永谷正樹、という仕事。 (original) (raw)

ロケが多い、というか、ほぼロケ専門のカメラマンである私は、いかに機材を軽くするかをいつも考えている。

カメラやレンズ、ストロボはローラーバッグに入れているため苦にならないものの、スタンド類は専用のケースに入れて持ち運んでいる。それがかなり重たいのだ。

駐車場から現場まで遠かったり、エレベーターがなくて階段を使うしかなかったりすると、現場にたどり着くだけで体力が消耗してしまうほど。

スタンド類の中でもいちばん重たいのが三脚である。これを軽量化することができれば、かなり楽になるのは間違いない。

実はこれまで数多くの三脚を購入した。トラベル三脚という旅行の際に持っていく軽量タイプの三脚だ。しかし、どれもまったく使い物にならず、機材庫の肥やしになっていた。

おそらく、キットレンズを付けたミラーレスを想定した造りになっているのだろう。私は料理を撮影する際、ミラーレスのSONY α7IVにTamron 28-200 2.8/5.6を付けて使っている。さほど重くないのだが、トラベル三脚では不安定なのだ。

雲台のネジを緩めてアングルを決めても、カメラの重さでズレてしまう。これではやはり使い物にならず、結局は昔から使っているマンフロット+ギア付雲台に戻る、という繰り返しだった。

そんな中、前から欲しいと思っていたUlanzi & COMAN ZERO Yがアマゾンのタイムセールでかなり安くなっていたのだ。通常価格が37888円でタイムセールや10%OFFのクーポンを合わせると11367円も安くなり、26521円で買うことができた。

この三脚、実はピークデザインのTravel tripodsの丸パクリ。こちらは10万円超えなので手が出ない(笑)。

届いてすぐに脚を伸ばしてみた。やはり、トラベル三脚だけに細くて弱々しい。どうせこれも使い物にならないだろうと半ば諦めながらもTamron 28-200 2.8/5.6を付けたSONY α7IVを雲台にのせてみた。

すると、ガチッと固定されるではないか!センターポールを最大に延ばしても安定している。これはかなり使えると確信した。

明日は豊橋市で撮影があるので、早速使ってみようと思う。

少し前までランチに使う金額は700円〜800円。1000円を超えることはそんなになかった。が、原材料費の高騰で何もかもが値上がりしている。700円、800円ではロクなものは食べられず、財布の中のお札があっという間に無くなる。

ラーメン店の倒産が相次いでいるという話をよく耳にするが、ちょうど今、ラーメンの原稿を書いていて、人気店のデフォルトのラーメンはだいたい800円〜900円。トッピングやサイドメニューを注文すると、あっという間に1000円超えとなる。

ラーメンが高すぎると言いたいわけではない。人気店の場合、スープに定番の豚や鶏のほかに煮干しや昆布、貝類、甲殻類などさまざまな食材を使うため、原価率がかなり高いのだ。ゆえに800円や900円で売っても厳しいと思う。

ましてや15席程度の小さな店、それもテナントでさらに従業員を雇っていたら本当に儲からない。本音を言えばデフォルトのラーメンを1200円、1300円くらいで売りたいところだと思う。

ラーメン店の倒産が相次いでいるのは、原材料費や人件費の高騰もあるが、単純に客足が遠のいたのだろう。これまで週に2、3回来ていた客が週に1回になり、毎週来ていた客が月に1回になったら、そりゃ経営の危機である。

そもそも800円、900円のラーメンが高いと思うのは、給料が安すぎるからにほかならない。一方、外国人の年収は日本人の倍くらいだそうで、日本へ訪れた外国人からすれば全部のせ1500円のラーメンが750円くらいの感覚に違いない。

これは一刻も早く政治で解決する問題である。例えば、消費税率を見直すとか、いっそのこと消費税を廃止するとか。このほど誕生した石破政権にそれができるかどうかは甚だ疑問だが。

