ドラマ「ダブル」に桜庭ななみ・津田寛治ら10人 (original) (raw)
野田彩子原作による実写ドラマ「ダブル」の追加キャストが発表に。あわせて新たなプロモーション映像も公開された。
発表されたキャストは10人。千葉雄大演じる宝田多家良のマネージャー・冷田一恵役を桜庭ななみ、俳優・轟九十九役を堀井新太、アイドル・今切愛姫役を工藤遥、舞台演出家・岐華江役を神野三鈴、映画監督・黒津壮市役を津田寛治、劇団英雄の団長・水野英雄役を板橋駿谷、マンガ家・川上たつひこ役を前野朋哉、劇団を主宰する永田信也役を水間ロン、芸能事務所フラットの社長役を橋本じゅん、社長夫人の神野美波役を中山忍が演じる。キャスト陣からはコメントも寄せられた。
「ダブル」は無名の天才役者・宝田多家良と彼を支える役者仲間・鴨島友仁の2人が、世界一の役者を目指す姿を描いた物語。多家良役を千葉雄大、友仁役を永山絢斗が担当する。実写ドラマは、6月4日より毎週土曜日22時30分からWOWOWプライム、WOWOW 4K、WOWOWオンデマンドで放送・配信される。
※動画は現在非公開です。
桜庭ななみ(冷田一恵役)コメント
今回千葉雄大さん演じる宝田多家良のマネージャー、冷田一恵を演じることになりました。私自身もマネージャーさんと行動する時間が多く、普段のマネージャーさんの動きなどを参考にしながら演じ、とても楽しい時間となりました。多家良や永山絢斗さん演じる友仁が俳優としての夢を追っていく物語でもありますが、私が演じる冷田がマネージャーとして成長していく姿にも注目していただけたら嬉しいです。
堀井新太(轟九十九役)コメント
「ダブル」は演劇、芝居の良さが沢山詰まっている作品です。人情や街並など、この世界にどっぷりと浸かってみたくなる要素が沢山詰まっています。そして、主人公二人の関係性には不思議と微笑ましくなると思います。僕が演じた九十九は芸能界の先輩役者として、多家良に色々なことをアドバイスしたり、作品に出るきっかけを作ったりと、とても重要な役所です。伝え方一つを間違えると、原作で描かれているキャラクターの性格の良さが消えてしまうと感じたので、ひとつひとつの所作を大切に監督と密にセッションしながら作り上げていきました。お楽しみにお待ちください。
工藤遥(今切愛姫役)コメント
初めて今切愛姫を見た時に、もの凄く近くにいるような、自分を見ているような、不思議な感覚に陥ったのを覚えています。きっと、別の方が演じていたら、狂うほど嫉妬したでしょう……宝物で、大きな財産です。楽しんで頂ける作品になっていると思います。
神野三鈴(岐華江役)コメント
自分とは違う人間になる"ダブル" 他者の立場になって世界を見る"ダブル"
一人ではいけない世界に行く"ダブル" 一人で立ちながら二人で生きる"ダブル"
雄大くんと絢斗くんの熱情の中にたくさんのダブルが見える。
そして純粋に名作演劇のオンパレードを楽しんでいただきたいです。
この世は舞台。私たちはみんな役者。
津田寛治(黒津壮市役)コメント
若き俳優達のリアルを描いた野田彩子先生の名作「ダブル」ドラマ化にあたり、物語の中でも重要なキャラクターである黒津監督役で白羽の矢が立ったときは相当なプレッシャーでしたが、若き俳優達を演じる若き俳優達に救われました。みんな、本当にありがとう!!
板橋駿谷(水野英雄役)コメント
「ダブル」には作品を作り出す時の苦しみも喜びも全て詰まっている。このドラマも同じことが言える。千葉さん、永山さんを現場で観てるだけでとてもワクワクした。きっと他のキャストの方々のシーンもワクワクするに違いない。大好きな作品「ダブル」のワクワクが沢山の方に届きますように。
前野朋哉(川上たつひこ役)コメント
主人公の二人と同じアパートに住む、漫画家の川上たつひこ氏を演じました。鴨島くん、多家良くんとの日常的なシーンが多く、終始和んだ雰囲気で楽しく撮影できました。ただ、アパート外の二人は全く知らないので、こう言うとややこしいですが、俳優の仕事をしている二人を早く見たいです。"俳優"という生き方をどうぞお楽しみください。
水間ロン(永田信也役)コメント
中国に「浮生夢の如し」という言葉があります。人生は夢のように短く儚い、そんな夢の中で踠き苦しむ30代のラブストーリーです。
と、こういう事を言いそうな演出家の永田信也役を演りました。ぜひご覧ください!
橋本じゅん(社長役)コメント
お芝居として、かなり見応えがあり過ぎるドラマです。これは、小劇場出身であり、未だにその劇団に在籍している僕などにはグサグサに突き刺さりまくりまして、真実と虚構がかなりのシンクロ具合!何にせよ『虚実皮膜』とはこの事だな、と。すみません、イチ役者としてコメントしてしまいました。
中山忍(神野美波役)コメント
女優・神野美波…一体、何者なの?! 撮影が終わった今も最大の謎です!看板女優ということで事務所に飾られている過去の出演作のポスターや数十年前と思われるカレンダーの撮影もしっかり行われ、細やかに作り込まれる世界観が楽しかったです。劇中劇で演じた「町田さん」もへんてこな人で面白かったな。撮影の合間に怪獣映画の話題で、少年のように目をキラキラさせる中川監督と高江洲プロデューサーと盛り上がった事も楽しい思い出。「ダブル」クライマックスをどう迎えるのか?! 私も楽しみです!