたいと思います。

最後に、ご支援いただいた海上保安庁の皆様ありがとうございました。

これからもよろしくお願いします。

水難救助担当 S.Y

9月17日~9月20日で、救助科第34期教育の3週目が終了しました。

四日市市消防本部支援隊】

9月27日に行う応用総合訓練に向けて、高度救助資器材の紹介やブリーチング要領についてご指導いただきました。

【DRT JAPAN 三重 山本講師】建物救助

建物構造やチェーンソーの取扱い、重機との連携などを学びました。山本講師、三重県内の消防職員のためにお忙しいなか、本当にありがとうございました。

伊賀市消防本部支援隊】交通救助

本の窓ガラス除去、ドア開放や車両固定、横転車両を想定した応用訓練など交通救助についてご指導いただきました。

鈴鹿市消防本部支援隊】低所救助

旧不燃物処理場を使用し、実事案に近い形で訓練を行いました。いつも行っている環境とは違い、支点強度の確認やコミュニケーションなど、学生はとても勉強になったと思います。事前の準備から当日までお忙しいなか、鈴鹿市消防本部様、本当にありがとうございました。

名張市消防本部支援隊】高所救助

ゼロ支点での要救助者上げ降ろしや、鉄塔を使ったスケートブロックの設定方法など、学生たちはたくさんのスキルを学びました。

いよいよ救助科第34期も終わりに近づいてきました。応用総合訓練で各消防本部様にお世話になり、たくさんの高度なスキルを学生たちは学べています。

学生たちが入校初日、目標に掲げた「三重トップチーム!」34期皆が各所属で輝けるようにたくさんの知識・技術を学ぼうという目標。ラスト1週間で応用総合訓練が終わります。たくさんの技術を取り込み、人命救助に役立つよう1秒も無駄にせず毎日を送ろう!

主担当 K.I

9月9日~9月13日は各基本操法(介添え救助、かぎ付き梯子、応急はしご救出、立て坑、横坑救助、一箇所吊り担架水平救助)の学生展示を行いました。

9月11日~9月13日は、第32期教育、第33期教育を優秀な成績でご卒業された、先輩隊員に各基本操法のご支援をいただきました。

事前会議から、当日の支援まで業務御多忙のなか、本当にありがとうございました。

皆様が、各所属でさらなるご活躍されることを教官一同願っています。

救助科第34期学生へ

各所属で日頃、救助隊員として活躍していても普段と違うメンバーで想定を行うと難しいと感じたはずです。人の命を助けることは簡単なことではない。一人だけができても人の命は救えない。助けたいという気持ちを強く持ち、オレンジの誇り、プライドを持って日頃の訓練に励んでください。

仲間と信じて流した汗は決して裏切らない

必ず、助けを待つ要救助者のために役立つ。

救助担当 K.I

9月9日~13日の5日間、救急課程の学生は各所属へ戻り、救急車同乗研修を受けてきました。

サイレンを鳴らした救急車で現場へ向かい、傷病者の容態を観察し、適切な医療機関へ搬送する。この現場活動の一連の流れは、今まで習ってきたことですが、実際には、教科書どおりにいかない現場が多々あるということを感じてくれたと思います。

各所属の皆さま

お忙しい中、救急車同乗研修にご協力いただき、ありがとうございました。

~救急課程第27期の皆へ~

これから多くの救急出動をすることになるが、初めて出動した緊張感や不安感を決して忘れてはならない。

救急課程も後半に入るが、来ていただく講師の方に感謝の気持ちを忘れず、少しでも多くの知識、技術を身につけるよう貪欲な姿勢で取り組むように。

来てくれてよかったと思われる救急隊員へ

居てくれてよかったと思われる救急隊員へ

主担当 H・M