ドラマ「ブルーモーメント」にハナコ・岡部大ら (original) (raw)
小沢かな原作によるドラマ「ブルーモーメント」の追加キャストが発表された。
追加キャストとして、ドラマのオリジナルキャラクターとなる、国土地理院官僚兼SDMの情報班・山形広暉役をハナコの岡部大、気象庁気象研究所・予報研究部長の上野香澄役を平岩紙が担当。SDM対策本部車ドライバー兼料理人の丸山ひかる役を仁村紗和、東京消防庁・消防救助機動部隊長で、SDMの消防班統括責任者・佐竹尚人役を音尾琢真、SDMと対峙する総務大臣の立花藍役を真矢ミキが演じる。この発表に併せ、岡部、平岩、仁村、音尾、真矢、高田雄貴プロデューサーからはコメントが到着。なお岡部は、フジテレビのドラマ初出演となる。
4月にフジテレビ系で放送開始の「ブルーモーメント」は、気象災害の現場で命がけで救助に立ち向かうSDM本部こと特別災害対策本部メンバーの奮闘を描く物語。晴原柑九朗役を山下智久、雲田彩役を出口夏希が務める。
ハナコ・岡部大(山形広暉役)コメント
フジテレビのドラマ初出演が決まったときの気持ち
バラエティー番組ではレギュラーをさせていただいているのに、なかなか呼んでいただけないな……と思っていました(笑)。向かいのスタジオで「教場」シリーズなどを撮っているのを見て、“いつかフジテレビのドラマにも出させていただきたいな”と思っていたので、ようやく呼んでいただけてうれしかったです!ハナコは「新しい波24」(フジテレビ系 / 2017年)をきっかけにテレビに出られるようになったと思っていますので、全身全霊で頑張ります。
ドラマオリジナルキャラクター・山形について
原作には登場しないキャラクターですが、災害救助というシリアスな場面でちょっとホッとするような存在になれたらいいなと思っています。でも、やるときはしっかりやるんだぞという姿も見せていきたいです。1話で山形が車に酔うシーンがあるのですが、リアルな感じがいいのか、ちょっと抑えめがいいのか…悩みながら自宅のお風呂場でえずく練習をしているところです(笑)。家族は“ああ、おじさんになったな”と心配しているかもしれません(笑)。
主演の山下の印象や共演で楽しみなこと
学生時代から山下さんが出られていたドラマ「池袋ウエストゲートパーク」(TBS系 / 2000年)や「ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~」(フジテレビ系 / 2009年)などを見ていたので、ご一緒できることがうれしくてテンションが上がっています。“わっ!山Pだ!”と思っちゃうと思うのですが……引かれないように押さえながら、いいチームを作っていきたいです。
ドラマ撮影への意気込みと、放送を楽しみにしている視聴者へメッセージ
話のスケールの大きさに驚いていますが、相手が自然という中で、どんな映像になるのか想像もついていません。でも、見応えはすごいと思いますし、自然に立ち向かい続ける姿から勇気をもらえる作品だと思います。山下さんふくめSDMのみなさんといいチームを作っていきながら、僕も勇気を与えられるように、そして、見てくださる方のホッとする時間になれるように頑張りますので、ぜひ楽しみに待っていてくださればと思います!
