【S22 最終950位】対面ガチパトラ【ポケモンSV シングル】 (original) (raw)

初めまして!ナノと申します

今回は自身初の最終3桁を達成することができたので、記録と言語化の意味を込めて構築記事を残そうと思います

レンタルコード:8B14BF

(レンタルパーティはレギュH期間中は公開しています)

構築経緯

まず自分の考えとして、4桁から3桁を目指していくには、対面構築とまではいかなくともやることが決まっている構築を使うべきだと考えている。

例として、対面構築以外にママングライやイエニューラ等のギミックパが挙げられる。その構築の中に、環境に合った相手から見えづらい要素があるとより勝ちやすくなる。

今回の構築も、作成段階からある程度やることを決めて対戦に望んでいた。

自分が作った構築の中で最も使用感が良く、広い範囲を相手にできることから襷カウンター赫月ガチグマを構築の軸として作成することを決めた。

襷ガチグマを軸とする以上、構築は対面寄りにするべきだと考えており、対面に強いポケモンの候補をひたすら試すことにした。

初手対面性能の高さ、バトン構築の誤認、専用技ルミナコリジョンと赫月ガチグマの真空波との相性などからエスパトラを構築の2枠目として採用。

レギュHは初手にくるブリジュラスをどう対処するかが鍵になると考えていたため、格闘テラバーストを自然に扱うことができるというのも採用の理由となった。

この段階で

初手:クエスパトラ

2体目:特殊枠(ルミナコリジョンを活かすため)

3体目:対面強い物理枠

を基本選出にしたいと考えた。

ガチグマとは異なる特殊枠として、ブリジュラス自体の型の豊富さゆえの読まれづらさ、頑丈による行動保証、文句なしの火力からパワフルハーブブリジュラスを採用。

初手ブリジュラスからのクエスバトンの可能性を見せることで、挑発やアンコール、ほえるドラテ等絡め手を誘えていたらいいなの願望もあった。

物理枠は対面的に強いことはもちろん、カイリューサーフゴーブリジュラスに多少抗えるポケモンを採用したいと考えていた。

物理枠①として**いかさまダイスガブリアスを採用。元々この枠には厚底ブーツカイリュー**を入れていたが、必ずと言っていいほど誘ってしまうステルスロックが、うちのガチグマブリジュラスには致命傷になってしまう点、そもそも対カイリューに安定しない点からカイリューを使うことは諦めた。

受け破壊枠として**食べ残しマスカーニャ**を採用。型はシグマさんが動画で出していたものそのもので、対面の顔をしながら受けポケモンを破壊できるので、相手の選出も歪みづらいと考えて、5枠目として参加してもらった。

物理枠②として風船オオニューラを採用。

元々この枠には**珠ミミッキュ**を使っていて、そこそこ戦えていたが、じゃれつくの命中不安が一生付きまとい、ドレインパンチを採用していたが元々この構築がガチグマブリジュラスに強くこのポケモンの強さが分からなくなったため引退。

次に黒いメガネドドゲザンを使っていたが、強くはあるものの結局カイリューに勝てないので引退。

最終日にチョッキメタルバーストドドゲザンorオオニューラで悩んだ結果、オオニューラとは長く親交があったためコネで採用。

次に型をどうするかで悩んだ。ノーマルジュエル猫騙でS上昇後のカイリューを頑張って倒すプランが最初に頭に浮かび、紛れもなく実用的だと考えたが、

①クエスパトラが隠密マントを誘うため猫騙しを採用したくない

②ラストの対面駒として猫騙しで技を圧迫したくない

③サーフゴーにも勝ちたいため、ゴルラでのワンパンやスカーフシャドボ2発で負けたくない

主にこれらの理由から風船鋼テラスオオニューラの採用に至った。

最終日、この6体で構築が完成した。

個別紹介

ガチグマ(アカツキ)

ガチグマ(アカツキ) @きあいのタスキ

テラスタイプ:ノーマル

特性:しんがん

性格:ひかえめ

189(4)-81-140-205(252+)-85-104(252)