そんな中、愛知県豊橋市に本社がある物語コーポレーションが運営する『丸源ラーメン』が好調らしい。

president.jp

「丸源ラーメン」といえば「肉そば」だが、価格は759円。シンプルな「熟成醤油ラーメン」も同価格。ランチタイムはサイドメニューの「チャーハンセット」が220円になる上、増量も無料。ラーメンとチャーハンを合わせて1000円以下でおさまるのである。

実は今日、かなり久しぶりに『丸源ラーメン』へ行ってきた。年齢的に「肉そば」はキツイので、「熟成醤油ラーメン」と「チャーハンセット」を注文した。

チャーハンは『横綱ラーメン』と同様に、熱々の鉄皿で提供される、いわゆるセルフスタイル。具材は少量のネギとフレーク状にしたチャーシュー、卵のみ。『横綱ラーメン』は無料の九条ネギを入れまくってネギチャーハンにすることができるものの、こちらは不可。味は想像通りの可もなく不可もなく。

ちょっと驚いたのは、「熟成醤油ラーメン」。いわゆるデフォルトながらも、大きなチャーシューと太いメンマ、煮玉子まで入っている。そして、スープも麺もそこそこ旨い。というか、クセがないので年齢や性別を問わず誰もが美味しいと思うだろう。

客席を見渡すと、9割はサラリーマンだった。皆、1000円以内のランチを探しているのだろう。それと、『丸源ラーメン』は郊外のロードサイドが中心。『コメダ珈琲店』と同様に、広々とした駐車場が完備しているのが特徴だ。これもまた集客に繋がっているのだろう。

そういえば、自宅の近所にある『ラーメン福』は、『丸源ラーメン』よりももっと安い。ラーメンが700円でご存知の通り、「野菜多め」のリクエストも可能だ。物価高だからなのか、ここ最近は駐車場にすら入れないほどの人気ぶり。

フレンチやイタリアンとは言わないが、せめて美味しいラーメンを気軽に食べられるくらいの世の中にしてほしいものである。

誰か教えてほしい。ぴよりんはどうやって食べるのか。

フォークで……って、わかっとるわ!

いや、そうじゃなくて、フォークをまずどの部分に刺して食べるのかってこと。

正面からいくと、あまりにも無惨すぎるし、背後からいってもびんぼっちゃまスタイルになって、それはそれで無惨ではないか。

「ぴよりん 食べ方」でググってみると、『日本全国のおみやげデータベース おみや』というブログ?がヒットした。そこでぴよりんの食べ方を紹介していた。

かわいらしい見た目のぴよりんを、どの部分から食べるか…最初の一口は迷いますよね。

かわいさを長く楽しむなら背中から、ぴよりんの変化を楽しむならデコレーション部分を徐々に食べて行くのがオススメ。

いやいや、背中からだとびんぼっちゃまだってば(笑)。デコレーション部分を徐々に、というのも片目になったぴよりんってどうよ?「独眼竜ぴよりん」ってか?

名古屋めしライターの皆様、出番ですよ(笑)。すべてのぴよりんファンが納得するような食べ方を考えるなり、取材するなりしてまとめてくださいよ。これ、記事のネタになりますよ。

と、思ったら、ぴよりんのどこから食べるか?という永遠の疑問は過去にキャンペーンになっていた。↓それがこれ「#ぴよりんファーストスプーン」キャンペーン。

インスタ、ツイッターに「#ぴよりんファーストスプーン」をつけて投稿するというもの。あれ?そういえば、このキャンペーンに使われている写真、私が撮ったものだった(笑)。

占い師に監修してもらって、「ぴよりんのどこから食べるか占い」をやっても面白いかもね。皆様はぴよりんのどこから食べますか?

