花とゆめ創刊50周年特集 | 石田亜佑美、火将ロシエル、Cocomi、獅子堂あかり(にじさんじ)、鈴木拡樹、Daoko、田辺智加(ぼる塾)、夏色まつり(ホロライブ)、花澤香菜、吉田尚記の「花ゆめこの一冊」は? - コミックナタリー 特集・インタビュー (original) (raw)

1974年に誕生した白泉社の少女マンガ誌・花とゆめ。コミックナタリーでは同誌の50周年を記念して、連載企画を展開中だ。最終回となる今回は、花とゆめが好きな著名人によるお祝いコメント企画。花とゆめの作品が好き、花とゆめを愛読している、花とゆめ作品に縁があるなどの著名人10人に、お祝いの言葉に加え、「私と花ゆめこの一冊」のお題に沿って花とゆめの中で一番好きな作品を挙げてもらった。作品にまつわる思い出エピソードをお見逃しなく。

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花とゆめには思い出いっぱい!「私と花ゆめこの一冊」は?(寄稿者五十音順)

石田亜佑美(モーニング娘。'24)

石田亜佑美(モーニング娘。’24)

花とゆめ創刊50周年に向けたお祝いの言葉

花とゆめ、創刊50周年おめでとうございます!

半世紀にわたり、数々の作品を通し夢を届け、愛され続ける花とゆめ。土俵は違いますが、四半世紀を超えたモーニング娘。も目指すべき存在に感じます。
この度は創刊50周年、本当におめでとうございます!

「私と花ゆめこの一冊」は?

「フルーツバスケット」1巻

「フルーツバスケット」1巻

友人におすすめしてもらい読んだ「フルーツバスケット」との出会いは、私の人生を華やかにしてくれました。好きをきっかけに、番組出演や、「フルーツバスケット―prelude―」の舞台挨拶に、制作の方々に並び登壇させていただいたりもしました。光栄で、華やかすぎる人生をありがとうございます。
ねことかねずみとか、か~わいい~♡という真っ直ぐな第一印象から、掘れば掘るほど深く重く、愛や悲しみや優しさが絡まりすぎている……と気づいてしまったときの衝撃たちは忘れられません。透を、大切だ、好きだと涙する夾くんの、その意味の複雑さに何度も泣かされました。倖せであれ……。
傷を負うことがありながらも、個性豊かに強く前に進むみんなから、生きるヒントをもらっていて、読むとポッと心が温かくなり明日も頑張ろうと思える「フルバ」は、まるで心のお守りです。

火将ロシエル

火将ロシエル

花とゆめ創刊50周年に向けたお祝いの言葉

花とゆめ創刊50周年おめでとうございます!
子供の頃からの愛読書。大人になった今でも読み応えは変わらず、
老若男女問わず楽しめる花とゆめ。
大好きな作品にも沢山出会うことができ、
花ゆめコミックスも必ず購入していました。まさに“私の青春!”
これからも素敵な作品に出会えることが楽しみで仕方がありません。
ずっと応援しています!

「私と花ゆめこの一冊」は?

「天使禁猟区」1巻

「天使禁猟区」1巻

学園ものの恋愛漫画!と思いきや……
圧倒的な美しい作画で神話を軸に繰り広げられる壮大な物語。
グロテスクで残酷な描写も多いですが、魅力的なキャラ達によりグロささえも美しいと感じるほど……“待って、これって少女漫画だよね……?”と思ったほどの
ダークファンタジーな内容に衝撃と感動。天使の名前もこの作品で覚えました。
そして、趣向嗜好を歪ませられた女性も多いはず……
私もそのうちの1人です。(ニッコリ)
幾つになっても、いつ読んでも、楽しめる作品。それが「天使禁猟区」。
私の名前の由来にもなっています。今後も変わることなく一生大好きな作品です。

Cocomi ©Akinori Ito

Cocomi ©Akinori Ito

花とゆめ創刊50周年に向けたお祝いの言葉

私の青春を彩ってくれた、花とゆめ。50周年おめでとうございます!恋の甘酸っぱさや、切なさ、そして感動をありがとうございます。これからも、愛読します。

「私と花ゆめこの一冊」は?