ブラッドムーン/だいちのちから/カウンター/しんくうは

<調整>

しんくうはの火力が貴重になるためCSぶっぱ

個人的最強枠。

環境的に中速のポケモンが多いため、速いガチグマが強いことをAS原種ガチグマが気づかせてくれたので、自然とCSガチグマを採用できた。

環境に襷ガチグマが多かった感覚はあったが、カウンターまで搭載したガチグマは少なく、しっかりと意識外から刺さったと思う。

具体的には飛行テラバやけたぐりを持ったカイリュー、オオニューラ、エルレイド、コノヨザルなど多くの物理ポケモンを返り討ちにした。

勿論カウンターがなくとも素のガチグマが強い

先発でもストッパーでもラス1対面でも強い最強のガチグマが完成した。

当たって明確にキツかったのは身代わりエルフーンでした。

選出率2位。

エスパトラ

エスパトラ @オボンのみ

テラスタイプ:かくとう

特性:かそく

性格:ひかえめ

202(252)-72-93(100)-149(116+)-81(4)-130(36)

ルミナコリジョン/シャドーボール/テラバースト/まもる

<調整>

HD-特化サーフゴーのゴールドラッシュ確定耐え
C-H実数値191(16n-1意識)D無振りサーフゴーをルミナコリジョン+D2段階下降シャドーボールで倒せる
S-+1で準速ドラパ抜き

初手性能から特殊枠への援護もこなす爆速鳥。

このポケモンには積極的にテラスを切り、初手のガチグマやブリジュラスなど幅広い初手要員に勝ちにいった。あとテラスを切ればかなりの範囲で耐えれる。

ガチグマやマスカーニャ、オオニューラなど自分より速いポケモンには守るから入る。ドラパルトやウルガモスは諸説。

ジャローダ、アーマーガア、ハッサム、ドラパルトあたりを見ると投げたくなかったが、それ以外は大体出した。が、ちなみにこの構築にジャローダを出されることはなかった。(5回くらいは当たった)

文句なしの選出率1位。

ブリジュラス

ブリジュラス @パワフルハーブ

テラスタイプ:ステラ

特性:がんじょう

性格:おくびょう

165-112-151(4)-194(252)-85-137(252+)

エレクトロビーム/りゅうせいぐん/ラスターカノン/がんせきふうじ

<調整>

CSぶっぱ

S-85は貴重なので火力を惜しんでの臆病

型が多すぎるポケモン

最速のため竜舞カイリューでも岩石封じからここ入ることで安定するのと、最終日ウルガモス2キルもあったため岩石封じの採用は名采配だった気がする。

アーマーガアを特殊で崩すのはこいつに一任してるため立ち回りは苦しかった。

流星群をいっぱい外した。

相手ポケモンにも優しさが感じられる選出率4位。

ガブリアス

ガブリアス @いかさまダイス

テラスタイプ:ほのお

特性:さめはだ

性格:ようき

183-200(252)-116(4)-90-105-154(252+)

スケイルショット/じしん/テラバースト/がんせきふうじ

<調整>

ASぶっぱ

最終日ラスト5戦くらいのときに相手のガブを見ても投げたいと思い、性格を意地から陽気に変えたがその後出番はなかった。(レンタルは陽気です)

カイリューサーフゴー最強物理枠。

と思っていたが、構築記事を見る限りアクアブレイクを採用した水テラスが地震抜群にならずガチグマに抗えるので強かったのかもしれない。

ただそうするとハッサムアーマーガアにいよいよ勝てなくなるので要相談。

ウルガモスは1キルの選出率3位。

マスカーニャ

マスカーニャ @たべのこし

テラスタイプ:はがね

特性:しんりょく

性格:ようき

165(108)-158(220)-98(60)-90-91-173(116+)

はたきおとす/トリプルアクセル/やどりぎのタネ/みがわり

<調整>

A-叩き→持ち物無し叩きで193-154サーフゴーに97.65%
HB-A4振りグライオン地震を身代わりが確定耐え
意地カイリューのテラス鉢巻神速を15/16耐え
スケショの乱数変わる
HD-臆病サーフゴーのゴールドラッシャを確定耐え
S-最速105族抜き、準速オオニューラ抜き