仁村紗和(丸山ひかる役)コメント
出演が決まったときの気持ち
まず4月期の水10に帰ってくる事ができてとてもうれしかったですし、光栄です。気象災害は決して他人事では無いことです。天気やお空の事は個人的にとても興味があるので、自分にとっても学びの多い時間になりそうで、どういうドラマになるのかワクワクしています。スタッフ、キャストの皆様と共に心を込めて創り上げていけたらいいなと思っております。
SDM対策本部車ドライバー兼料理人の丸山について
ひかるは、サバサバとしたはっきりした性格で演じていて気持ちがいいです。SDMチームに合流するほどスゴ腕のドライバーであり、このチームの胃袋を支える存在です。拠点を守り、作る者として、チームにいたらホッと安心するようなそんなキャラクターを演じていけたらと思っております。(作品の中で)豚汁を振る舞うシーンがありそうだったのでとりあえず家で豚汁を作ってみました! ごま油が香る豚汁が好きです。
主演の山下の印象や共演で楽しみなこと
私が10代の頃からドラマでよく拝見していました。今回ご一緒できてうれしく思っています。SDMというチームを共に作り上げていける事がとても楽しみです。“この人を信じて動きたい”と思わせてくれるのは晴原さんにも山下さんにもあるパワーなのだと思います。
ドラマ撮影への意気込みと、放送を楽しみにしている視聴者へメッセージ
気象災害に限らず、災害というのはいつどこで何が起こるか分かりません。今年の能登半島の地震でも改めてこの日常は当たり前ではなく奇跡みたいな事なんだと思いました。この地球で生きている以上向き合わなければならない現実もドラマにでてきて心が痛む場面もあるかもしれません。どうか無理せず見ていただきたいですが、私たちの当たり前という奇跡を守るために向き合っている人間がいます。誰かの光や支えになりますように。
平岩紙(上野香澄役)コメント
出演が決まったときの気持ち
「監察医 朝顔」で長く通わせて頂いてたので、久しぶりの湾岸スタジオは懐かしさと、どこかホッとするような気持ちになりました。そして、また新たに始まるんだなというドキドキも。初めてお会いする方々が多いので緊張していますが、終わる頃には作品とも皆さんとも離れる事が寂しいなあと思えるような、心のこもった作品、あたたかなチームになるとうれしいです。
気象庁気象研究所・予報研究部部長の上野香澄について
お天気は毎日意識するものですし、自然災害の際には命を左右し、いくつもの判断が委ねられる、暮らしに重要不可欠な機関。この作品に携わる事で、深く知る事が出来、とても勉強になります。役柄については、人をまとめるポジションなので、その説得力は必要ですが、そこに気負いしすぎず、あたたかく見守られるような気持ちでやってみようと思っています。
主演の山下の印象や共演で楽しみなこと
山下さんは、いい意味でとても普通な方。リハーサル室に入った時、すぐに見つけられないほど“俺います感”が全くなくニュートラルに存在している感じです。だけど、確実に綺麗なイオンを放っていて、近づいて行くと、せせらぎが聞こえてくるんじゃないか?というくらい。みんなを自然と心地よく引き寄せてくれるリーダーです。お芝居に対して真摯(しんし)で柔軟、ユーモアもあり、そしてすごく落ち着いている……頼もしいです。
ドラマ撮影への意気込みと、放送を楽しみにしている視聴者へメッセージ
魅力的な若い方々、素晴らしい先輩方が出演されます。皆さんからすてきなトスを頂き、足を引っ張らないように頑張りたいです。私たちが日々意識しなければならない自然災害を取り扱う作品ですので慎重になりますし、見てくださる皆様にとって、今一度の備えになり、そして実際経験された方々へも、少しでも何か心に届く作品になりますよう、向き合いたいです。
音尾琢真(佐竹尚人役)コメント
出演が決まったときの気持ち
幼少の頃よりフジテレビの連続ドラマに親しんできたので、またこうして作品に出られてうれしく思います。出演するからには俳優としてできることを出し切り、視聴者の皆様に楽しんでいただける作品になるよう力を尽くしたいと思います。
SDM消防班統括責任者・佐竹について
今作における佐竹という役柄は、災害時に人命を救うため自分の全てを捧げてきた人なので、統括責任者として指示を出す時も現場で行動する時にも、洗練された無駄のない所作と精神でありたいと思っています。水上くんが演じる部下の園部にも影響を与える存在ですので、たとえ撮影が過酷な状況になっても、私自身も堂々とした背中を見せていられるようにします。
主演の山下の印象や共演で楽しみなこと
