四国遍路30日目(久万公園→浄瑠璃寺→八坂寺→西林寺→久米駅) (original) (raw)
’23年11月3日(金)・30日目 約28Km
41,735歩
松山駅前から久万高原までは、バスで移動する。
ネットで検索すると、今日は祝日のため6:50発の便はないはずだったが、バス停の時刻表によれば実際には運行されていたようだ。
久万中学校前のバス停から歩き出す。
厳密にいえば、久万公園~バス停の800mほどを歩いていないことになるが、許容範囲ということにしていただこう。
峠手前の休憩所で、今まで何度か見たことがある外国人(どこから来たのか聞き忘れた)がいたので、少し話をした。
ほとんど寺のベンチに座っている姿を見ただけだが、足摺岬では同じバスに乗車し「民宿くもも」の前で降りるのを見た。
そのことを話すと、「結願すること(to complete)を優先して、バスや列車に乗ることがある」と言い訳?していた。
峠にはスキー場の入り口がある。
三坂峠で旧遍路道に入りそこない、国道を下る。
得意の緩やかな下りの舗装路でスピードは出るが、かなり遠回りだった。
それでも松山の市街地を遠望しながら下ることができたので、良しとしよう。
国道を歩いている間、お遍路さんはいなかったが、寺の近くになって同じように間違えた?二人に会った。
峠の手前で会話した外国人を、お参り後の境内で見た。
私の歩く速度は彼よりかなり速いので、もし遍路道を歩いていれば、30分程度は早く着いていたと思われる。
13時半頃、第46番「浄瑠璃寺」に到着。
「永き日や 衛門三郎 浄瑠理(璃)寺」という、正岡子規の句碑があった。
納経所で「坂本屋さんは営業していたか?」と聞かれたが、入口を見過ごして国道を通ったと答えた。
遍路道の入口が分かりにくいことや、遠回りしたことに同情していただいた。
なぜ歩き遍路と分かったのか考えたが、地図を持っていたことや、薄汚れた容姿からかもしれない。
次の寺までは1km弱しかない。
道端にはブログで見覚えのあるオブジェ(松山城?)があった。
14時過ぎ、第47番「八坂寺」に到着。
「右松山道」と書かれた道標に従い細い道に入ると、
お大師さまお泊り跡と書かれた石碑がある「札始大師堂」の前を通る。
松山市内ではあるが、所々に車道ではない遍路道が残されている。
この道標は先ほどと違い、字体や基礎を見るとかなり新しいのではないだろうか?
久谷大橋の上から重信川を見ると、記録的な少雨の影響で完全に干上がっている。
15時半、第48番「西林寺」に到着。
次の浄土寺まで3.2kmしかないが、明日のスタート地点として便利な伊予鉄道の久米駅を今日のゴールにした。
(本日の一言)
自民党の総裁選が始まった。残念ながら、個人的には支持するに値する政党などないのだが、日本の総理大臣になるので、米国の大統領選よりは関心がある。
候補者は「国のため、国民のため、日本を変えたい」のではなく、総理大臣という地位に就きたい人達ばかりにしか見えないのは、私だけだろうか。
議員票を獲得する必要があるため、裏金問題すら本気で解決しようとする者はいない。我が県出身の候補は裏金議員を公認しないと言っていたが、すぐ撤回した。党員票は得られても、議員に人気がないので、当選する可能性はないだろう。
恐らく総裁になるのは、解散総選挙で党の顔になりうる「あの人」だろう。この党は、選挙に勝って政権を維持するためなら、トップは誰でもいいのだろうか?
もし「あの人」が当選したら、リーダーとして問題だらけの日本を適切な方向に導き、兵ぞろいの各国の要人と対等に会談する姿など全く想像できず、絶望的な気持ちになる。
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