特性はグライオン地震耐性と叩き威力維持を優先して深緑

(YouTube概要欄から引用)

https://youtu.be/nZEcasU40pE?si=5Yotp2altSBFxQHk

最強の受け破壊枠。

数ある受けループ、ママングライ、キョジオーン入りに投げてイージーwinを量産した。

悪戯心が効かない点、受けよりのスタンにいるカイリューサーフゴーにも強い点、選出画面でほぼバレない点など受け破壊枠の中でも唯一無二の性能をしていた。

選出画面で刺さってるなぁと思いつつも、受けじゃないからという理由で出さずに負けた試合が何試合かあるので、もう少し出してあげれば勝率は上がったのかもしれない。初3桁の構築にSVの相棒だったマスカーニャがいてくれたのは、偶然だけど嬉しかった。

発展途上の選出率6位。

オオニューラ

オオニューラ @ふうせん

テラスタイプ:はがね

特性:かるわざ

性格:いじっぱり

165(76)-194(212+)-98(140)-54-101(4)-150(76)

フェイタルクロー/インファイト/じごくづき/はやてがえし

<調整>

HB-カイリューの特化スケイルショット5発74.42%耐え

テラス時特化スケイルショット5発90.51%耐え
HD-ブリジュラスの流星群最高乱数切り耐え
ガチグマの特化テラスハイボ確定耐え
S-最速サーフゴー抜き

A-余りぶっぱ

構築のラストピース。

風船オオニューラは地面技を一旦無視でき、鋼テラスを採用することで対応できる範囲がかなり広くなった。

カイリューサーフゴーだけでなく、ガチグマやブリジュラス、ガブリアス、セグレイブ、イエッサン等対面駒としてかなりの活躍をしてくれた。

フェイタルクロー、疾風返し共に理論上細い勝ち筋を見い出せる技であるが、ロマンでもあるため疾風返しは瓦割りあたりに変えてもいいかもしれない。

最終日ラスト3戦くらいのとき、10回ほどフェイタルクローを当てて何も状態異常を引かなかった受けループのヘイラッシャに、ラスト2ターンで眠らせて勝ったときはガッツポーズが止まらなかった。

このポケモンを選んで良かった。

背中で語る選出率5位。

基本選出

or or

1番投げる選出。どちらを投げるかは相手への刺さり次第だが、特殊3体選出もかなりしたと思う。

+ @2

受けループママングライキョジオーン入りにはマスカーニャを出す。受けループ、ママングライにはマスカクエスオオニューラで投げることが多かった。

or

**イエアルマニューラ**に投げる選出。サイコ組以外を考えてガブリアスを投げることが多かったが、ガブリアスがイエッサンのテラスワイドフォースを耐えることができない関係上、ほとんどが2番手ガチグマ3番手ガブリアスの構図になった。その場合オオニューラにスケショ5発入れないといけないため構築的に諸説。

うちのガブリアスは偉かったのでイエニューラ相手には全部5発当てました

重いポケモン

・アーマーガア

ミラーコートがほんとにキツく、エレクトロビームかガブの炎テラバで倒すくらいしか出来なかった。マスカーニャを投げていたら変わったかもしれない。

・初手最速虫技持ちor初手眼鏡ウルガモス

ウルガモスにルミナコリジョンから入るようにしていたため、クエスが何もできない試合が2つあった。

・壁構築

アローラキュウコンの壁始動はルミナコリジョンと守る、カウンターで誤魔化せたが、ドラパルトの壁始動はクエスが出せなかったりしてぐちゃぐちゃにされた。

・イエニューラ

前述の通りスケショ5発当てるか、選出で割り切る必要がある。

あとがき

TN ミラ 最終950位 最高最終レート1942

改めて、シーズン22で自身初の最終3桁を達成することができました!

この結果を通過点として、また記事を書けるいい結果を出せるように頑張ります!!

また、突然のDMながら快く引用許可をくださったシグマさん、ありがとうございました!シグマさんの動画と配信のおかげで僕はポケモンを最大限に楽しむことができています!

ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました!!

ナノ