「怪獣8号」総集編に福西勝也「また泣いちゃいました」 (original) (raw)
松本直也原作によるTVアニメ「怪獣8号」のステージイベントが、本日3月22日に東京・東京ビッグサイトで開催中の「AnimeJapan 2025」にて行われた。ステージには、日比野カフカ役・福西勝也、市川レノ役・加藤渉、保科宗四郎役・河西健吾、鳴海弦役の内山昂輝が駆けつけた。
来週3月28日より劇場公開される「怪獣8号」第1期総集編と、同時上映作品の「保科の休日」。アニメ第1期総集編を観た感想を尋ねられると、福西は「カフカを中心としたエピソードに的を絞った構成になっているので、カフカの成長だったり苦悩だったりを、また新しくイチから体感できるんじゃないかなと。一度観た方はもちろん、新たに観る方にもダイレクトにカフカの心が伝わるはず。私は何度も観ているのに、また泣いちゃいました」と、率直な気持ちを述べる。第1期総集編のデータをもらって観たという加藤は、「テレビ放送時から、劇場で観るべきものを、今テレビで仕方なく公開しているという感覚だったので、いよいよ劇場で皆さんに観ていただける喜びもありますし、まだご覧になられていない方も、第1期総集編を観て、そのまま2期になだれ込んでいって、盛り上がっていただけたらなと思います」と続けた。
完全新作エピソードとなる「保科の休日」。見どころについて、保科役を演じる河西は「アニメ本編はどうしても、怪獣と隊員の血なまぐさい戦闘シーンだったり、シリアスな場面が多かったりもするんですが、保科含む(日本防衛隊の第三部隊の)隊員たちが過ごす日常を、『保科の休日』の中で感じていただけたら」と語りかける。また加藤は、「(古橋)伊春役の新(祐樹)さんの声もかわいかったです」と伝えた。
アニメ第2期の最新情報として、ティザーPVとその場面カット、鳴海のキャラクタービジュアルを公開。映像を待ち望んでいたという福西は、感動しながら「中でも鳴海さんの『実力を示してみせろ』というセリフ。カッコよすぎました、声も含めて最高でした」と絶賛する。
鳴海はアニメ第1期の最終回で初登場した際に、Xのトレンド入りも果たしたキャラクター。内山の目に鳴海はどう映っているのかと問われると、内山は「注目したのはギャップの部分。私生活がだらしなく自立できない人で、オタクカルチャーが大好きなところもあるんだけど、とっても強い。任務に入るとすごくキリっとしだす。その雰囲気の違いをどう出していくのかというのが重要なキャラクター」と語る。福西から見た鳴海というキャラクターについても聞かれると、福西はアニメ第1期の最終話のアフレコについて触れ、「パッと来てカッコよくスッと仕事を終えられて、そのまま帰られる姿がすごくスマートで、カッコよかったんですよ。全然だらしなくなかったです」と返答。内山は「この後から違ってくるので楽しみにしていてほしいです。いろんなパターンを録ったので。監督の熱量がすごくて、毎回いろいろ試していって。本当にカロリーが高い収録でした」と振り返った。
内山の発言を受けて、加藤は「監督がちょっと変なんですよ。ほかの作品ではあまりないような踏み込み方をする。そのこだわりが詰まった作品になってると思います」とコメント。第2期で楽しみにしてほしいポイントについて尋ねられると、河西は「鳴海弦が活躍するということで、保科も糸目から目が開眼するというギャップがあると思うんですけど、成海は前髪が下りてる状態から、髪をかき上げて目が出る。あれでいつも(髪が)固まるから、どうなってんだろうと毎回思うんですよね。なんなら手に絶対ワックスがついているだろうと。有識者の方求む」と言って笑いを誘う。そのほかステージでは、キャストによるゲームコーナー「鳴海っていったいどんな男!? 内山昂輝と以心伝心コーナー!」が繰り広げられた。
