Naotora1008のブログ (original) (raw)
アナログプレーヤーのLINN LP12は長い付き合いで40年を超えています。今では2台持っています。RADIKAL電源の最近のも持っていますが、メインはその40年以上のバルハラ電源のを使っています。もちろんその電源はそのままではRADIKALには圧倒的におよびませんが、回路自体はバルハラのほうが上ということが分かり、コンデンサーは全てブラックゲートにしたり抵抗など細部まで改良することでRADIKALより静かに鳴ります。今回は写真のように2回目の軸受けとインナーターンテーブルを交換しました。カルーセルというものです。今年のインターナショナルオーディオショウで知りました。(情報入手が遅いでしょ!)
交換作業に2時間ほどかかりましたが、効果はかなりありました。静かに鳴るようになったことと、音それぞれにリアリティが上がり、特に低域の分解能が上がりました。
このような軸受けとインナーターンテーブルをより剛性アップと精度の向上という小さな改善努力の継続をしてくれるLINNには感謝ですね。見た目はスケルトンで、第二システムDENON DP-100Mの質実剛健さとは、程遠いですが、やはり第一システムのメインプレーヤーとして頑張ってくれそうです。
仕事から帰ってきて、毎日鳴らしています。その後の行為としてアームとカートリッジシェルの接点をスクアランで磨きました。かなり良いほうに変化しました。
領域が上下伸びましたし、解像度も上がりました。
一日目はブログにあげてから3時間程度聴きましたが、
ちょっと聴いているのが辛くなり、磨いた訳です。
その後3日ほど聴いて、音の強さはあるものの、実体感というか、もう少し彫の深い音が欲しくなってきました。次にトライしたのがこれです。
私のお気に入りのオーディオリプラスのカートリッジスペーサーのSS仕様を乗せました。MCH2はシェル一体型ですので、カートリッジとシェルの間に挟めませんので、テープで留めました。
思った以上の効果があり、私の求める音の裏側が見える感覚が感じられるようになりました。
ffからぴppの音の強弱感や透明度が上がり、何時間でも聴いていられるようになりました。
まだ元のバンデンハルの柔らかさまでは行きませんが、切れ込みの良さはMCH2のほうが上のところがあります。
音作りの違い・音作りの思想の違いは各社によるのでしょうが、ある一定のレベルを超えてくれた感覚です。この状態でまた一週間程度聴き込みたいと思います。
最近見直されてきているアナログレコードを購入し、
かける前にホコリをはらい、実際に手で針を丁寧に落として音楽をかける儀式は、今風な単なる再生ボタンのクリック以上に、物理的な接触や手間を伴うため、音楽との「関係性」を深めると思うのです。面倒な作業も儀式化することで音楽やステレオ装置との共鳴が生まれるのではないでしょうか。このような儀式を今後とも続いて行きたいと思います。
P.S. 鳴らしこむほど、出力が大きくなってきています。おそらく10年は鳴らしてないだろうし、大幅にリペアしてもらって、眠りから目覚めてきたのでしょうか。
私の二つのシステムは共にプリアンプを通していませんし、特に第二はスピーカーがオーディオマシーナのCRMで85dbしかないので、クラシックのppはあまりにも小さく苦しいところでしたが、ちょうどいい塩梅になりつつあります。
師匠から譲受けたカートリッジです。
残念ながら針先が無く、ある有名なプロに修理に出しました。針先だけでなく、ダンパー交換やその他の交換もありましたが、一月後の本日帰ってきました。
早速鳴らしてみました。
かなり以前に聴いたことはあったのですが、良し悪しも覚えていません。
本格的に聴くのは初めてです。
こんなにシャキッとした音が意外で少々驚きです。
出力電圧も数値より大きく鳴って、これにも驚いています。 Van den Hulの超楕円スタイラスを使用しているとのことで、より親しみも感じていたのですが、予想以上に鳴ってくれて喜んでいます。
もしかしたらプレーヤーのDENON DP-100Mの大幅改良がここにきて効いてきたのか、低域の量感と共にその解像度が高いことも特筆に値します。チューニングしてくださった和歌山のオーディオショップの店主は、一年経てばかなり低域が良くなって来るはず、と力説されていたことが、表れてきたのかもしれません。
Van den Hulのカートリッジ
よりは、多少の音の硬さはありますが、そこはEMT譲りという感覚が私にはあります。その辺りも一月程度鳴らし込まないと分からないところです。
そのような期待を抱かせるカートリッジでした。
直ぐに元に戻すと言うことはしないで、聴き込みたいと思います
やはり静かで奥まで見通せるのは、この電源タップが絶大な威力を発揮していることは間違いないことを付け加えておきます。
