世界のコバルト生産会社の市場シェアベスト3って何? (original) (raw)

こんにちは!

今日は、世界のコバルト生産会社の市場シェアベスト3について紹介したいと思います!

世界のコバルト生産会社の市場シェアベスト3とは、

1位: グレンコア(スイス)

2位: CMOC(中国)

3位: ノリリスク・ニッケル(ロシア)

の3つです。

それぞれ簡単に紹介したいと思います!

グレンコア

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グレンコアとは、 スイス・バールに本社を置く鉱山開発及び商品取引を行う多国籍企業である。

登記上の本社は、タックス・ヘイヴンとして知られるイギリス王室属領のジャージーに存在する。

グレンコア社はスイスの著名な相場師であるマーク・リッチによって、1974年にMarc Rich & Co AGとして設立された。

同社は世界最大の商品取引商社であり、亜鉛の世界シェアは60%、銅は50%に上る。

また、同社は金属や石油、石炭、天然ガス等の鉱物に加え、麦やトウモロコシ、砂糖、食用油等の農作物の生産から取引までを行う。

また、同社は売上高で食品最大手のネスレを凌ぐスイス最大の企業でもあり、同国2位の金融機関であるクレディ・スイスとの関係も深く、石油デリバティブの開発・取引で提携している。

かつては穀物メジャーカーギルと並ぶ世界最大級の非公開企業であったが、2011年5月24日にロンドン証券取引所に上場し、時価総額が585億ドル(約4兆8千億円)と上場銘柄の中でも20位以内に入る為、即時FTSE100種総合株価指数の銘柄に採用された。

次いで、5月25日には香港証券取引所に上場した。

時価総額は、上場する商社としては三菱商事を上回り世界最大である。

2012年3月、カナダの穀物流通大手バイテラを61億カナダドル(約5,100億円)で買収することで合意。

世界でも有数の穀物産地であるカナダとオーストラリアで事業基盤を築く。

CMOC

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CMOCとは、 以前はChina Molybdenum Company Limitedとして知られ、中国本土で最大のモリブデン生産者であり、この分野で世界最大の企業の1つです。

香港証券取引所と上海証券取引所に上場しています。

更に世界最大のタングステン生産者の1つであり、コバルトとニオブの2番目に大きい生産者であり、世界をリードする銅生産者でもあります。

同社の本社は、河南省洛陽市に近いルアン川県にあります。

2022年現在、彼らはフォーチュンチャイナトップ500で74位にランクされています。

リリスク・ニッケル

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リリスク・ニッケルとは、 ロシアの非鉄金属生産企業。

ニッケル・パラジウムの生産において世界最大手であり、主にロシア北部のノリリスク-タルナフ地域で採掘・製錬を行う。

2009年のニッケル生産量は30万1千tで世界全体の22%、パラジウム生産量は280万オンスで世界の38%であった。

白金や銅、コバルト等の生産も手掛け、特に白金では子会社である米モンタナ州ビリングスのスティルウォーター・マイニング社の生産量と併せ世界の4大生産者の1つであり、銅の生産量でも世界10位以内に入る。

なお企業名頭のГМК(MMC)はГорно-металлургическая компания(Mining and Metallurgical Company、採掘冶金会社の意)の略称で、日本語では省略され「ノリリスクニッケル」或いは「ノリリスク社」等とも表記される。

NASDAQRTS株式市場に上場しており、オリガルヒとして知られるインターロス社のウラジーミル・ポターニンとルサール社のオレグ・デリパスカがノリリスク・ニッケル株の25%超をそれぞれ保有している。

2010年12月、ノリリスク・ニッケルはルサール保有株を120億ドルで買い戻すことを提案したが拒否されたことが報じられた。

如何でしたか?

他の鉱産物と似たような企業がランクインしていますね。

中国やロシアも鉱山を所有していて、このような業界で強い印象がありますね。

最後までお読み頂き有難う御座いました!