Pop!_OSを入れてみました (original) (raw)

先にWindows11の大型アップデート24H2を入れてみました。
操作感は確かに向上しておりますがそもそも11自体が
セキュリティモジュールが必須だったり、MSアカウントとの
紐づけなければいけなかったりとかなり面倒に。

どうみてもユーザーの利便性よりも保身というか囲い込み感の
方が強いかなと。そういえば次期の12?はサブスクリプション
なるという噂もありますし。

で、まぁあれこれ縛りが入った事によりゲームのスムース感も
阻害されたりもしてきているので脱Windowsを考える人も
出てきている模様です。

では選択肢は?となるのですがゲーム目当てだと即Macは除外。

あとはLinuxとなるのですがLinuxWindowsの操作感に近いのは
Ubuntuでしょうか。
ただそのUbuntuも本家はイマイチ痒いところに手が届かないのと
ちょっと迷走も見られて三代ほど使用してみましたが除外。

で、現在動画視聴用に使用しているのがUbuntu派生のLinux Mint
GUIの操作はかなりWindowsに近く扱い易いです。
VMWare上で動かしていますが起動時になぜかサウンドカードを
認識しないという問題だけがネックです。(起動後接続で音は
きちんと出ます)

そんな中、たまたま検索していて出てきたのがPop!_OS

pop.system76.com

こちらもUbuntu派生だそうで

早速こちらも仮想環境にインストールしてみますが画面が映らない…。
これは仮想PCのグラフィックで3Dを切ると正常に映りました。
インストールは楽々で終了。
デスクトップ画面はこんな感じ

MACのDock風
設定項目はMintよりやや少なく雑な感じ。
日本語化はちょっと抜けている部分はあるものの必要十分。
動画視聴も足りないコーデック等は検出してインストールしてね
と表示される親切設計。
Mintと同じ環境ですが動作はPop!の方が軽く感じます。
個人的に嬉しかったのは起動時にきちんとサウンドを認識
する事。何が違うんだか。

ちょっとテストでSteamをインストール
仮想PCの母艦がT400なので3Dはちょっと避けてHollow Knightを
インストールしてみます。
インストールは問題なく終わりますが、起動には互換性のチェックを
外さなければなりません。

で、動かしたのがこれ

普通に動きますが結構重いですね。
ストレステストかと思うくらいCPUファンがブンブン回ります。
FPSは30まで届いていないかも。
まーこれは実PCならばもっと快適かな?

流石に仮想環境では厳しすぎるので試しに DeskMini A300に
入れてみます。
…映らん。カーソルだけ見えて真っ黒だ。

調べてみると古いバージョンのカーネルだと問題ないとか。うーん。
GUI周りでうまく動かないという症状はLinuxでよくある話ですね。
すべてのハードウェアでのテストどころか互換性のチェックは
難しいですし。
そういう点では不良品で無い限りWindowsでは普通に動作
するという部分はバリデーションチェックをキチンと行っている
マイクロソフトならではといったところでしょうか。

そんな訳でLinuxでも案外Windowsゲームも動いたりします。
互換レイヤーのProtonや3D APIのVulkanが優秀ですからね。
動くゲームに依ってはWindowsよりもFPSが出る場合もあるようです。
またカクツキも減るとか。

ただし
やはりあくまでも互換であり、一部エミュレーションであるので
問題0では無いようです。海外で見た例ではWindowsはもううんざり
Linux行くわと移行はしたものの、正常に動かなかったり動かすのに
手間暇がかかる事が多々あって結局Windowsに戻ったという話を見ました。
そんな訳でゲーム用途においては完全に乗り換えは厳しめかなと。

また上に書いたように環境によっては素直に動かない症状に遭遇します。

で。あれこれ対策を調べる、足りないプログラムを入れる、さらに不足が

出てそれも探して入れる ふと何がやりたかったんだっけ?と気づいて

ヤル気が無くなる というのもLinuxあるあるだったりします。

これがWeb閲覧だったり、動画視聴、音楽鑑賞程度に限られるので
あれば全然Linuxでも問題ないのでサブ的な扱いで使用するには
丁度良いんですけどね。

ゲーム特化の専用OSとしてはSteam OSに期待するのが良いんですかね?
現状どうなっているは全く分かりませんがSteam Deckに搭載されている
のがSteam OSでしたか。
専用端末なら互換性を気にしなくて良いですね。と考えるとそれなら
PS5が最強じゃね?となりますね…。

一番良いのはマイクロソフトがゲーム専用Windowsと全部入りテンコ盛り
Windowsと開発を分けてくれることだったり。