世界の黒澤が愛した映画を連続上映 (original) (raw)
「カリガリ博士」から「ゴッドファーザー」まで、世界の黒澤セレクション
2015年3月25日 16:27 3
世界的巨匠、黒澤明が選んだ映画を上映する「黒澤明が愛した10本の映画」が4月5日から11日まで、東京・新文芸坐にて開催される。
イベントでは、黒澤監督の娘で、衣装デザイナーとして多くの映画に関わる黒澤和子の書籍「黒澤明が選んだ100本の映画」にちなんだ作品を上映。黒澤監督が残した好きな映画100本のリストをもとにした本で、日々の暮らしの中で話した作品の感想など、家族だから知っている情報が付け加えられたものだ。
アカデミー賞をはじめ多くの受賞歴を持つデヴィッド・リーン監督の「アラビアのロレンス」、黒澤監督とはプライベートでも交流があったというフランシス・フォード・コッポラ監督の代表作「ゴッドファーザー」など多彩な作品がラインナップされた同イベント。またドイツ表現主義映画の代表作でロベルト・ヴィーネが監督を務めた「カリガリ博士」、エドガー・アラン・ポーの小説を原作にしたジャン・エプシュタイン監督のスリラー「アッシャー家の末裔」といった無声映画もプログラムに組み込まれており、弁士や生演奏付きで上映される。
なお、4月11日12:40回の「会議は踊る」上映後には黒澤和子のトークショーが行われる。詳細は公式サイトをチェックしてほしい。
黒澤明が愛した10本の映画
2015年4月5日(日)~11日(土)東京 新文芸坐
<上映作品>
4月5日(日)「イワン雷帝」
4月6日(月)「アラビアのロレンス」
4月7日(火)「ゴッドファーザー」
4月8日(水)「ゴッドファーザー PART II」
4月9日(木)「ベン・ハー」
4月10日(金)「地下室のメロディー」「道」
4月11日(土)「会議は踊る」「カリガリ博士」「アッシャー家の末裔」
料金:一般1300円 / 学生1200円 / 友の会、シニア1050円 / 最終上映回・一般850円 /最終上映回・友の会、シニア800円
リンク
- 「新文芸坐」公式サイト
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
1
3