馬頭観音塔(川崎市麻生区岡上3丁目・路傍) (original) (raw)
神奈川県川崎市麻生区岡上3丁目の路傍(訪問日:2024年3月2日)川崎市一般市道岡上104号線沿いに台石含めるとそこそこの大きさの馬頭観音塔が置かれています。そばには近年設置の解説板もありました。
解説板 岡上の地域文化財
本村橋の袂の馬頭観音
この馬頭観音は天保十年(一八三九年)に、岡上村の「馬持講中」により、運送業務の繁栄・安全を祈願して建てられたものと思われます。
本村橋の袂にありましたが、鶴見川の改修工事に伴い、現在の場所に移設されました。
正:馬頭観音像
左:武州都築郡岡上村
右:天保十己亥十二月吉祥日
台正:馬持講中
台左:世話人 星野右左衛門 梶吉左衛門 荻野安五良 薙沢新蔵
令和4年(2022年)
岡上町内会・岡上に親しむ会(郷土誌会)
刻銘「天保十己亥十二月吉祥日(1839) / 馬持講中 / 世話人 星野右左衛門(以下人名略) / 武刕都築郡岡上村」御尊容(坐像、三面六臂)背面には錆びた蹄鉄がお供えされていました。そばにある花壇は「馬頭観音ガーデン」と命名されていました。かなり直球なネーミングで微笑ましいです。
所在地