私の大好きな恋愛ものはほぼ全て花ゆめの作品だと言っても過言ではないくらい、数え切れないくらい私にとって大切な作品があります。花とゆめだけでなくLaLa作品も含めていくつかピックアップしますと、「暁のヨナ」、「フラレガール」、「それでも世界は美しい」、「桜蘭高校ホスト部」、「神様はじめました」、「赤髪の白雪姫」、、、と、挙げるとキリがなくなってしまいますね。。。特に「神様はじめました」は、私が初めて読んだ恋愛漫画でした。この作品がきっかけで、漫画やアニメにハマり、オタクになったと思います(笑)。「それでも世界は美しい」のニケのアメフラシの歌にハマり、聴いたのが何年も前なのにもかかわらず、いまだに歌詞を覚えているくらいニケを真似して歌っていました。「赤髪の白雪姫」は作画はもちろん、サウンドトラックが漫画を読んでいた時に脳内に流れていた想像と同じようで、美しくて、「白雪・その静謐たる姿」はフルートがメロディーを奏でているというのもあり、お気に入りで私の目覚まし時計の音になっています。語りだすと本当にキリがなくなってしまい、とてもご依頼された文字数では収まりきらないです!いつも感動と甘酸っぱさとキュンキュンをありがとうございます!

獅子堂あかり(にじさんじ)

獅子堂あかり(にじさんじ) ©ANYCOLOR, Inc.

獅子堂あかり(にじさんじ) ©ANYCOLOR, Inc.

花とゆめ創刊50周年に向けたお祝いの言葉

花とゆめ50周年おめでとうございます!
大好きな花とゆめをこういう形でお祝いさせて頂けることが幸せです。
私は少女漫画が大好きで、いつも自分が頑張ったご褒美には少女漫画を買います。
暁のヨナ、なまいきざかり。、桜蘭高校ホスト部……他にも大好きな漫画が詰まってて、
頑張りたい時しんどい時どんな時でも元気をくれる存在です。
これからもたくさん愛される花とゆめの漫画を楽しみにしています!

「私と花ゆめこの一冊」は?

「暁のヨナ」1巻

「暁のヨナ」1巻

私は特に「暁のヨナ」が大好きです。
ハクの強く揺るがないところ、ユンくんの心が真っすぐなところ、
ヨナの成長や強くなってく姿を通して、勇気と私も頑張りたいという気持ちを貰えるところが大好きです。
他にもいろんな作品に元気や幸せやニヤニヤをもらってます。
ずっとずっと応援しています!改めましておめでとうございます!

鈴木拡樹

鈴木拡樹

花とゆめ創刊50周年に向けたお祝いの言葉

親から子、そして孫へ世代ごとに愛され、50周年!
情報社会が急速に変化した事で、エンターテインメント業界も作品に求められる新鮮さ、流行の提示、知識欲の供給などハードルが一層高くなったように感じます。
その中で継続してニーズに応える事、ゆめを見せ続けてくれるという事は計り知れない努力の結果積み上げられた実績だと感じています。
花とゆめに携わってきた皆様、50周年、誠に、おめでとうございます。
これからも沢山ゆめを届けてください。

「私と花ゆめこの一冊」は?

「ここはグリーン・ウッド」1巻

「ここはグリーン・ウッド」1巻

2008年にドラマ版の如月瞬役として出演しました、「ここはグリーン・ウッド」を挙げさせていただきます。
長く綺麗な髪が自慢なので、撮影中はメイクさんと共に毎日ケアに必死でした。
作中いろんな学校行事のシーンもあり、本当に学生生活を過ごしているような日々でした。
今でも私立緑都学園は僕の母校です。
まだコミックを読んだ事がない方も再度おすすめします。
青春がギュウギュウに詰まった名作です。