Netflix『極限のテニスコート』 (original) (raw)
『極限のテニスコート』
主人公はマーディ・フィッシュ。
2000年にプロデビューしたアメリカの元テニス選手です。
またフィッシュの側には親友でありライバル、
アンディ・ロディックがいます。
この番組ではこのロディック視点とフィッシュ視点が同時に進みます。
フィッシュとロディックは共に期待の若手でしたが先に注目を浴びたのはロディック。
21歳でマスターズさらには全米オープン優勝。
瞬く間に世界1位にまでなったロディックは
まさにアメリカンドリームな選手でした。
そしてこの時代といえば王者フェデラー 。
2人と同世代。2000年代の男子テニス界を牽引。
数々の記録を塗り替えた史上最高のテニス選手です。
さらにはナダルジョコビッチマレーを含めた「BIG4」の台頭。
このような時代背景の中2011年4月。
29歳となったフィッシュはついに
世界トップ10、アメリカナンバー1、
ATPファイナルズ出場を決めます。
活躍と同時に手にする賞金や注目度も一層高まります。
また、世界を転々とする過密スケジュールに加え、
毎週発表のランキング制度。
「グランドスラム」というあまりに大きな大会。
これらはフィッシュの心に徐々にダメージを与えることにもなりました。
そして2012年全米オープン4回戦。
最高の舞台で相手はフェデラー。
キャリアピークを迎えていたフィッシュですが
このとき病が襲います。
原因はメンタルヘルスでした。
「アメリカ代表・世界のトップとして戦うことが如何なるものか」
プレッシャーとの戦い。仲間のサポート。ライバルとの競争。
世界7位にまでなった選手を通して知る、トップアスリートの世界。
フィッシュがファイナルズ出場を決めた当時の記事(2011/11/11)
関連動画。
Citi Open
『Mardy Fish Tribute』(1:59) 2015/8/6
ギメルストフ、ブライアン兄弟とその父親、ロディック、
ソック、イズナー、ジョンソン。
フィッシュを近くで見てきた人たちでしょう。多くのアメリカ人がコメントをしています。
CitiOpenはアメリカで行われるATP500の大会。