「Fate/strange Fake」小林ゆうのランサーへの思い (original) (raw)
アニメ「Fate/strange Fake」のステージイベントが、本日3月23日に「AnimeJapan 2025」内で開催。ステージにはアヤカ・サジョウ役の花澤香菜、セイバー役の小野友樹、アーチャー役の関智一、ランサー役の小林ゆう、フラット・エスカルドス役の松岡禎丞、シグマ役の梶原岳人が登壇した。
ステージが始まると、スクリーンにはキャラクターが映し出される。注目を浴びることに戸惑うアヤカの「セイバーだけ出てよ、こういうのは……」、ワクワクした様子のセイバーによる「これほど多くの喝采を浴びる舞台というのは、なかなか得難いものだぞ」などセリフが披露された後、キャスト陣が登壇した。告知されていたキャストが出揃ったものの、一脚の空席のイスに注目が集まる。早速新キャストとしてシグマ役の梶原が呼び込まれると、観客は大きな拍手で迎えた。
キャラクターへの印象を尋ねられた小野は、好青年という第一印象を述べつつ「天然なところと、悪気はない好奇心、そして本当に強い部分も併せ持った、いろんな魅力のあるキャラクター」と語る。さらにスマートフォン向けゲーム「Fate/Grand Order」に実装されたセイバーも演じたことに触れ、「違った一面を演じさせていただく機会もあったので、これからがますます楽しみ」と笑顔を見せた。これまで「Fate」シリーズでキングゥやエルキドゥを演じてきた小林は、ランサーを「本当に大切な方」と表現。そしてランサーとアーチャーの重要な関係性を思わせるように、ランサーを演じながら関に向かいアーチャーの真名を呼びかける。一方松岡はバーサーカー役の堀内賢雄と、マスターとサーヴァントとして共演することに対し「僕は(堀内)賢雄さんのマスターになれてよかった」と誇らしげな様子を見せた。
フランチェスカ・プレラーティに雇われ、スノーフィールドの聖杯戦争に参戦する傭兵・シグマ。梶原はシグマに壮絶な過去があることを説明し、「それを客観的に受け入れてしまっている感覚を持っていたり、興味を持つものがあまりなかったりするような人間」と話す。すかさず松岡が「すごい裏があるんだもんね?」とシグマについて言及すると、梶原は「ある意味裏はないんじゃないかな……」と少々うろたえてみせた。
ここでバレンタインに合わせて実施された企画「『気になるあの人』キャンペーン」の結果発表が行われた。このキャンペーンはTVスペシャルと、第1話の先行放送を終えた時点で参加者が気になっているキャラクターに投票するというもの。上位10位にはセイバー、ランサー、アーチャー、ハンザ・セルバンテス、フラット、フランチェスカ、アヤカ、アサシン、ロード・エルメロイII世、銀狼の合成獣が選ばれた。まだ未登場のシグマにも票が入っていたそうで、参加者からはシグマの活躍に期待を寄せる声が届けられた。
バラエティコーナーでは3チームに分かれ、仕切りが設けられた状況でジャンケンを行う企画を展開。お互いがグー、チョキ、パー何を出したのかわからない状況で情報交換をし、騙し合いながら最後に出す手を決めて勝負するという“Fake”にちなんだ企画だ。チーム分けは花澤と小野、関と小林、松岡と梶原となり、1回戦は引き分け。2回戦では最初に全チームがパーを出していたが、梶原はグーを出していると嘘をつく。深読みをしたのか関がパーからグーに変更したところ、ほかのチームはそのままパーを出し続け関と小林チームは敗北した。決勝戦は花澤と梶原が普通にジャンケンをすることに。花澤は「私、チョキを出す!」、梶原は「パーを出す!」と宣言し、そのまま花澤はチョキ、梶原はパーを出して花澤が勝利。梶原に対し花澤が「素直すぎるでしょ!」とツッコミ、笑いが起こる中企画は終了した。
最後に梶原は、これまで「Fate/Zero」「Fate/stay night」も楽しんでいたと明かし、「Fate」シリーズに関われることへの思いを「すごく感激、そしてうれしく思っております」と笑顔で語る。花澤は「私自身、アヤカちゃんとどういう冒険ができるのか、とっても楽しみにしております」と話し出す。そして「本当にこれだけは言える。マジで面白いから!」とファンの期待を煽り、ステージを締め括った。
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TVアニメ「Fate/strange Fake」
2025年放送
スタッフ
原作:成田良悟・TYPE-MOON「Fate/Strange Fake」(電撃文庫)
キャラクター原案:森井しづき
監督:榎戸駿、坂詰嵩仁
シリーズ構成:大東大介
キャラクターデザイン・総作画監督:山田有慶
サブキャラクターデザイン:滝山真哲、相音光、浜友里恵、おかざきおか
プロップデザイン:田中一真
モンスターデザイン:楫野裕翔、和田慎平
イメージボード:有原慧悟
宝具演出デザイン:伍柏諭
美術監督:清木亜夕(草薙)
美術ボード:小倉一男(草薙)
美術設定:成田偉保(草薙)、板橋紗綾香(グラフィニカ)、杉本あゆみ(千住工房)、新妻雅行(千住工房)
色彩設計:茂木孝浩
CG監督:宮風 慎一(グラフィニカ)
2D Works:松田陵平
撮影監督:宮脇洋平
編集:近藤勇二(REAL-T)
音響監督:土屋雅紀
音響効果:小山恭正
音響制作:INSPION エッジ
音楽:澤野弘之
制作:A-1 Pictures
キャスト
アヤカ・サジョウ:花澤香菜
セイバー:小野友樹
ティーネ・チェルク:諸星すみれ
アーチャー:関智一
ランサー:小林ゆう
繰丘椿:古賀葵
オーランド・リーヴ:羽多野渉
キャスター:森久保祥太郎
フラット・エスカルドス:松岡禎丞
バーサーカー:堀内賢雄
ジェスター・カルトゥーレ:橘龍丸
アサシン:Lynn
フランチェスカ・プレラーティ:内田真礼
ファルデウス・ディオランド:榎木淳弥
シグマ:梶原岳人
ハンザ・セルバンテス:小西克幸
ロード・エルメロイII世:浪川大輔
ランガル:咲野俊介
(c)成田良悟・TYPE-MOON/KADOKAWA/FSFPC