ミュージカル忍たま乱太郎、Gロッソで明日開幕 (original) (raw)

尼子騒兵衛原作「落第忍者乱太郎」、TVアニメ「忍たま乱太郎」のミュージカル第6弾「~凶悪なる幻影!~」が、明日6月19日より東京ドームシティ シアターGロッソにて再演される。その公開稽古が、本日6月18日に行われた。

アニメとは異なり、忍術学園6年生をメインに据え、ギャグや殺陣、アクションをふんだんに取り入れ人気を博す「忍ミュ」。今回上演されるのは、1月に初演が行われた「~凶悪なる幻影!~」の再演となり、新キャストとして立花仙蔵役に鐘ヶ江洸が起用された。物語は、ドクタケ忍者隊に戻ってきた男・雪鬼が、幻術で6年生を操ろうと企むところから始まる。

公開稽古後に行われた囲み取材には、善法寺伊作役の安達勇人、食満留三郎役の小野一貴、立花仙蔵役の鐘ヶ江洸、潮江文次郎役の海老澤健次、七松小平太役の早乙女じょうじ、中在家長次役の北園涼ら6年生キャスト6名、猪名寺乱太郎役の大西統眞、摂津のきり丸役の細川晴太、福富しんべヱ役の藤村真優、鶴町伏木蔵役の古賀瑠ら1年生キャスト4名、そしてドクタケ勢より雪鬼役の横井寛典、タソガレドキ勢より諸泉尊奈門役の小林亮太が登壇した。

本公演には、シアターGロッソというヒーローショー準専用劇場ならではのダイナミックなアクションシーンがふんだんに盛り込まれている。安達は「そこまで高くはないんですけど、スライダーを今回初めてやりました」、小野は「高いところはそんなに得意じゃないんですけど、僕もスライダーに初挑戦しました」と、派手なアクションについて言及。また“奈落落ち”に挑戦した早乙女は「たぶん毎回緊張します。でもここの劇場でしかできないことなので、怪我なく最後までやりきりたい」と意気込んでみせた。

「俺達の居る場所」のアンサーソングとなる「六忍のワルツ」など、初演に比べて新曲も追加。ソロ曲「私は諸泉尊奈門だ!」を歌う小林は、「歌がしっかり聞こえるように、土井半助に対する気持ちを歌にのせられるようにがんばります」とコメントした。そのほか、初演で初めて忍ミュに取り入れられた、太鼓を使った演出なども見どころのひとつだ。

今作が忍ミュ初出演となる仙蔵役の鐘ヶ江洸は、「同じ(6年)い組の、文次郎役の海老澤健次くんが僕をカンパニーに入れよう入れようとしてくれていたので」と、自然にカンパニーに溶け込んでいけたと話す。それを受けて海老澤は「い組のペアということで、稽古を始めてすぐに2人きりでごはんに行かせていただいて、仙蔵と文次郎がどういう関係かというのを2人の感覚で話した」と、役作りについてのエピソードを明かした。

「ミュージカル『忍たま乱太郎』第6弾 再演 ~凶悪なる幻影!~」は7月5日まで、15日間全21公演で上演。大千秋楽公演はライブビューイングも行われる。

ミュージカル「忍たま乱太郎」第6弾 再演 ~凶悪なる幻影!~

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