えっ?私!?脳天唐竹割りですよ(笑)。

めちゃくちゃ忙しい。というか、急ぎの仕事が集中していて、混乱している。

こういうときは一旦立ち止まって、〆切までのスケジュールを逆算して、今、自分は何を優先すべきか整理をするとよい。

まずは明後日9日(水)の正午〆切の原稿。

明日の昼は撮影なので、午前中と夕方以降に書くしかない。おそらく、ここが天王山。

それと、今抱えているラーメンの原稿は9日(水)中、または10日(木)までに書く。

11日(金)は豊橋で取材なので、webメディアの原稿残り1本は12日(土)と13日(日)の2日間で書こうと思う。

とはいえ、今週末あたりはラーメンの原稿の追加分に取り掛からねばならないから、webメディアの原稿は15日(火)の時点で書き上がっていればよい。

ってことで、15日(火)までは気が抜けない。

頑張るしかない。

自分にしかわからないメモ書きのような内容で申し訳ない。

毎年この時季に一人で訪れている京都。今回、仕事で心身共に疲れていた女房を誘った。

女房は出かけるのがあまり好きではない。「行かない」と言われたらそっとしておこうと思ったが、女房自身も今の状態から抜け出したいと思っていたのだろう。久しぶりに夫婦揃って出かけることになった。

日曜日の京都ゆえに観光客でごった返していた。ところが、不思議なことにどこも並ばずにすんなりと入ることができた。まるで私たちが来るのを待っていたかのように。

旨いものを食べて、きれいな景色を見たら、女房の表情も明るくなった。というか、いつもの女房に戻った。本当に行ってよかった。

今日出かけなかったら、きっと女房は家で仕事をしていたと思う。私も今、原稿に追われていて、一文字でも多く書き進めねばならない状態。

しかし、よい仕事はよいオフから生まれるのは間違いない。今日オフを思いきり楽しんだ分、明日からウルトラ集中力で取り組めばよいのだ。

明日は原稿を書きまくりだー!

今日は21年前に生まれるはずだった子どもの命日。生きていたら、もう成人を迎えているんだなぁ。

毎年、私はこの日に京都へ供養へ出かけているが、今年は明日、女房と一緒に行くことになった。1日遅れになったけど、母親が会いに来てくれたことをわが子も喜んでくれることだろう。

さて、今日は女房と外食。久しぶりにあんかけスパを食べに行った。その帰りにスーパーに立ち寄って、明日の朝食と車の中で食べるお菓子を買った。

まるで遠足である。いや、間違いなく遠足だな。これは大人の遠足だ(笑)。それにしても、女房と2人で出かけるのはいつ以来だろう。緊張するがや(笑)。

明日は京都市内でちょっと豪華なランチを食べて、両親の遺骨を納めた大谷祖廟にも行こうと思っている。帰りには日帰り温泉に立ち寄ってのんびりしようかと。

今日も原稿書きまくり。先月末に静岡で取材したwebメディアの記事1本と、なごやメディア研究会、通称“なメ研”のニュースレターの記事。

あ、ニュースレターは月額480円の会費が必要ですが、私の連載『永谷正樹の「オレの写真をパクるな!」』を読むことができます。写真無断使用の話は、私自身も訴えられるリスクがあるため、ブログに書くことも躊躇してしまうギリギリのことを書いています。

nameken.theletter.jp

それ以外にも東海地方を代表するジャーナリストの皆様も寄稿しています。私のバカ文なんぞと違って読み応えのある硬派な内容ばかりです。

それと、不定期に講師を招いて例会(勉強会)も開催しています。ニュースレターを登録された方は無料で参加することができます。

なお、皆様から集めた会費で飲み食いするわけではありません(笑)。例えば、前出の例会に講師を招いたり、能登の震災や水害の取材費に充てたりとフリーランスの活動を支える原資になっています。

興味のある方は是非、この機会に登録をしてください。↑上記リンクからニュースレターの試し読みと登録ができます。

※写真はなメ研メンバーの面々。今年1月、岐阜県養老町の温泉施設で開催した新年会で撮影したもの。写真右端が私