和歌山にひと月ぶりに帰って、また師匠宅から運んできました。軽トラで7台目でした。最後の一車と思っていましたが、まだでした。
我が家の置くところの確保が大変です。
しかし、何とか少しだけ整理して師匠のメインのスピーカーであるマーチンローガン(見た目だけノーマル)を簡易的にセッティングしました。これから何年かかけて、鳴らせるようにしたいと思います。
師匠宅でも驚きの連続でした。またゆっくりお伝えします。
音の追い込みは半端なく改めて凄さを感じます。
市販の製品の音の甘さを常に言ってきた方でしたが、
このTEACのCDを聴いたら改めて凄みを感じました。
1,000万円クラスでも圧倒される音作りです。見かけだけノーマルで線もコンデンサー(全てブラックゲート)でその他も殆ど元のモノは入っていません。昔のはアナログ的設計思想でしかも設計図が手に入ったから出来たのだと思います。この設計思想は素晴らしいと私も思います。
こんな感じで良くオーバー1,000万円クラスと試聴かいをしたものです。FM811も超えた時は快感だったことを思い出しました。師匠と市販品を超えるものづくりをしてきたのが懐かしいですね。
今もこのマーチンで聴いていますが、かなり厳しい音になっています。カミソリの切れ味で、しかも太い音というトレードオフを超えた音づくりはさすがでした。
改めてミュージアムとして残せるように、整理整頓していきたい。
導入後ひと月近くになります。
台座をゾーセカスのラックに乗せ替えました。その効果もあり、より楽音の分解能がよくなり彫りの深い一音一音になりました。
一番は空間が静かになり定位が良くなったことでしょうか。
高価ですが、購入する価値はありました。第二システムに導入しましたが、第一システムより聴く機会が増えました。第一システムも電源周りもそれなりに強化
していますが、この静けさは出ていないことが分かります。
ミニスピーカーであるオーディオマシーナのCRMでは低域の限界はあるのは分かってはいつつも、底から湧き上がるような、また別の表現を借りると、音の裏側が録音ホールや会場の反射音として同期的に私に心地良さを届けてくれるようになりました。
これからも聴きながら改善に努めたいと思います。それがオーディオを趣味とする者の楽しみですから。
全て譲り受けました。
もう亡くなって2年になるのですが、和歌山に帰省し盆ということもあり、仏壇に手を合わせに行ってきました。
奥様や息子さんと相談の上、オーディオルームと工房の測定器や部品類の全てを引き取ることにしました。
3日間かけて、軽トラ6台分運びました。
まだ1台分残っていますが、台風が近づいてこともあり、もう東京に戻って来ました。
空の六畳の部屋が3つ🈵になるくらいの分量がありました。アンプ作りの名人でした。
もう亡くなりましたが、トップのオーディオ評論家や一部上場のオーディオメーカーの社長が、その音を聴いて、またアンプの中を見て舌を巻くくらいでした。写真のマーチンローガンのスピーカーもオリジナルとはかけ離れたクオリティの高さで鳴らしていました。そのブラックボックスの中身は元の部品は何も残っていないと聴いたことがあります。写真の2枚目は和歌山の我が家のオーディオルームにポンと置いただけで、驚きの音が出ていました。間隔が狭いのはスピーカーケーブルが足らないからです。💦
今度帰った時に、きっちりとセッティングして、アナログプレーヤーのSOTAとアームはリニアトラッキングのエミネントテクノロジーを調整して鳴らしたいと思います。マイクロのプレーヤーもあります。
兎に角アンプは10数台ありますので、大変です。殆どが真空管アンプです。最後の写真の真空管はまだ半分くらいです。今ではお宝のテレフンケンだらけです。しかも新品が殆どです。オープンリールやアカイの最高峰のカセットデッキもあります。壊れているかもしれませんが、鳴るようにしたいと思っています。
なかなか頻繁に和歌山には帰れませんので、1〜2年くらいかけて整理出来れば良いでしょうか。3セットでオープンを含めて鳴らすには3年ぐらいかかるかもしれません。
趣味ですので、楽しみながらゆっくりやります。
夏休みで実家に帰省しました。
東京の豪雨や宮崎の地震が南海トラフとの関連で語られた為に、交通網は混乱してます。お盆の大移動と重なり、羽田空港もディレイのオンパレードでした。
私の便も2回ディレイになり、1時間遅れで何とか乗れました。
今回はオーディオ談義ではなく、しかし音に関係しますが、写真の鈴虫のことです。
ウジャウジャいるのですが、昨夜初めて鳴き始めました。パリオリンピックを観ていたら、鳴いてる、と気がつきました。これから煩い(失礼なこと言ってます。)くらい競い合うように、夜長に透き通った響きをもたらしてくれそうです。