俳句『麦の会』on HatenaBlog (original) (raw)
俳句雑誌『麦』2024年10月号(通巻862号)
★「綾野南志(前麦の会会長)追悼特集」
対馬康子、斉田仁、望月哲土ほか同人各氏の追悼文ほか
★「泡立草」 対馬康子(5句)
ほおずきの網目軽きを星に吊る
★特別作品「風」 奥山喜和子(15句)
息詰めて写経の一画朝涼し
降り立てば蕎麦の匂いや駅師走
朝市や白菜漬につくレシピ
★地熱深耕 地熱集より対馬康子選
般若波羅蜜飴玉に蟻の列 村田 珠子
日に数度辞書引く若葉照り返し 松岡 耕作
花桐は見えたか母が泣きじゃくる 中山 宙虫
★踏生集 同人自薦作品5句
★原生林(俳句教室) 斉田 仁 選
熟練の男の包丁鱧捌く 生野 義晴
★誌上句会・・・四人の選者が交代で読む・選ぶ
テーマ 「秘」
選者 片山 一行
大リーグボー3号の秘密尺取虫 早川 浩之
捕虫網この世の芯へふれにけり 尾内 以太
黒日傘ビルに秘め事みせて過ぐ 越川ミトミ
その他
その他
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中山宙虫
sorandatte.dayo@ymail.ne.jp
俳句雑誌『麦』2024年9月号(通巻861号)
★「金魚」 対馬康子(5句)
倒壊の家を瓦礫と呼び金魚
★特別作品「儚々と」 高階 斐(15句)
わが生は雲流るるまま西行忌
おとうとのもういない村の落葉踏む
歳晩の読まずに溜まる学術書
★地熱深耕 地熱集より対馬康子選
馬鈴薯の花や夕暮れ人還る 小田 笑
母の仮面脱ぎ母の日の放浪 小野富美子
定命は問わず色増す七変化 島田正子
★第68回麦作家賞受賞第一作
『本流』 久野眞喜恵(20句)
替え芯の脆さ山から花吹雪
晩春の音叉ゆっくり夜の足
岬へと光る単線夏の蝶
六月の詩歌行間から渇く
まぬがれがたく夕凪の舟となる
★踏生集 同人自薦作品5句
★原生林(俳句教室) 斉田 仁 選
草取女手強き草を引きにけり 浜中明子
★誌上句会・・・四人の選者が交代で読む・選ぶ
テーマ 「方」
石室の方形の冷え夏燕 村田珠子
六月の方解石のような朝 鋤柄杉太
その他
特報!
おめでとうございます。
村田珠子さん 「第25回現代俳句協会年度作品賞」
石山夏山さん 「第44回現代俳句協会評論賞佳作」
その他
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俳句雑誌『麦』2024年8月号(通巻860号)
★「歌声」 対馬康子(5句)
つぎつぎと噴水が水の死を脱ぐ
★特別作品「地球人」 鋤柄杉太(15句)
春の星地球人でなくなる日
春愁のエチカあるいは尾骶骨
冬銀河死は極小にて極大
★地熱深耕 地熱集より対馬康子選
懸命に生きて躑躅の深呼吸 中村安子
逝く春や鳥の溺れる大きな樹 川守田美智子
老人の目の色燕の巣が乾く 梅木俊平
★踏生集 同人自薦作品5句
★令和6年度「収穫祭」第1位
「さくら咲く」 大和田富美
★原生林(俳句教室) 斉田 仁 選
黒板におどる数式養花天 青田奈央
★誌上句会・・・四人の選者が交代で読む・選ぶ
選者 徳山優子
テーマ「恋」
卯の花腐しゆびさきでふれたくて 尾内以太
定家葛夢にさがして残り香よ 笠井亞子
麦の穂のふれ合う間合い恋ひとつ 竹下潤子
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越谷市北越谷3-12-6 藤井方 麦の会発行所
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