「オッドタクシー」ドラマ版の小戸川キャストなど発表 (original) (raw)

アニメ「オッドタクシー」の世界を舞台にしたドラマ「RoOT / ルート」の追加キャストが発表された。

「RoOT / ルート」ではマンガ「RoOT / ルート オブ オッドタクシー」をもとに、河合優実演じるクールで孤独な19歳の探偵・玲奈と、坂東龍汰演じる凶運のポジティブ新人・佐藤が、とある奇妙なタクシー運転手の素行調査から次第に大きな事件へと巻き込まれていくさまが描かれる。

玲奈と佐藤が働く指宿探偵事務所の所長・指宿役で黒田大輔、調査を助ける謎の便利屋・赤道役で紗羅マリー、玲奈の高校の同級生で親友の売れっ子キャバ嬢・花音役で寺本莉緒、失踪した女子高生役で菊池日菜子が出演。またアニメでもおなじみのキャラクターとして、メジャーデビューを控えた3人組アイドルグループ・ミステリーキッスも登場する。センターで負けず嫌いで気が強い二階堂ルイを中村麗乃(乃木坂46)、おとなしそうに見えて野心を秘めた市村しほを伊藤友希、無邪気で天真爛漫な三矢ユキを小林桃子が演じ、マネージャー・山本に鳥谷宏之、二階堂の大ファンでキャバクラの黒服・今井に稲葉友が扮する。

アニメ「オッドタクシー」の主人公でドラマでも事件の鍵を握ることになる、奇妙なタクシードライバー・小戸川を演じるのは篠原篤。柿花を雅修二郎、タエ子を吉本菜穂子、大門を富川一人、樺沢を遠藤雄斗、ドブを三浦誠己、 ヤノを奥野瑛太、関口を山口航太が演じる。また大御所落語家・笑風亭呑楽役に松尾貴史、黒田役に渡辺いっけいが扮し、アニメで声優を務めたダイアン津田篤宏ユースケも登場。福田温子中込佐知子政修二郎もキャストに名を連ねる。寺本、中村、篠原、稲葉、渡辺、松尾のコメントは記事末に掲載した。ドラマ「RoOT / ルート」は2024年4月よりテレビ東京にて放送開始。

寺本莉緒(花音役)コメント

花音役を演じさせていただきました、寺本莉緒です。
実写版オッドタクシーということで当初はどのような形になるのかわかりませんでしたが、キャストの皆様と本読みをした瞬間から新しい感覚が生まれ、撮影がとても楽しみになりました。
個性豊かなキャラクターとキャストの方々に刺激を受けながら日々楽しく撮影ができました。
花音の高校時代とのギャップや目まぐるしく進んでいくストーリーに是非魅了されてください!

中村麗乃(二階堂ルイ役)コメント

二階堂ルイ役を演じさせていただきました、中村麗乃です。
お話をいただく前からアニメを拝見していたので、動物で描かれていたあの世界がどう実写化されるのかとてもワクワクしました。
普段アイドルグループを中心に活動させて頂いている身として、二階堂ルイの抱えるものや葛藤に共感できる場面も多くありました。
どんな風に完成されているのか、是非楽しみにしていただけたら嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。

篠原篤(小戸川役)コメント

お話を頂いたとき、まずソファーに横になり穴が空くほど天井を見つめました。
いったいあの小戸川をどうやって演じるんだ?
脚本を読みました。そこには「オッドタクシー」に寄り添うように最高でおもしろい新たな銀河が広がっていました。
あとはもう、毎日コツコツと準備を進め、撮影を楽しみました。
主演のお二人がその明るい性格で現場を牽引して下さいました。
先輩方のキャラクターが皆さん濃い!胸をお借りしました。
土屋監督が笑っていると場が和みました。
エンターテイメントが人々の心の灯りであり続けますように。
そしてきっと、ドラマ「RoOT / ルート」がその一端を担えますように。
そう願っております。

稲葉友(今井役)コメント

今井役を演じました稲葉友です。
世界観もキャラクターもデザインも台詞も脚本の構成も、と挙げたらキリがないですが、何から何まで「好き」にズバリとハマった作品である大好きなオッドタクシーの世界に飛びこめてとても幸せなお仕事でした。
演じるにあたり今井という人と改めて向き合ってみると、なんだかもう底抜けに良いやつで愛おしく感じられました。
生身の人間だからこそ感じられる面白さもギッシリと詰まっていると思います。「RoOT/ルート」是非ともお楽しみください。

渡辺いっけい(黒田役)コメント

不思議な現場でした。ひとつひとつバラバラのピースを嵌め込んでいくような撮影。ドラマとも映画とも違う空気感。
「オッドタクシー」の世界が三次元に拡がっていく面白さを体感させてもらいました。
ヤクザの親分を演じるのは初めてではありませんが今回は少しポップな味付けというか中々に魅力的な親分で…主役お二人の掛け合いが見事だと伝え聞いておりますが、箸休めに親分のキャラクターも楽しんで頂ければ幸いです。

松尾貴史(笑風亭呑楽役)コメント

落語家の役を演じたのは、カメオ出演を除いては33年ぶりでした。前の時は実話に基づくもので明確なモデルがいたのですが、今回は「いそうでいない」架空の存在、どこからキャラクターの要素を持って来ようかと思案する楽しみがありました。
若く才気煥発な共演の皆さんに混じって明るく楽しい現場で、どんな世界観になっているのか出来上がりを見るのが非常に楽しみです。

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(c)P.I.C.S.・此元和津也 / RoOT 製作委員会