山下さんはとてもすてきな方で、私が“普段電車に乗ることあるんですね”などと話しかけても気さくに話して下さいます。多くの気象用語や数字のデータなどのセリフが多いので撮影の直前に話しかけたら迷惑かな、と思うのですが、今のところ快く返事してくださっています。私もあまり邪魔しないよう心がけます。
ドラマ撮影への意気込みと、放送を楽しみにしている視聴者へメッセージ
私自身、いつどこで災害に遭うか分からないという事を実感して生活しております。この作品の登場人物たちのように事前に防ごうとしたり、少しでも被害が少なくなるよう尽力したり、また災害時に一人でも多くの人命を救うために力を尽くしている方々の思いを背負って演じさせていただきますので、最終回までご覧になっていただけるとうれしいです。
真矢ミキ(立花藍役)コメント
出演が決まったときの気持ち
田中(亮)監督の演出は「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」(2020年)の時に、とても刺激的だったので純粋に楽しみです。今まで警察、検事、弁護士、医師といろいろ演じてきましたが、いよいよ政治家、それも大臣ですかと。襟を正すような気持ちと共に、容易ではない世界に飛び込むぞという心です。
総務省・総務大臣の立花藍について
立花の含みある物言いや行動は台本を読んでいても、問題集を解いているようです。立花に入る前にまずは、政治家、大臣の一日、過去のコメント、国会答弁、派閥などについて調べ、今は政治に浸かっています。根底に息づかせたいことは、はやり色々な意味でタフでなければと思います。可能でしたら、どこかのタイミングで実際の女性大臣の方にお会いできればと思っております。
主演の山下の印象や共演で楽しみなこと
「ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~」という作品で山下さんの母親で共演させていただきました。去年は同じ場面はなかったものの、海外制作ドラマもご一緒でご縁を感じています。彼の成長は私が言うまでもなく、あの思春期のバスケをやっていた繊細な息子は、いまや懐かしく感じられるほど逞しく大きく、私自身も鼓舞されております。今回、時を経て何を感じられるのか楽しみです。
ドラマ撮影への意気込みと、放送を楽しみにしている視聴者へメッセージ
温暖化による自然災害が、日本だけではなく世界で巻き起こる昨今。このドラマのメッセージはきっと多くの方々に響き、多くの方に立ち上がっていただけるのではないかと思えてなりません。
高田雄貴プロデューサー(フジテレビドラマ・映画制作部)コメント
山形広暉は、実は晴原と並ぶSDMの天才です。山下智久さんとの“天才2ショット”を考えた時に頭に浮かんだのが岡部大さんでした。岡部さんなら晴原にズケズケ言っても、“人命救助は自分には荷が重すぎる”と愚痴っても、笑える山形にしてくださる。そう思ってオファーさせて頂きました。丸山ひかるは、初期SDM現場隊員の中で、唯一晴原の100%味方です。サバサバして明るく、まさに本作のオアシス。一方、明るさの裏に秘めた悲しみがある…そんな丸山はスタッフ満場一致で仁村紗和さんでした。さらに、初期SDM唯一の即戦力、カリスマレスキュー隊長・佐竹尚人は“漢がほれる漢”です。“漢”をカッコよく演じてくださり、そして雪山の壮絶な絵も似合う俳優さんと考えた時に、数々の映画やドラマで幅広い“漢”を演じられている音尾琢真さんに演じて頂きたい!となりました。久々にフジテレビ連ドラにご出演頂き、念願かないました。上野香澄は、SDM創設に奔走し多くのメンバーを自ら集めた部長です。“縁の下の力持ち”でSDMを支える上野は新時代のリーダー像と思っており、“柔らかさの中に強い芯を持つお芝居”をお持ちの平岩紙さんに演じて頂きたい!と思いました。そして、総務大臣・立花藍を演じて頂くのは真矢ミキさん。キリッとした立花大臣にピッタリ。SDMの前に壁として立ちはだかってくださいます。しかし、この立花、実はキリッとしただけじゃない一面が……追っての変化もお楽しみに!
ドラマ「ブルーモーメント」
放送情報
フジテレビ系:2024年4月より、毎週水曜日22:00~22:54
スタッフ
原作:小沢かな「BLUE MOMENT」(BRIDGE COMICS/KADOKAWA)
脚本:浜田秀哉
音楽:佐藤直紀
演出:田中亮
プロデュース:高田雄貴、栗原彩乃
制作著作:フジテレビ
キャスト
山下智久、出口夏希、水上恒司、岡部大、仁村紗和、夏帆、平岩紙、音尾琢真、真矢ミキ
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