殺陣、歌、ダンスありの舞台「ざくろ」本日開幕 (original) (raw)
星野リリィ原作の舞台「おとめ妖怪ざくろ」の公演が、本日1月18日に全労済ホール/スペース・ゼロにてスタートした。
遊馬晃祐扮する総角景を主人公に、総角と野田和佳子演じるざくろの出会いから、安里勇哉扮する沢鷹との対決までを描く本作。上演前にはゲネプロに加え、遊馬、野田、安里と、芳野葛利劔役の脇崎智史、花桐丸竜役の阿部快征、薄蛍役の高橋優里花、鬼灯役の富田麻帆、雪洞役の椙山さと美への囲み取材も行われた。
本作で好きなシーンを問われた遊馬は「総角とざくろをはじめ、それぞれのペアに象徴的なシーンがあります。僕の場合は、ざくろに初めて心から“好き”と伝えるシーンが好きですね」と回答。自身が演じるざくろを「言いたいことを素直に言えない強がりなキャラクター」と分析する野田は、「だからこそのもどかしさを感じ取ってもらいたいです」と注目ポイントを挙げた。
安里は総角と対峙する役どころの沢鷹について、「沢鷹って敵役なんですけど、“悪”ではなくて。なぜそうなってしまったのかの理由とか過程とか、そういったところの悲しさを感じ取ってもらいたいです」と説明。また2.5次元舞台の芝居は初めてだと語る脇崎が、「どんなカツラを着けるんだろうと期待していたら僕だけ丸坊主で(笑)。ありのままの僕を見ていただきたいです」と呼びかければ、阿部も「今までトントン拍子でうまくいく人生を過ごしていた丸竜が、初めて挫折を味わい、大人の男に成長していく過程。そこをぜひ見てほしいです」と続けた。
遊馬は作品の見どころについて、「芝居のほかに歌もあり、ダンスもあり、アクションもある。衣装も華やかなのでぜひ注目してほしいですね」とアピール。野田も「殺陣は今回が初めてで、本当に苦戦したんですけど、遊馬くんが言っていたように殺陣・歌・ダンスといろんな要素があるので“お腹いっぱい”になってくれればと思います」と語った。
舞台「おとめ妖怪ざくろ」は脚本と演出を大和田悟史が担当し、1月25日まで上演。5月10日には舞台のDVDが発売されることも決定している。
舞台「おとめ妖怪ざくろ」
期間:2017年1月18日(水)~25日(水)※全12回公演
会場:全労済ホール/スペース・ゼロ
料金:特典付きS席8000円、A席6000円 ※全席指定
脚本・演出:大和田悟史
キャスト
総角景:遊馬晃祐
芳野葛利劔:脇崎智史
花桐丸竜:阿部快征
ざくろ:野田和佳子
薄蛍:高橋優里花
鬼灯:富田麻帆
雪洞:椙山さと美(劇団鹿殺し)
沢鷹:安里勇哉(TOKYO流星群)
千田美智子(文学座)
小林健一(劇団 動物電気)
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リンク
- 舞台「おとめ妖怪ざくろ」公式HP | 今も月刊コミックバーズの表紙を飾る「おとめ妖怪ざくろ」が、遂に、初舞台化!
- 舞台「おとめ妖怪ざくろ」 (@zakuro_stage) | Twitter
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