新たなマンガの形を考える本、表紙は押切蓮介 (original) (raw)
新しいマンガの形を考える本「マンガの現在地!」表紙は押切蓮介描き下ろし
2015年9月23日 18:28 9
「マンガの現在地! 生態系から考える『新しい』マンガの形」が、10月9日にフィルムアート社から刊行される。
めまぐるしく変化する、現代のマンガを取り巻く状況とその今後について、さまざまな視点から追う本書。星海社副社長である太田克史と本書の編者でもある編集者・島田一志による対談「変わるマンガの未来とは?」を皮切りに、さやわか、樹崎聖、西島大介、桐木憲一、粟岳高弘、中野晴行、ばるぼららによる論考が掲載される。さらに巻末にはマンガ家志望者必見のQ&Aも収録。表紙は押切蓮介の描き下ろしイラストが飾った。
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「マンガの現在地! 生態系から考える『新しい』マンガの形」目次(予定)
Introduction マンガの現在地(島田一志)
Discussion 変わるマンガの未来とは? 雑誌を知らない才能が、新しい時代の『新宝島』を作る
太田克史(星海社副社長、『最前線』『ファウスト』編集長)×島田一志(漫画編集者、本書編者)
Basic Work マンガに何が起きているか ―誕生から一〇年代の環境まで
マンガは変わる(さやわか)
ゼロ年代―雑誌、作品、読者の変化(さやわか)
一〇年代―ウェブマンガの浸透と新しいスタイル(さやわか)
媒体の変化から見る近現代マンガ史(浅野智哉)
マンガにとって「雑誌」とはなにか(仲俣暁生)
Expanded Work 1:マンガと表現 ―テクノロジーが作品を変えた
ネットから生まれる新しい才能たち(ばるぼら)
デジタル表現の現在地(天野昌直)
マンガの見せ方が変わる時代(島田一志)
CGM―ネット時代のプラットフォーム(飯田一史)
Expanded Work 2:マンガとビジネス ―デジタル化のもたらした産業構造の変化
マンガは紙からデジタルへ?(中野晴行)
マンガとメディアミックス(中野晴行)
マンガは地方を再建できるのか!?(中野晴行)
マンガの世界戦略(中野晴行)
Expanded Work 3:マンガとコミュニティ ―リアルな場が生み出す新しいつながり
マンガミュージアムが伝えるもの(木村仁)
大学でマンガを学ぶということ(さそうあきら)
紙の本を売る現場から(高狩高志)
マンガが生活の場になる(島田一志)
Style:マンガの起こっている場所たち
漫画元気発動計画(樹崎聖)
トキワ荘通り協働プロジェクト(桐木憲一)
マンガサロン『トリガー』(編集部)
comico(飯田一史)
上野の森美術館(編集部)
同人誌即売会(島田一志)
マンガの翻訳・出版(スタンザーニ・ピーニ 詩文奈)
Q&A
・出版社への持ち込みは有効ですか?(島田一志)
・メジャーの流通を通さず、同人誌などを売ることで「食って」いけますか?(粟岳高弘)
・地方でマンガを描くということについて教えてください(西島大介)
・日本のマンガは海外でどう見られていますか?(スタンザーニ・ピーニ 詩文奈)
・マンガビジネスが巨大化した八〇年代、マンガ家と編集者の関係とは?(三上信一)
・デジタル作画が主流の今だからこそ、手描きの絵の魅力を教えてください(吉田アミ)
・少女マンガの現在、そして未来はどうなりますか?(吉田アミ)
・マンガをテーマにしたトークイベントの楽しさを教えてください(吉田アミ)
・タブーとされているものを描いてはいけませんか?(島田一志)
リンク
- マンガの現在地! | 動く出版社 フィルムアート社
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