最後の挨拶で、内山は「ギャップも含めて、鳴海弦というキャラクターを表現しようと毎回悪戦苦闘しております。素晴らしい作品になると思いますので、ぜひよろしくお願いします」とアピール。河西は「第1期総集編、『保科の休日』が公開されるということで、第2期の放送はまだ先ですが、ぜひ劇場に足を運んで第1期を振り返っていただいて、その勢いのままぜひ第2期もご覧いただけたら」と笑顔を見せる。加藤は「僕はこれで帰るんですけれど、今日は内山さんにも会えたし、仕事した感がなくて、素敵な衣装も着られたし、楽しかったです」と発言。福西は昨年の「AnimeJapan」に思いを馳せながら、「今日登壇するまでの1年間、私はいろんな場面で皆さんからの『怪獣8号』愛を浴びるように受け取ってきました。なので、これからもお芝居で皆さんに返していけるように、たくさん研鑽を積んでいきたいと思います」と意欲を示した。
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「アニメ『怪獣8号』第1期総集編/同時上映『保科の休日』」
2025年3月28日(金)より3週間限定、32劇場で公開
スタッフ
原作:松本直也(集英社「少年ジャンプ+」連載)
監督:宮繁之、神谷友美
シリーズ構成、脚本(第1期):大河内一楼
「保科の休日」ストーリー原案:附田祐斗
「保科の休日」脚本:木戸雄一郎
キャラクターデザイン、総作画監督:西尾鉄也
怪獣デザイン:前田真宏
美術監督:木村真二
色彩設計:広瀬いづみ
3D監督:松本勝(第1期)、新垣隼(「保科の休日」)
撮影監督:荒井栄児
編集:肥田文
音響監督:郷文裕貴
音楽:坂東祐大
怪獣デザイン&ワークス:スタジオカラー
アニメーション制作:Production I.G
配給:TOHO NEXT
キャスト
日比野カフカ/怪獣8号:福西勝也
亜白ミナ:瀬戸麻沙美
市川レノ:加藤渉
四ノ宮キコル:ファイルーズあい
保科宗四郎:河西健吾
古橋伊春:新祐樹
出雲ハルイチ:河本啓佑
神楽木葵:武内駿輔
小此木このみ:千本木彩花
四ノ宮功:玄田哲章
怪獣10号:三宅健太
怪獣9号:吉野裕行
公開劇場
北海道 TOHOシネマズすすきの
宮城県 TOHOシネマズ仙台
栃木県 TOHOシネマズ宇都宮
東京都 TOHOシネマズ日比谷
東京都 TOHOシネマズ新宿
東京都 TOHOシネマズ池袋
東京都 TOHOシネマズ錦糸町
東京都 TOHOシネマズ立川立飛
東京都 TOHOシネマズ府中
神奈川県 TOHOシネマズららぽーと横浜
神奈川県 T・ジョイ横浜
神奈川県 TOHOシネマズ川崎
神奈川県 TOHOシネマズ海老名
千葉県 TOHOシネマズららぽーと船橋
千葉県 TOHOシネマズ流山おおたかの森
埼玉県 MOVIXさいたま
埼玉県 TOHOシネマズららぽーと富士見
新潟県 T・ジョイ新潟万代
静岡県 TOHOシネマズ浜松
愛知県 ミッドランドスクエアシネマ
愛知県 TOHOシネマズ赤池
石川県 イオンシネマ白山.
大阪府 TOHOシネマズ梅田
大阪府 TOHOシネマズなんば
大阪府 TOHOシネマズセブンパーク天美
京都府 TOHOシネマズ二条
兵庫県 TOHOシネマズ西宮OS
岡山県 TOHOシネマズ岡南
広島県 TOHOシネマズ緑井
福岡県 TOHOシネマズららぽーと福岡
熊本県 TOHOシネマズ光の森
沖縄県 ユナイテッド・シネマ PARCO CITY浦添
(c)防衛隊第3部隊 (c)松本直也/集英社